愛知銀行が発行する愛銀Visaデビットのメリット・デメリットを徹底解析!ポイント管理不要の自動キャッシュバックが魅力
公開日:
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最終更新日:2023年09月28日
Visaデビットカード
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愛銀Visaデビット | 国際ブランド | ||
※Visaカードですが、クレジットカードではありません。 |
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イチ押し度 | |||
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今回ご紹介するVisaデビットカードは、2018年11月より愛知銀行と三菱UFJニコスが提携して発行する「愛銀Visaデビット」。
愛知銀行の普通預金口座を保有する15歳以上の方なら、高校生から持つことができます。
カードの利用特典は、一般的なポイント制ではなく毎月の利用金額に応じてお金が戻ってくるキャッシュバック制を採用しています。
年会費は、初年度無料で次年度から毎年1,000円(税抜)がかかりますが、条件をクリアすることで年会費が無料になる優遇特典が用意されています。
カードの特徴やメリット・デメリットを詳しく紹介していますので、愛知銀行の口座をお持ちの方、あるいはこれから作ろうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
手間いらず!毎月自動キャッシュバック
愛銀Visaデビットのカード特典はよくあるポイントが貯まっていく仕組みではなく、利用金額に応じてお金が戻ってくるキャッシュバックとなっています。
気になる還元率は、利用金額の0.2%です。
毎月1日から当月末までの利用金額に対して、翌月25日に決算口座の普通預金口座に自動入金されます。
例えば、50,000円の支払いがあれば、100円が翌月25日に入金されるといった感じです。
正直決して高い数値とは言えないですが、現金払いだと1円も戻ってくることがないことを考えると、少しでもお金が戻ってくるのはやはりうれしいですね。
しかも煩わしい手続きもない自動入金なので手軽に特典を受けることができます。
ポイント制でありがちな有効期限を気にする必要がないのもうれしいですね。
ただし、海外ATMでの現地通貨引き出しはキャッシュバック対象外となりますので、ご注意ください。
年間10万円以上の利用で年会費無料
愛銀Visaデビットの年会費は残念ながら無料ではなく、初年度をのぞき毎年1,000(税抜)の年会費がかかってきます。
月に換算すると90円なのでたいした金額ではないですが、無料カードの多いVisaデビットにおいては、少々残念な内容となっていますね。
ただ、2年目から必ず年会費がかかるというわけではなく、以下の条件をクリアすれば無料で持つことができます。
- 年間ショッピング利用累計額が10万円以上の方
※海外ATMでの現地通貨引出および手数料の引き落としは対象外 - 年会費請求月の前月末時点で満23歳以下
比較的ハードルの低い条件ですね。
「年間で10万円以上も使うかな・・・」と心配になる方もいらっしゃると思いますが、月に換算すると8,340円程度です。
意外と簡単だなと思えたのではないでしょうか。現金の代わりとして使っていれば、あっという間に超えちゃうはずです。
もう一つは、収入の少ない学生のための条件ですね。
23歳以下の方は、無条件で年会費無料となっています。
VISA認証サービスでネットショッピングも安心!
愛銀Visaデビットでは、安心してネットショッピングが楽しめる「VISA認証サービス」を利用することができます。
具体的には、VISA認証サービスに参加しているオンラインショッピングの店舗でカードを利用する際に、自身が任意で設定したパスワード※による認証を追加してセキュリティを強化するといった感じです。
※パスワードは会員用Webサービスと同じものが自動で登録されます。
これにより、第三者が本人になしすましてカードを利用する「なりすまし」を防止することが可能になります。
ネットショッピングが主流になっている現代においては、必要不可欠なセキュリティサービスと言えますね。
なお、VISA認証サービスについては下記で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
カードデザインは選べる2種類
愛銀Visaデビットでは、それぞれ白と黒を基調とした2種類のカードデザインから好きな券面を選択することができます。↓
どちらを選んでも特典内容に違いはないので、好みのデザインで選択してみてください。ただし、申し込み後のデザイン変更はできないので慎重に選んでくださいね。
第三者不正使用保険(不正利用補償)が付帯
愛銀Visaデビットには、盗難されたカードや偽造されたカードが第三者によって利用された場合でも、愛知銀行が連絡を受けた日の前日60日前から受付日の翌日(62日間)に発生した損害について「年間100万円まで」補償してくれる ”第三者不正使用保険” が付帯されています。
ただし、会員の故意または過失によって被害が発生したと判断された場合は、補償されない場合もありますので注意してください。
暗証番号による取引などが、補償されない代表的な事例ですね。
実際に保険を利用するという機会はそうそうないかもしれませんが、あるとないのとでは安心感が全然違いますね。
海外で利用する場合
海外ショッピング
愛銀Visaデビットは、VISAのマークがある加盟店で普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)200万円まで利用することができます。(1ヵ月では1,000万円)
初期設定では、1日(1回)50万円、1ヵ月200万円となっていますが、いつでも変更は可能となっています。
海外ATM(現地通貨引出し)
VISAまたはPLUSマークのあるATMで普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)および1ヵ月50万円まで利用できます。
初期設定では、1日(1回)10万円、1ヵ月は20万円となっていますが、いつでも変更は可能となっています。
なお、利用する際には手数料として1回あたり100円(税抜)がかかります。また、海外ATM設置機関による手数料が別途必要になる場合もあります。
為替レート
