西日本シティ銀行が発行するNCBデビット-Visaのメリット・デメリットを徹底解析!JCBとの2大ブランドに対応

公開日: : 最終更新日:2023年09月28日 Visaデビットカード

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西日本シティ銀行が発行するNCBデビット-Visaのメリット・デメリットを徹底解析!JCBとの2大ブランドに対応
おすすめポイント
  • 毎月の利用金額の0.25%が自動でキャッシュバック
  • 初年度年会費無料、2年目以降も条件クリアで年会費無料
  • ショッピング保険が付帯
  • 「NCBポイントサービス」で10ポイントが加算される
  • 第三者不正使用保険が付帯
  • JCBとの2大ブランドに対応

NCBデビット-Visaの特徴

NCBデビット-Visaは、西日本シティ銀行と九州カード株式会社が共同して、2016年12月より発行を開始した、JCBブランドに続く2枚目となるデビットカード。

銀行がカード会社と共同でデビットカードを発行するのは ”国内初” 。そして、「Visa」と「JCB 」の2大ブランドに対応しているのも、 地銀では初の取組となります。

JCBブランドについては↓こちら

※当サイトはアフィリエイト・アドセンス広告を利用していますNCBデビット-JCBの特徴NCBデビット-JCBは、西日本シティ銀行と九州カード株式会社が共同して、2016年10月3日(月)より発行を開始した単体型のJCBデビットカー...

 
カードの特徴としては、毎月の利用金額に0.25%を乗じた金額が毎月口座にキャッシュバックされるほか、毎年の年会費が無料になる優遇特典が用意されています。

また、海外で買い物した際に最高100万円まで損害を補償してくれる「お買物安心保険」や、偽造・盗難カードなどが第三者によって不正利用された場合に安心の「不正利用補償」が標準で付帯されています。

NCBデビット-Visaの基本詳細

カード名称NCBデビット-Visa
銀行名西日本シティ銀行
年会費1,000円(税抜) 初年度無料
年間10万円以上の利用があれば翌年度も年会費無料
満18歳以下の方
入会資格西日本シティ銀行の普通預金口座(総合口座含む)を保有する満15歳以上(中学生は除く)の個人の方
ご自宅またはお勤め先・通学先の所在地が西日本シティ銀行本支店の営業地域内にある方
申込方法西日本シティ銀行のWebサイト、または西日本シティ銀行本支店の窓口
入会審査なし
家族カードなし
ETCカードなし
有効期限5年間
支払い回数1回払い
支払い方法支払い方法 カード利用と同時に口座から引き落とし
一部加盟店・サービス側の売上処理の都合などにより、即時で引き落としされない場合があります
利用限度額普通預金残高、かつVisaデビット利用限度額の範囲内
【国内外ショッピング】
「1回:200万円(50万円) / 1日:200万円(50万円) / 1ヵ月:500万円(100万円)」
かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能
【海外での現地通貨引出】
「1回:30万円(10万円) / 1日:30万円(10万円) / 1ヵ月:300万円(10万円)」
かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能
利用できる場所国内・海外のVisaマークがある加盟店
国内・海外のネットショッピング
ガソリンスタンド、電気料金等月次課金サービス、高速道路料金、機内販売など、一部利用できない加盟店があります。

VISA・PLUSマークがある海外ATM・CD
カード利用時の確認方法NCBデビット-Visaを利用の都度、会員用Webサービスに登録しているメールアドレス宛てに利用通知メールが届きます。
海外ATM利用手数料1回あたり100円(税抜)
海外ATM設置機関による手数料が別途必要になる場合があります。
為替レート3.00% VISAが定める為替レートに上乗せ

 

満18歳以下または前年10万円以上の利用で翌年も年会費無料!

カードを作るうえで、年会費というのは非常に気になる部分だと思いますが、NCBデビット-Visaの年会費は、初年度は無料ですが、2年目以降は毎年1,000円(税抜)が必要となります。

月に換算すると「90円」なので、それほど高いというわけではありませんが、無料であることにこしたことはないですよね。

うれしいことに、NCBデビット-Visaには、条件をクリアすることで年会費が無料になる優遇特典が付いています。

その条件は次の2つ。

  1. NCBデビット-Visaの年間ショッピング利用累計額が10万円以上の方
  2. 満18歳以下の方

1.NCBデビット-Visaの年間ショッピング利用累計額が10万円以上の方

NCBデビット-Visaの年間ショッピング利用累計額が10万円以上の方は、翌年の年会費も無料にすることができます。

「年間で10万円も使うかな?」と心配になる方もいらっしゃるかと思いますが、月に換算すると「8,340円」で条件クリアになります。さらに、1日あたりで見てみると「280円」で条件クリアです。

「意外と簡単だな」と思えたのではないでしょうか。

基本的にVisaデビットは、現金の代わりとして利用することになると思いますので、「がんばって年間10万円をめざす!」というよりも、「気づいたら10万円以上使っていた」ということの方が圧倒的に多くなりそうですね。

毎年10万円以上使い続けていれば、ずっと無料で持ち続けられる

利用者にとっては、非常にありがたいサービスだと言えますね。

満18歳以下の方

収入の少ない高校生にとって年間10万円以上の利用は、決して楽ではありません。

ですが、NCBデビット-Visaには「満18歳以下の方は年会費が無料になる」という特典も用意されていますので、高校生は年会費を気にすることなく利用することができます。

利用金額の0.25%が毎月自動キャッシュバックされる!

