東邦銀行が発行する「東邦Alwaysデビットカード<JCB>」を徹底解析!JCBデビットカード
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最終更新日:2016年06月24日
JCBデビットカード
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目次
東邦Always デビットカード<JCB>の特徴
東邦Alwaysデビットカード<JCB>は、東邦銀行と株式会社ジェーシービーが提携して、2016年6月から発行を開始した、JCBブランドのブランドデビットカードです。
千葉銀行、大垣共立銀行、北洋銀行、楽天銀行に続き5行目のJCBデビットを発行する金融機関となります。東北では初のデビットカード発行銀行です。
東邦Alwaysデビットカード<JCB>は、東邦銀行の普通預金口座(総合口座含む)を保有していれば、入会審査もなく、15歳以上の高校生から申し込むことができます。
また、カード券面も4種類用意されており、自分の好みに合わせて選択することができます。
カードの特徴としては、毎月の利用合計金額1,000円につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まるほか、年間利用金額に応じてポイントが最大で50%UPする「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」も利用することができます。
また、コンビニATM利用手数料が月3回まで無料になる特典や、国内や海外での旅行中に起きた事故や病気、ケガなどを補償してくれる「旅行傷害保険」が標準で付帯しているなど、ポイント以外のサービスも充実しているカードとなっております。
なお、こちらはスタンダードタイプのカードになりますが、他にもゴールドカードが用意されています。
東邦Always デビットカード<JCB>の基本詳細
カード名称 | 東邦Always デビットカード<JCB> |
銀行名 | 東邦銀行 |
年会費 | 1,250円(税抜) ※初年度無料 ※年間10万円以上の利用があれば翌年度も年会費無料 ※対象携帯電話・PHSをデビット決済している方 ※満22歳以下の方は年会費無料 |
入会資格 | 入会申込時の年齢が満15歳以上(中学生除く)で東邦銀行の普通預金口座(総合口座含む)をお持ちの個人の方 ※自宅またはお勤め先・通学先の所在地が東邦銀行本支店の営業地域内にある方。 ※保証会社((株)ジェーシービー)の保証を受けられる方。 |
申込方法 | 東邦銀行本支店の窓口、または東邦銀行のホームページ |
入会審査 | なし |
家族カード | 400円(税抜) ※初年度無料 |
ETCカード | なし |
支払い回数 | 1回払い |
支払い方法 | カード利用と同時に口座から引き落とし ※一部店舗では店舗側の都合で後払いになる場合あり |
利用限度額 | 普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)200万円まで 初期設定は50万円(いつでも変更可能) |
利用できる場所 | 国内・海外のJCBマークがある加盟店 国内・海外のネットショッピング ※ガソリンスタンドや電気料金等月次課金サービス、高速道路料金、機内販売など、一部利用できない加盟店があります。 JCB・Cirrusマークがある海外ATM |
カード利用時の確認方法 | 東邦Always デビットカード<JCB>を利用の都度、登録しているメールアドレス宛てに利用案内メールが届きます。また、WEB明細(MyJCB)でも確認することができます。 |
海外ATM利用手数料 | 100円(税抜) ※海外ATM設置機関による手数料が別途必要になる場合があります。 |
為替レート | 4.60% ※JCBが定める為替レートに上乗せ |
東邦Always デビットカード<JCB>のおすすめポイント
条件クリアで翌年も年会費無料!
東邦Always デビットカード<JCB>の年会費は、初年度は無料となっていますが、2年目以降は1,250円(税抜)がかかってきます。
ですが、以下のいずれかの条件を満たすことで、2年目以降の年会費も無料にすることができます。
前年1年間の利用額が10万円以上の方
東邦Always デビットカード<JCB>の年間ショッピング利用額の合計が10万円以上の方は、翌年の年会費も無料になります。
年間10万円以上となると、1日 ”280円”、1ヶ月 ”8,340円” の利用でクリアとなります。ハードルはそれほど高くないですね。
基本的にVisaデビットは、現金の代わりとして利用することが多いと思いますので、がんばって10万円以上使うというよりも、「知らないうちに10万円以上使っていた」ということの方が多そうですね。
携帯電話・PHS利用料金のデビットカード決済
「NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル」のいずれかを東邦Always デビットカード<JCB>で支払いをすれば、翌年の年会費も無料になります。
本会員の年齢が満22歳以下の方
会社勤務の方にとっては「年間10万円以上の利用」というのは、それほど苦にはならないかもしれませんが、高校生や学生の方にとっては、なかなかハードルの高い条件となってしまいます。
ですが、東邦Always デビットカード<JCB>は、「本会員の年齢が満22歳以下の方は、翌年の年会費が無料になる」という条件もありますので、満22歳以下の方は、利用金額を気にすることなく無料で使い続けることができます。
収入の少ない時には、嬉しいサービスと言えますね。
Oki Dokiポイントが貯まる!