海外でのショッピング利用代金およびATM利用の際には、Visaが定める為替レートに愛知銀行所定の海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレートでの円貨換算となります。
愛銀Visaデビットのデメリット
手軽な自動キャッシュバックが魅力の愛銀Visaデビットですが、考えられるデメリットは次の3つです。
- キャッシュバック率が低い
- 年会費がかかる
- 各種保険が付帯されていない
1.キャッシュバック率が低い
愛銀Visaデビットのキャッシュバック率は0.2%。
手続き不要で毎月キャッシュバックしてくれるという大きな利点はありますが、還元率自体は決して高いとは言えないです。
三菱UFJ-VISAデビットのように、前年度の利用金額に応じてキャッシュバック率がアップするサービスが用意されていれば話も違ってきますが、残念ながら愛銀Visaデビットのキャッシュバック率は固定です。
もちろん、カードのどこに価値を見いだすかは人それぞれ違うので一概には言えませんが、「私は何よりも還元率を重視したい!」という方は、住信SBIネット銀行が発行する「Visaデビット付キャッシュカード」やソニー銀行が発行する「Sony Bank WALLET」がおすすめです。
Visaデビット付キャッシュカードでは還元率0.6%、Sony Bank WALLETでは還元率0.5%でそれぞれキャッシュバックが可能となっています。
キャッシュバック率としては非常に高いですね。
2.年会費がかかる
愛銀Visaデビットの年会費は、毎年1,000円(税抜)。
月に換算すると90円なのでそれほど高いわけではありませんが、年会費がかかってしまう時点でデメリットになってしまいます。
唯一の救いは年会費が無料になる優遇特典があることですが、これも年会費無料のカードがあることを考えると、デメリットだと言わざるを得ないですね。
3.各種保険が付帯されていない
愛銀Visaデビットには、海外旅行傷害保険やショッピング保険といった各種保険が一切付帯されていません。
「なくても問題ない」という方もいらっしゃるかとは思いますが、付帯しているデビットカードがあることを考えると、これはデメリットですね。
どうしても旅行保険が付帯しているデビットカードがほしい!という方は、スルガ銀行ANA支店が発行する「Financial Pass Visaデビットカード」がおすすめです。
Financial Pass Visaデビットカードは、年会費無料でありながら海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、さらにはショッピング保険まで付帯されています。
しかも、海外旅行保険は自動付帯、国内旅行保険は入院・通院補償付きとなっているので使い勝手は抜群です。
もちろん、ショッピング保険は国内での買い物にも対応しています。
現状、デビットカードにおいては最強の旅行用カードと言っても過言ではないでしょう。
愛銀Visaデビットのまとめ
愛銀Visaデビットは、口座直結のため使った代金は自分の貯金口座からの即時支払い。利用可能額も貯金残高の範囲内と、使いすぎの心配もなく現金感覚で使うことができます。
- 借金をしているのと同じだから持ちたくない
- 使いすぎてしまう危険性がある
- 支払いが滞った時のリスクが怖い
このような、クレジットカードに対して不安や抵抗感を持っている方も、不安要素を取り除いたVisaデビットカードなら安心して持つことができます。
今回ご紹介したVisaデビットカードは、愛知銀行と三菱UFJニコスが提携して発行した「愛銀Visaデビット」。
他のカードと比べて抜きん出た特徴があるというわけではありませんが、ポイント管理不要の自動キャッシュバックはやはり魅了的なカードだと言えます。
愛知銀行の口座をお持ちの方、あるいはこれから作ろうと思っている方は、ぜひ検討してみてくださいね。
以上、「愛知銀行が発行する愛銀Visaデビットのメリット・デメリットを徹底解析!ポイント管理不要の自動キャッシュバックが魅力」についての紹介でした。
愛銀Visaデビットの基本詳細
カード名称 | 愛銀Visaデビット |
銀行名 | 愛知銀行 |
年会費 | 1,000円(税抜) ※初年度無料 ※年間利用累計額が10万円以上の方は年会費無料 ※満23歳以下の方は年会費無料 |
入会資格 | 愛知銀行に普通預金口座をお持ちの15歳以上(中学生は除く)の個人の方で、日本国内に居住されている方 |
申込方法 | 愛知銀行のWebサイト、または愛知銀行の本支店窓口 |
入会審査 | なし |
家族カード | なし |
ETCカード | なし |
有効期限 | 5年間 |
支払い回数 | 1回払い |
支払い方法 | 支払い方法 カード利用と同時に口座から引き落とし ※一部加盟店・サービス側の売上処理の都合などにより、即時で引き落としされない場合があります |
利用限度額 | 普通預金残高、かつVisaデビット利用限度額の範囲内 【国内ショッピング】 「1回:200万円(50万円) / 1日:200万円(50万円) / 1ヵ月:1,000万円(200万円)」 ※かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能 【海外ショッピング】 「1回:200万円(50万円) / 1日:200万円(50万円) / 1ヵ月:1,000万円(200万円)」 ※かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能 【海外での現地通貨引出】 「1回:50万円(10万円) / 1日:50万円(10万円) / 1ヵ月:50万円(20万円)」 ※かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能 |
利用できる場所 | 国内・海外のVISAマークがある加盟店 国内・海外のネットショッピング ※ガソリンスタンドや高速道路料金、機内販売など一部利用できない加盟店があります。 VISA・PLUSマークがある海外ATM |
カード利用時の確認方法 | カード利用の都度、登録されたメールアドレスに利用通知メールが送信されます。メールアドレスは「会員用WEB」より登録することができます。 |
海外ATM利用手数料 | 100円(税抜) |
為替レート | Visaが定める為替レートに愛知銀行所定の海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレート |
カード再発行手数料 | 無料 ※ただし、盗難、紛失の場合は1,000円(税抜) |