NCBデビット-Visaは、一般的なポイント制ではなくキャッシュバック制。

毎月1日~末日までの利用金額の「0.25%」が、翌月21日に支払い口座へ自動的にキャッシュバックされます。

例えば、5月1日~5月31日の間にNCBデビット-Visaを使って50,000円利用したとすると、50,000×0.25%の ”125円” が翌月の21日に口座へキャッシュバックされるといった感じです。

  • ポイントの使い道がない
  • ポイント交換するのが面倒くさい
  • ポイントの有効期限が切れてしまった

 
キャッシュバックなら、上記のようなポイント制にありがちな悩みを抱えることもないので、より現金払いと同じ感覚で利用することができます。

ポイント管理に煩わしさを感じる方にとって、キャッシュバックは非常にありがたいですね。

「NCBポイントサービス」で10ポイント加算される

西日本シティ銀行の口座を保有している方にとっては、お馴染みの「NCBポイントサービス」。

西日本シティ銀行での取引内容に応じてポイントが貯まり、その合計ポイント数に応じてさまざな特典を受けることができます。

そして、NCBデビット-Visaを保有している方は、「NCBポイントサービス」で10ポイント加算されるようになります。

ランクは全部で4ステージ

「NCBポイントサービス」のランクは、「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」の4ステージ。

各ステージの必要ポイントは以下のとおり

NCBポイントサービス必要ポイント
月末を基準に算定されたポイント(pt)で、翌月15日から翌々月14日までのステージが決定します。

NCBポイントサービスの特典は?

各ステージごとの特典は以下のとおりです。

NCBポイントサービス特典
一番の恩恵は、やはりATM利用手数料の無料ですね。ゴールド以上はいつでも無料。シルバーでも、月3回までコンビニATM手数料が無料になります。

このあたりは、発行元が銀行ならではサービスと言えますね。

ちなみに、「給料振込に指定」+「NCBダイレクトに加入(無料)」+「NCBデビット-Visaの保有」の3つで50ポイントとなり、シルバーステージ達成です。

シルバーステージにかんしては、比較的簡単にクリアできるかと思います。

正直、投資信託や貸金庫を利用することがないのであれば、シルバーステージでも十分お得を実感できるのではないでしょうか。

ポイントが加算される取引項目については、こちらで確認できます。

安心のショッピング保険「お買物安心保険」が付帯!

NCBデビット-Visaには、デビットカードの中では貴重な「ショッピング保険」が標準で付帯されていますので、カードで購入した商品が壊れたり、盗まれたりしたときにも安心です。

補償される内容および条件としては、NCBデビット-Visaを利用して購入した商品が破損・盗難などによる損害を受けた場合、購入日から90日間であれば「年間最高100万円」まで補償してくれるというものです。

ただし、1事故あたりの免責(自己負担)額として、3,000円が必要になりますので、利用される際には損をしないよう十分注意してくださいね。以下詳細

利用条件海外での利用時のみ対象
国内での利用は対象外
補償額(海外) 100万円 限度(年間)
自己負担額1回の事故につき3,000円
補償額(国内)
補償対象NCBデビット-Visaを利用して購入した物品で、購入日および購入日の翌日から90日間に偶然な事故・盗難によって損害を被った場合

船舶(ヨット、モーターボートおよびボートを含みます。)、航空機、自動車、自動二輪車、原動機付自転車、自転車、ハンググライダー、パラグライダー、サーフボード、セーリングボート、ラジオコントロール模型およびこれらの付属品、移動電話、ポケットベルなどの携帯式通信機器およびこれらの付属品などは、補償対象外となります。

使ったらすぐに教えてくれる「利用通知メール」が便利!

NCBデビット-Visaには、便利なメール通知機能がありますので、何かあればすぐにEメールで教えてくれます。

通知してくれるメールの種類とタイミングは以下の通りです。

メールの種類メール送信タイミングメールタイトル
カード利用通知ショッピングや、海外現地通貨引出しサービスのご利用があった場合【NCBデビット-Visa】ご利用のお知らせ
差額発生通知取引の際に引き落とした金額と確定金額に差異が発生した場合【NCBデビット-Visa】ご利用額確定のお知らせ
差額引き落とし不能通知差額発生時、預金残高が不足していた場合NCBデビット-Visa】口座残高不足に伴うご入金のお願い

 
身に覚えがない利用があっても、これで安心ですね。

また、西日本シティ銀行が提供する「西日本シティ銀行アプリ」を利用すれば、スマートフォンからいつでも利用明細を確認することもできます。

第三者不正使用保険(不正利用補償)が付帯!

