クレジットカードの審査で年収確認ってあるの?少なくて不安なんだけど大丈夫?
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最終更新日:2023年09月28日
審査
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クレジットカードの申込みをしていると氏名や住所、電話番号といった基本的な情報以外に勤務先や勤続年数といった情報も記入することになりますが、その中に年収を記入する項目があります。
では、この記入した年収は実際にカード会社に確認されることはあるのでしょうか?
少ない年収だと審査に落とされるかもしれないから少し多めに記入しておこうなんて考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はどうなんでしょう?
気になる方は、ぜひご覧になってみてください。
目次
クレジットカードの審査において年収の確認は行われるのだろうか?
結論から先に言ってしまうと、カード会社によって年収の確認はありません。
泉徴収票の提示を求められるのかな?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それはありません。
なぜなら、カード会社にとって年収の多い少ないはあまり関係ないからです。
それよりも、カード会社は毎月安定した収入があってきちんと返済してくれるのか?というクレヒス※の方を重要視しています。
※クレジットヒストリーの略、これまでのカード利用実績のこと
ただ、はじめてクレジットカードを作る方は信用度が限りなく0に近いので、「本当に記入された会社に努めているのか?」という確認のため、会社に在籍確認の電話がかかってくることはあります。
関係ないとはいっても年収が少なすぎると審査落ちするの?
年収は審査においてそれほど重要視されてはいませんが、一般的には年収200万円を下回ると審査では不利になると言われています。
ただ、この金額はカード会社が実際に公表している金額ではないので、必ずしも審査落ちするというわけではありませんので、そこは誤解しないでください。
実際、年収が100万円前後のアルバイトの方やパートの方でもクレジットカードを保有している人はたくさんいらっしゃいますからね。
なので、この数字はあくまで目安のひとつとして捉えておいてください。
キャッシング枠を申し込む場合には収入証明書が必要な場合もある
基本的にクレジットカードの審査において年収確認はありませんが、大きめのキャッシング枠を申し込む場合は、源泉徴収票などの収入証明書の提出が必要な場合があります。
これは、キャッシング枠を申し込むことで ”総量規制” が発生するためです。
総量規制とは貸金業法による年収の1/3を超える貸付を制限する規制のことで、カード会社は年収の1/3以上の貸付はできないよう法律で定められています。
そのためカード会社は記入された年収の確認が必要になるというわけです。
基本的にキャッシング枠を50万円以上を希望、もしくは他社の借入額と合算して100万円を超える場合に、収入証明書の提出を求められるケースが多くなります。
なるべく早くクレジットカードを作りたいという方は、キャッシング枠を付けないのがいいでしょう。
個人事業主や会社経営者は年収が重要視される
会社勤めをされている方にとって年収はあまり関係ありませんが、個人事業主や会社を経営されている方は、記入された年収がある程度重要視される傾向にあります。
それは、在籍確認などによって年収を推測するすべがないためです。
会社勤めの方は在籍確認をすることによって安定した収入の裏付けがとりやすいですが、事業主や会社経営者の方はその裏付けが取りづらい状況化にあります。
であれば、カード会社も記入された年収から「この人はどれくらいお金に余裕があるのか?」ということを判断せざるを得なくなります。
そのため、個人事業主や会社経営者の方は、会社勤めの方よりも年収が重要視されるというわけです。
記入する年収は額面?それとも手取り?
年収を記入する際に意外と悩むのが、額面か手取りかという点です。
これは ”額面” で記入するのが正解です。
額面とは1年間にもらった給料総額のことで、税金や年金、各種保険料が天引きされる前の給料額のことを言います。
例えば、毎月の給料が23万円で手取りが18万円だった場合、18万×12ヶ月=2,160,000円と記入するのではなく、23万×12ヶ月=2,760,000円と記入します。
ボーナスが支給されているなら、その分も合算して記入してください。
働いて間もないあるいは転職したばかりの場合は?
就職したばかりや転職したばかりという方は「どう書けばいいのだろう・・・」と悩むかもしれませんが、そんなときは今後1年間に得られるであろう給料の ”見込み額” を記入すれば問題ありません。
最初にもらった給料の額面が20万円なら、20万円×12ヶ月=2,400,000円と記入すればOKです。
まとめ
今回は、クレジットカードを申し込む際に記入する年収は、実際カード会社に確認されるのだろうか?ということについて紹介してきました。
結論は、
となります。
カード会社とって年収の多さはそれほど重要視される項目ではないので、あまり神経質にならず素直に自分が今もらってる給料の総額を記入するようにしてくださいね。
ただ、280万円より300万円の方がなんとなく印象がいいような・・・そんな風に思うときは300万円と少しサバを読んで記入してもらっても大丈夫です。
もちろん、280万円を500万と大きくサバを読むのはダメですが、20~30万なら許容範囲内なのでまったく問題ありません。
実際私もはじめてクレジットカードをつくった時は少しサバを読んで記入しましたが、問題なくカードを発行してくれました。
それくらいカード会社にとっての年収は、あまり意味をなしていないということですね。
以上、「クレジットカードの審査で年収確認ってあるの?少なくて不安なんだけど大丈夫?」についての紹介でした。