PayPalの使い方よりもデビットカードで登録できるか知りたい!クレジットカードを持っていない人は諦めるしかない?
公開日:
:
最終更新日:2023年09月28日
PayPal
※当サイトはアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています
- 海外のネットショップで商品を購入したいと思っても、聞いたこともないお店にカード情報を入力するのはなんだか怖い。
- 商品がちゃんと届かなかったらどうしよう。あるいは違う商品が届いたらどうしよう。
海外のサイトに対して、多くの方が持っているイメージですね。
こんな不安を解消してくれるのが、世界で2億人以上、1500万店舗以上で利用されている決済サービス「PayPal(ペイパル)」です。
PayPalなら、
- カード情報はPayPalが保護してくれるのでお店に伝わることがない。
- 商品が届かない、あるいは違う商品が届いた場合でもPayPalが補償してくれる。※条件あり
といった利用者が持つ不安をしっかりサーポートしてくれるので、安心して海外サイトを利用することができます。
日本ではまだあまり普及はしていませんが、海外では超メジャーな決済サービスの一つですね。
ただ、PayPalを利用するためには、クレジットカードの登録が必要になるので、クレジットカードの審査になかなか通らない、あるいは持ちたくないという方にとっては、少々ハードルがあがってしまいます。
そんな時に便利なのが、デビットカードです。
デビットカードなら面倒な入会審査もなく、銀行口座さえ持っていれば誰でも簡単に持つことができます。
もし、クレジットカードではなくデビットカードでもPayPalに登録できるのであれば、これほど便利なことはないですね。
そこで今回は、「デビットカードを使ってもPayPalに登録することはできるのか?」ということについて紹介したいと思います。
目次
「PayPal」はデビットカードでも登録できるのか?
「PayPal」での登録はクレジットカードを利用するのが基本となっていますが、「海外のサイトにクレジットカード情報は登録したくない」という方も当然いることでしょう。
そんなときにデビットカードを使って、「PayPal」に登録することはできるのでしょうか?
答えは、問題なく登録することができます。
ただし、VISAやJCBといった国際ブランドを持つデビットカードに限るので、日本独自の決済システムである「J-Debit」では登録することはできません。
PayPay銀行の「Visaデビットカード」では一部利用できないケースもある
基本的に国内で発行されるデビットカードなら、どれでも「PayPal」に登録して利用することができますが、PayPay銀行が発行している「Visaデビットカード」にかんしては、一部の決済で利用できないケースがあるようです。
実際にPayPay銀行の公式サイトにも以下の文面が記載されています。
Q.PayPal(ペイパル)でVisaデビットカードが利用できません。
A.PayPal(ペイパル)の一部の決済で、ご利用いただけないケースがあるようです。
その場合は、他の決済手段(クレジットカード等)をご利用くださいますようお願いいたします。
公式サイトでは原因について書かれていませんが、これはPayPay銀行のデビットカードが「ワンタイムデビット」であることが原因みたいです。
ワンタイムデビットは、1回限りのカード番号を発行してくれる非常にセキュリティ制の高いサービスではありますが、デビットカードやクレジットカードと若干性質が異なるため、PayPalでの利用において弾かれてしまうようですね。
万が一、お手持ちのデビットカードを登録しようとして弾かれた場合は、あきらめて他のデビットカードを作るようにしましょう。
なお、デビットカードの作り方やおすすめのカードについては、下記で解説していますのでカード選びの参考してみてください。
PayPalへのアカウント登録方法
海外サイトへの登録だから難しいのかなと思っている方も多いですが、非常に簡単です。
どこにでもある会員サイトへの登録方法となんら違いはありませんのでその点については安心してください。
ただ、2つほど注意点があるのでそこだけ紹介しておきたいと思います。
まず、PayPalに登録するための大まかな流れとしては
- 公式サイトから「今すぐ新規登録(無料)」をクリックする。
- 「パーソナルアカウント」にチェックを入れる
- 日本を選択し、メールアドレスとパスワードを入力する
