暗証番号を間違えてクレジットカードがロックした時の解除方法について
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最終更新日:2023年09月28日
初心者
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お店でクレジットカードを使おうとしたら、サインではなく暗証番号の入力をもとめられることがあります。
普段メインで使っているカードであれば問題もないでしょうが、あまり利用していないカードやカード自体あまり利用しないという方の場合、
「あれ?暗証番号は何番だったかな・・・」
よくあることです。
「とりあえず思いつく番号を入力してみるか」ということで、何度か試していると、見事にロックがかかってカードが使えなくなってしまった。
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カードにロックがかかってしまった時の対処法やロックがかかる回数について詳しく紹介していきたいと思います。
現時点でカードにロックがかかっている方、万が一の時のために備えておきたいという方は、ぜひご覧になってみてください。
目次
クレジットカードがロックされた時の対処法とは?
ロック解除は自分ですることはできない
「えっ!そうなの!?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、クレジットカードのロック解除はカード会社にしかできない仕様になっています。
なので、カードがロックしてしまった時は、カード会社のカスタマーサービスに電話をして解除手続きをしてもらいましょう。
連絡先は、カード裏面に記載されている電話番号で大丈夫ですよ。
また、カード会社によっては電話での解除依頼だけでなく、インターネットから手続きが可能なところもありますので、電話する時間がないという方は一度確認してみてください。
なぜ自分でロック解除ができないのか?
これは、一言で言うなら「防犯上」のためです。
もし仮に、自分でロック解除ができてしまうとしたらどうでしょう。カードを紛失したり盗まれたりした時に大変なことになってしまいます。
悪意ある第三者がロック解除すれば、悪用され放題です。
そういったことを防止するために、自分ではロック解除ができないようになっています。
少々面倒くさいですが、ロックがかかった際にはカード会社に連絡をして解除してもらいましょう。
自力でロック解除ができないからこそ安全だということですね。
連絡した後のカード会社の対応は?
カード会社にロック解除依頼をかけた後の対応としては、カードの作り直し ”再発行” となるケースが大半です。
中には、暗証番号が一度リセットされて新しいものに変わるだけという場合もありますが、基本的には再発行扱いとなります。
ICチップにブロックがかかると取り換えが必要になるということですね。
再発行手数料は?
これは、カード会社次第といったところですね。発行手数料が無料なところもあれば有料なところもあります。
ちなみに、三井住友VISAカードでは発行手数料は無料となっていますよ。
新しいカードはいつ頃届く?
これもカード会社次第となってしまうのですが、最低でも1週間以上はみとく必要があります。中には、2週間以上かかってしまうところも。
再発行の手続きには、何かと時間がかかるということですね。
カードがロックしたらサインに切り替えて利用できる?
暗証番号はICチップに記録されているので、誤入力回数が一定回数を超過するとICチップにブロックがかかってしまい、それ以降ICカードとしては利用できなくなってしまいます。
これはわかります。
では、従来通り磁気端末でのサインによるカード利用はどうなんでしょうか?そのままカード決済することができるのでしょうか。
答えとしては、「利用できるケースもある」です。
カードにロックがかかった時点でカードそのものが利用できない場合もあれば、ICカードとしては利用できないが磁気端末でのサインならカード決済可能という場合もあります。
要は、カード会社次第になるということですね。
サイン決済が可能であれば、当然お店で暗証番号を間違えてカードがロックしても、店員さんに「サインでお願いします。」と伝えてサインに切り替えてもらえば、そのままカード決済することができます。
これは非常に助かりますね。
もちろん、これはその場しのぎの措置になるので、すぐにでもカード会社に連絡をしてロック解除手続きを行うようにはしてくださいね。
暗証番号は何回までなら間違えても大丈夫?
もっとも肝心な部分ですね。
暗証番号は、一体何回までなら間違えても大丈夫なのでしょうか?
カード会社では、セキュリティ対策の一環としてロックがかかる誤入力回数を公表していませんが、一般的には
「2回までなら間違えても大丈夫」
と言われています。
つまり、”3回” 間違えたらロックがかかってしまうということです。
もちろん、カード会社が公にしていない以上推測の域を出ませんが、基本的にはこの認識で間違いないです。
3回以上間違えても大丈夫なカードはあるかもしれませんが、少なくとも2回の間違えでロックがかかってしまうカードはないと言えるでしょう。
「暗証番号は3回以内に正しい番号を入力する必要がある」ということを、覚えておいてくださいね。
カードによっては残り回数があと一回になった時に、PINパッド(暗証番号を入力する機器)に表示されることもありますよ。
3回の間違えって連続?それとも累計?