東邦Always デビットカード<JCB>を利用すれば、毎月の利用合計金額1,000円につき1ポイント(5円相当)の「Oki Dokiポイント」を貯めることができます。
ただし、年会費、電子マネーチャージ利用分など、一部の利用分は原則としてポイント付与の対象外となります。
貯まったポイントは、nanacoポイントや楽天Edyなどへ移行できるほか、Amazon.co.jpでの買い物やキャッシュバックしたりすることもできます。
また、JCBギフトカードや生活グッズなどの様々な商品との交換も可能となっております。
交換商品一例
交換商品 | 交換レート |
nanacoポイント | Oki Dokiポイントポイント=nanacoポイント5ポイント(還元率0.5%) |
Amazon.co.jp | Oki Dokiポイント1ポイント=3.5円分(還元率0.35%) |
楽天Edy | Oki Dokiポイント1ポイント=3円分(還元率0.3%) |
キャッシュバック | Oki Dokiポイント1ポイント=3円分(還元率0.3%) ※1ポイント以上1ポイント単位 |
JCBギフトカード | Oki Dokiポイント1,050ポイント=5,000円分 |
その他の商品はこちら
東邦Always デビットカード<JCB>の基本還元率は0.5%となっていますが、交換商品によっては還元率が下がることもありますので、交換する際には注意してください。
※ポイントの有効期限は獲得月から2年間(24ヶ月)応当月の15日まで。有効期限が過ぎたポイントから1ヶ月単位で失効となります。
例:2014年10月に獲得したポイントは、2年後の2016年10月15日まで有効です。
また、各種キャンペーンなどで獲得したボーナスポイントの有効期限も、獲得月より2年間となります。
初年度はコンビニATM利用手数料が月3回まで無料!2年目以降も条件クリアで継続
東邦Always デビットカード<JCB>には、初年度特典として先程紹介した年会費無料に加え、コンビニATM※利用手数料が ”月3回まで” 無料になるサービスも付帯しています。
さらに、年会費同様
- 年間ショッピング利用額の合計が10万円以上の方
- 携帯電話・PHS利用料金のデビットカード決済
- 本会員の年齢が満22歳以下の方
のいずれかの条件をクリアすることで、2年目以降も ”継続” して、コンビニATM利用手数料を ”月3回まで” 無料で利用することができます。
銀行ならでは特典ですね。
※コンビニATM:セブン銀行ATM・イーネットATM・ローソンATM
「JCB STAR MEMBERS」でポイントアップ!
JCBとの提携カードである東邦Always デビットカード<JCB>なら、年間利用金額が一定金額に達すると、翌年のOki Dokiポイントの付与率やキャンペーン当選確率がアップするJCBサービス「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」を利用することができます。詳細は以下のとおりです。
ランク | 年間利用金額 | メンバー特典(翌年) | |
ポイントアップ | キャンペーン 抽選口数アップ |
||
スターα(アルファ)PLUS | 100万円以上 | ポイント50%アップ | 4倍 |
スターβ(ベータ)PLUS | 50万円以上 | ポイント20%アップ | 2倍 |
スターe(イー)PLUS | 30万円以上 | ポイント10%アップ |
※利用加盟店からの売上伝票または売上データが、集計期間終了後にJCB に到着した場合は、利用日が集計期間内であっても、翌年分の集計となります。
※年会費、電子マネーチャージ利用分など、一部の利用分はポイントの付与、および集計の対象外となります。
※本会員の方・家族会員の方の利用分を合計して集計します。
※家族会員の方は、本会員の方と同じメンバーランクになります。
各ランクを狙う場合のノルマは以下になります。
ランク | 利用金額 | ||
1日あたり | 1ヶ月あたり | 年間 | |
スターα(アルファ)PLUS | 2,740円 | 83,340円 | 100万円以上 |
スターβ(ベータ)PLUS | 1,370円 | 41,670円 | 50万円以上 |
スターe(イー)PLUS | 822円 | 25,000円 | 30万円以上 |
「スターα(アルファ)PLUS」を狙うとなると、月におよそ83,340円の利用が必要になります。
家族会員の方と協力すれば、狙えないこともないですが、本会員の方だけでは少々ハードルは高いと言えますね。
「スターβ(ベータ)PLUS」や「スターe(イー)PLUS」であれば、ショッピングを東邦Always デビットカード<JCB>に集約することで、達成できそうな範囲にはあるので、狙えるなら狙っていきたいですね。
選べる4種類のカード!