- 名前や住所、カード番号などの個人情報を入力する
となります。
先程も言いましたが日本で会員登録する手順となんら違いはありませんので非常に簡単な作業です。
アカウント登録をする際の注意点について
注意する点としては次の2つ。
- 名前と住所は英語表記にする
- 口座に200円以上入金しておく
名前と住所は英語表記にする
日本のサイトと大きく違うのが、名前と住所を英語表記することです。
これは、海外のネットショップで商品を購入した際、日本語表記のままだと文字化けしてちゃんと表示されない場合があるためです。
なので、海外のサイトで買い物する予定がある方は、必ず英語表示で登録しておくようにしましょう。
なんだか難しそうだなと思うかもしれませんが、ローマ字で入力するだけなので意外と簡単です。
田中 二郎さんなら
名:Jiro
と入力し、
大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目18-6 通天ハイツ205にお住まいなら
市区町村:Ebisuhigashi,Naniwa-ku,Osaka-shi
住所1:1-18-6,Tsuutenhaitsu205
と入力するだけです。何も難しいことはありません。
どうしても心配だ!という方は「こちら」の変換サービスを利用してみてください。
郵便番号を入力して変換ボタンを押すだけで、英語表示に変換してくれる便利なサービスになっています。
なお、英語表記の住所登録は、アカウントを登録した後から変更することもできます。
変更手順としては、
- ログイン後、画面右上の歯車のアイコンをクリックする
- 「アカウントオプション」欄の「言語」をクリックし ”English” を選択する。(選択後をF5を押して画面を更新する)
- 「Address」欄の「+」をクリックし新しい住所を登録する
- ローマ字で住所を入力し、「Add Address」をクリックする
- 「Address」欄に英語表記の住所が登録されていれば完了
となります。
詳しいやり方については、公式サイトで画像付きで解説されていますので、そちらを参考にしてみてください。
また、登録住所は一つだけでなく、複数登録することもできます。
やり方は先程の手順同様、ログイン後に歯車のアイコンをクリックし、「Address」欄の「+」をクリックして新しい住所を登録するだけです。
Amazonや楽天市場でもお馴染みの機能ですが、両親や友人、会社など自宅以外に品物を送る機会が多い方にとっては非常に便利な機能ですね。
私も会社に届けてもらうことが多いので、自宅と勤務先の2つの住所を登録しています。
口座に200円以上入金しておく
PayPalでアカウントを作る際には、登録した口座番号が本当に正しいものかどうかを確認するための認証作業として、およそ200円が自動的に口座から引き落としされます。
これは、PayPalだからというわけではなく、Web上で銀行口座を登録するサービスではよくある認証作業になります。
利用者が引き落としされた金額を確認し、専用フォームに入力し送信することで、登録した口座は本人のものであるかつ現在も利用可能であるという判断がなされます。
当然、残高不足であった場合には、この認証が取れないのでアカウントを作成することはできません。
200円が用意できないという方はおそらくいないでしょうが、残高があると思っていたのになかったという思い違いは誰にでもあります。
不安な方は事前に残高確認をしておきましょう。
引き落としされた200円はどうなるの?
気になる方も多いと思いますが、これは安心してください。
認証が無事終われば、全額戻ってきます。正確には、引き落としされた金額が口座に振り込まれます。
まとめ
今回は、海外では超メジャーな決済サービス「PayPal」にデビットカードで登録することはできるのか?ということについて紹介してきました。
結果は、
ただし、ゆうちょ銀行などが発行している「J-debit」は、決算システムが違うため登録することはできない。
ということでした。
これで、クレジットカードがなかなか持てない、あるいはクレジットカードは持ちたくないという方でも、安心して「PayPal」を利用することができますね。
非常に便利なサービスなので、海外サイトで買い物する際にはぜひ利用してみてください。
以上、「PayPalの使い方よりもデビットカードで登録できるか知りたい!クレジットカードを持っていない人は諦めるしかない?」についての紹介でした。