暗証番号を3回間違えるとロックされるというのはわかったけど、その3回ってどんなふうな数え方をするのでしょうか。
一口に3回間違えたらロックすると言っても、その考え方にはいろいろあると思います。
例えば、1日に3回間違えたら駄目なのか、それとも連続して3回間違えたら駄目なのかということです。
その他にも、累計して3回や同じ店で3回なども考えられますよね。
ここをしっかり把握しておかないことには、いざという時に迷いが生じてしまうというものです。
これについては、「3回連続で間違えたらロックする」というのが答えになります。
1日3回でも累計3回でもなく、連続3回です。せひ、覚えておいてくださいね。
正しい暗証番号を入力すれば誤入力回数はリセットされる
クレジットカードがICカードの場合、暗証番号はICチップに記録されていると前述しましたが、誤った暗証番号の入力情報もICチップに記録されています。
この誤入力回数。ずっと記録されたままなのかというとそんなことはないです。
正しい暗証番号の入力さえできれば、これまでの誤入力回数は一度リセットされます。
暗証番号を2回間違えていても3回目に正しい暗証番号を入力すれば、カウントが0回になるということです。
逆に言えば、正しい暗証番号を入力しないかぎりは、いくら期間をあけたとしても誤入力回数はリセットされないということにもなります。
過去に暗証番号を間違えたことをすっかり忘れていて、再び間違えてカードがロックしてしまったというのはよくある話ですね。
暗証番号がわからなかった時の対処法は?
お店で暗証番号の入力を求められたときに、暗証番号を忘れてしまった、あるいはすでに2回連続で誤入力をしていて後がないという場合は・・・
暗証番号での決済はやめてサインに切り替えてください
「そんことできるの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、暗証番号もサインも ”本人確認” であることには違いないので、問題は一切ありません。
店員さんも「サインでお願いします。」と伝えれば、すんなりサインでの決済に切り替えてくれますよ。
「暗証番号を忘れたことがバレるのはちょっと恥ずかしいな・・・」と感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、ロックしてしまったら何かと面倒くさいので必ずサインに切り替えてもらってくださいね。
ただし、海外(特にヨーロッパ)では、暗証番号がわからなければ利用できないケースが多いので注意してください。
カード会社に暗証番号の照会手続きをする
いくら考えても暗証番号がまったく思い出せない場合や、すでに2回連続で入力間違いをしているという場合は、カード会社に暗証番号の照会依頼をかけて、暗証番号を教えてもらいましょう。
暗証番号がわからないまま放置していても何も良いことはありませんので、できるだけ早めに照会手続きを行ってくださいね。
照会方法は、電話、あるいはインターネットから簡単に行えます。
詳しい手順などについてはここでは割愛させていただきますが、もっと知りたいという方は下記を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、カードにロックがかかってしまった時の対処法やロックがかかる回数について紹介してきました。
要点をまとめると、
- 暗証番号は3回連続で間違うとロックされる
- 誤入力回数は正しい暗証番号を入力すればリセットされる
- ロック解除はカード会社にしかできない(自分では解除不可)
- ロック解除を依頼すると基本再発行になる
- ロックしてもサイン決済なら利用可能な場合もある
- 暗証番号の入力を求められてもサインに切り替えることができる(海外では切替不可な場合も)
- 忘れた暗証番号はカードに照会依頼をかけることで確認ができる
となります。
暗証番号がロックされると再びカードが使えるようになるまでには、それなりの手間や日数が必要になってきます。
正直、非常に面倒くさいです。
暗証番号は ”忘れない” というのがもっとも理想的ではありますが、4桁の暗証番号というのはクレジットカード以外にも色々なところで利用されています。
あまりに多いと忘れてしまうということも当然でてきます。
大切なのは、暗証番号を忘れないということではなくロックが掛かる前に対処をするということです。
暗証番号は3回連続で間違えるとロックされる
ぜひ、これを覚えていただき面倒なことになる前に対処するようにしてくださいね。
以上、「暗証番号を間違えてクレジットカードがロックした時の解除方法について」についての紹介でした。