NCBデビット-Visaには、盗難されたカードや偽造されたカードが第三者によって利用された場合でも、連絡をした日から60日前までさかのぼり、その日以降に発生した損害について、「年間100万円」を限度に補償してくれる ”第三者不正使用保険” が付帯されています。

ただし、会員の故意または過失によって被害が発生したと判断された場合は、補償されない場合もありますので注意してください。

暗証番号による取引などが、補償されない代表的な事例ですね。

実際に保険を利用するという機会はそうそうないかもしれませんが、あるとないのとでは安心感が全然違いますね。

海外で利用する場合

海外ショッピング

NCBデビット-Visaは、VISAのマークがある加盟店で普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)200万円まで利用することができます。 (1ヵ月では500万円まで利用可能)

初期設定では、1日(1回)50万円、1ヵ月は100万円に設定されていますが、いつでも変更は可能となっています。

海外ATM(現地通貨引出し)

VisaデビットATM
VISAまたはPLUSマークのあるATMで普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)30万円まで利用できます。(1ヵ月では300万円まで利用可能)

初期設定はいずれも10万円となっていますが、こちらもいつでも変更可能となります。

なお、利用する際には手数料として1回あたり100円(税抜)がかかります。また、海外ATM設置機関による手数料が別途必要になる場合もあります。

為替レート

海外での利用代金(海外ショッピング、海外ATM・CDでの現地通貨お引出し)は、Visaが定める為替レートに海外事務手数料(3.00%)を上乗せしたレートでの円貨換算となります。

NCBデビット-Visaの残念なところ

Visaデビットのデメリット
NCBデビット-Visaで考えられるデメリットとしては、次の4つがあげられます。

  1. キャッシュバック率が低い
  2. 年会費がかかる
  3. 国内の利用ではショッピング保険は対象外
  4. 国内旅行傷害保険が付帯されていない

1.キャッシュバック率が低い

利用金額に応じて現金が戻ってくるのは非常にうれしいことなんですが、肝心のキャッシュバック率が0.25%とやや低めの設定。

よくある年間利用額に応じて還元率がアップするといった制度でもあればまだよかったのですが、ずっと0.25%なのは少々さみしい感じがします。

もちろん、カードのどこに価値を見いだすかは人それぞれなので一概には言えませんが、「私は何よりも還元率を重視したい!」という方は、以下の3つのカードがおすすめです。

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2.年会費がかかる

NCBデビット-Visaの年会費は、毎年1,000円(税抜)。

月換算「90円」程度なので、それほど高いというわけではありませんが、やはり年会費がかかってしまうのはそれだけでデメリットになってしまいます。

唯一の救いは年会費が無料になる優遇特典があることですが、年会費無料のカードがあることを考えると、やはりデメリットになりますね。

3.国内の利用ではショッピング保険は対象外

致命的な欠点とも言えるデメリットかもしれませんね。

確かにショッピング保険が付帯しているデビットカードは貴重ではありますが、保険適用条件が「海外での利用時のみ」というのは、使い勝手としては最悪です。

海外に行かない方にとっては、何の役にも立たない補償サービスとなってしまいますね。

4.旅行保険が付帯されていない

NCBデビット-Visaには、海外旅行傷害保険などの旅行保険が付帯されていません。

「なくても問題ない」という方もいらっしゃるかとは思いますが、クレジットカードには付帯していることが多いことを考えると、デメリットになりますね。

NCBデビット-Visaのまとめ

Visaデビットカードは、口座直結のため使った代金は自分の貯金口座からの即時支払い。利用可能額も貯金残高の範囲内と、使いすぎの心配もなく現金感覚で使うことができます。

  • 借金をしているのと同じだから持ちたくない
  • 使いすぎてしまう危険性がある
  • 支払いが滞った時のリスクが怖い

 
このような、クレジットカードに対して不安や抵抗感を持っている方も、不安要素を取り除いたVisaデビットカードなら安心して持つことができます。

今回ご紹介したNCBデビット-Visaは、西日本シティ銀行と九州カード株式会社が共同で発行するVisaデビットカード。

一番の魅力は何と言っても利用金額に応じて現金が戻るキャッシュバック。

現金払いでは何も得することはないですが、デビットカードに切り替えれば現金払いより断然お得になります。

毎日の買い物を少しでもお得にしたい

そんな方は、現金に変わるVisaデビットカードをぜひ検討してみてください。

 
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