東邦Always デビットカード<JCB>は、東邦銀行のイメージキャラクター「パンダうさぎ」をあしらったタイプ2種と、通常タイプ2種の計4種類の券面デザインからお好きなカードを選択することができます。※下記参照
家族カードの発行が可能!
東邦Always デビットカード<JCB>は、デビットカードの中では非常にめずらしい「家族カード」の発行が可能となっています。
年会費については、初年度は無料となっていますが、2年目以降は400円(税抜)がかかります。
安心の旅行傷害保険サービスが付帯している!
東邦Alwaysデビットカード<JCB>には、旅行中に起きた事故や病気、ケガなどを最高 3,000万円まで補償してくれる旅行傷害保険が標準で付帯していますので、もしもの時にも安心です。
※以下補償内容
補償内容 | 国内 | 海外 |
利用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高 3,000万円 | 最高 3,000万円 |
傷害治療費用 | - | 100万円 限度 |
疾病治療費用 | - | 100万円 限度 |
賠償責任 | - | 2,000万円 限度 |
携行品損害 | - | 保険期間中100万円 限度 ※1旅行(年間20万円限度) ※自己負担額 3,000円(1事故につき) |
救護者費用 | - | 100万円 限度 |
保険を適用するためには、事前に海外/国内旅行費用などを東邦Alwaysデビットカード<JCB>で支払うなど、所定の条件を満たす必要はありますが、旅行傷害保険が付帯しているカードは、JCBデビットやVisaデビットを含めても非常に貴重ですので、このサービスだけでも選ぶ価値は十分あるかと思います。
海外で利用する場合
海外ショッピング
東邦Alwaysデビットカード<JCB>は、JCBのマークがある加盟店で普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)200万円まで利用することができます。
初期設定では50万円に設定されていますが、いつでも変更可能となります。
海外ATM(現地通貨引出し)
JCBまたはCirrus(シーラス)マークのあるATMで普通預金残高の範囲内かつ1日10万円まで利用できます。
利用する際には手数料として1回あたり100円(税抜)がかかります。また、海外ATM設置機関による手数料が別途必要になる場合もあります。
為替レート
海外での利用代金(海外ショッピング、海外ATM・CDでの現地通貨お引出し)は、JCBが定める為替レートに海外事務手数料(4.60%)を上乗せしたレートでの円貨換算となります。
一般カードとゴールドカードの選び方
東邦Alwaysデビットカード<JCB>には、一般カードとゴールドカードの2つのJCBデビットカードが用意されていますが、どちらのカードを選択すれば良いのでしょうか?
両者の違いは以下のとおりです。
一般カード | ゴールドカード | ||
年会費 | 本人会員 | 1,250円(税抜) ※初年度無料 ※2年目以降も条件クリア無料 | 10,000円(税抜) |
家族会員 | 400円(税抜) ※初年度無料 ※2年目以降も条件クリア無料 | 1人目無料、2人目からは1,000円(税抜) | |
旅行傷害保険 | 国内 | ◯ ※利用付帯 | ◯ ※自動付帯 |
海外 | ◯(最高3,000万円) ※利用付帯 | ◯(最高1億円) ※自動付帯 | |
ポイント有効期限 | 2年間(24ヶ月) | 3年間(36ヶ月) | |
JCB STAR MEMBERS (メンバーランク) | スターα(アルファ)PLUS まで | ロイヤルα(アルファ)PLUS まで | |
コンビニATM利用手数料無料サービス(月3回まで) | 初年度は無料 2年目以降は条件クリアで無料 | 2年目以降も条件なしで無料 |
2つの違いを見る限り、もしもの時のために旅行保険を充実させておきたいという方は「ゴールドカード」、旅行保険を重要視していないという方は「一般カード」といった感じですね。
ゴールドカードになると、JCB STAR MEMBERSのメンバーランクに「ロイヤルα(アルファ)PLUS」が追加され、ポイントアップが最高で60%アップとなります。が、そのハードルは非常に高いので、比較する上ではあまり気にする必要はないかと思います。
あとは、コンビニATM利用手数料が無料になるサービスをどう捉えるかで変わってくるのではないでしょうか。
もちろん、「サービスうんぬんよりもゴールカードを持ちたい」という方もいらっしゃるかと思いますが、これらサービスを利用するために、10,000円(税抜)を支払えるのかどうかが、選ぶ際のポイントになるかと思います。