はじめてのデビットカード。お店での使い方をやさしく解説!これでもうあたふたすることはありません
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最終更新日:2023年09月28日
基本的なこと
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知っている人にとっては簡単なことかもしれませんが、はじめての方にとっては当然わからないですよね。
そこで今回は、初めての方でも安心できるデビットカードの使い方について紹介したいと思います。
使い方がわからずお店であたふたするのは恥ずかしい・・・という方は、ぜひご覧になってみてください。
目次
お店でデビットカードを利用する際の手順
お店でデビットカードを利用する際の大まかな手順としては、
- 持っているカードが利用できるお店か確認する
- レジでカードを渡す
- 支払回数を聞かれたら「1回払い」と伝える
- サインを記入、あるいは暗証番号を入力する
- カード・レシート・お客様控えを受け取る
となります。
実際にやってみると驚くほど簡単なことなんですが、一応注意点もあるのでそれぞれの手順について少しだけ補足していきたいと思います。
手順:1 持っているカードが利用できるお店か確認する
まずは、そのお店で自分の持っているカードが使えるかどうかを確認します。
確認方法は、お店の入口やレジに表示されている「VISA」や「JCB」といった国際ブランドのロゴと、自分のカードに記載されているロゴが同じかを見るだけです。
お店と同じロゴマークがあれば利用でき、なければ利用できないといった感じに判断します。
万が一、お店のどこを探してもロゴマークが見つからないという場合は、カード払いそのものに対応していないお店である可能性があります。
その際は、カード払いを諦めるしかありませんが、一応店員さんに「カードは使えますか?」と確認だけはしておきましょう。
ひょっとしたらということもあるかもしれませんので。
手順:2 レジでカードを渡す
自分のカードが使えるお店であることが確認できたあとは、商品を持ってレジまで向かい店員さんにカードを渡します。
その際、「カード払いでお願い致します。」と一言添えて渡すといいですね。
カウンターに黙ってスッとカードを置くのもいいですが、なんだかそっけない感じがするので、ここはやはり一言添えておきましょう。
同時に ”カードで支払う” という意思表示もできますからね。
手順:3 支払回数を聞かれたら「1回払い」と伝える
ここは店員さんや支払金額によっても変わってきますが、支払回数や支払方法を聞かれた際には、「1回払い」と伝えておきましょう。
見た目がクレジットカードとよく似ているせいか、結構聞かれることが多いですね。
ちなみに、支払方法を分割払いにしたとしても、支払回数は「1回払い」扱いとなります。
手順:4 サインを記入、あるいは暗証番号を入力する
店員さんはカードを受け取るとレジに備え付けてあるカードリーダーを使って決済処理を行います。
その際、「サイン」あるいは「暗証番号の入力」を求めてきますので、それに従ってください。
サインを求められた場合は渡されるレシートにサインをし、暗証番号の入力を求められた場合は渡される機器に4桁の暗証番号を入力するといった感じです。
注意点は、サインや暗証番号を入力する前には必ず支払金額の確認をするということです。
サインや暗証番号を入力するということは、その支払金額で認めたということになるので、必ず確認してから行うようにしてください。
数量の打ち間違えや、割引が計上されていないということはよくあることですからね。
また、暗証番号を入力する際には、体で機器をふさぐか手で覆うなどしてまわりから見えないようにすることも大切です。
なぜなら、暗証番号が利用された不正利用に対しては、どこの金融機関も損害を補償しないというのが原則だからです。
日本においてはそれほど危機感を抱く必要はないかもしれませんが、海外では十分注意しておく必要があります。
気づいたら自分の預金口座が空だった・・・しかも1円も補償してくれない・・・。なんてことになったら最悪です。
暗証番号を入力する際には、手元を隠して入力するということを常に意識しておきましょう。
暗証番号がどうしても思い出せない場合はどうすればいい?
暗証番号とは入会時に自分で決めた4桁の数字のことですが、「どうしても思い出せない」という場合はどうすればいいのでしょうか。
そんな時は、暗証番号からサインに切り替えてもらえばOKです。
そんなことできるの?と思うかもしれませんが、店員さんに「サインでお願いします。」と言えばすぐに切り替えてくれますよ。
絶対にやってはいけないのが、適当に数字を入力するということです。
1度や2度の間違いなら恐らく大丈夫でしょうが、3回間違えるとカードにロックがかかってしまい使えなくなってしまいます。
ロックしたカードを解除するにはいろいろと手間と時間がかかるので、暗証番号が思い出せない時は、素直にサインに切り替えてもらいましょう。
ただし、この方法は海外では通用しない手なのでそこだけは注意しておいてください。
海外では暗証番号によるカード決済が基本なので、番号がわからないと利用できないケースが大半です。
もしも、海外でカードを使う予定のある方がいらっしゃいましたら、事前に暗証番号の確認をされておくことを強くおすすめします。
旅先で暗証番号が違うなんてことになったら、目も当てられないので・・・。
サインや暗証番号が不要なケースもある
コンビニやスーパーなどの少額決済がメインの場では、サインも暗証番号も不要で会計を済ませることができます。
つまり、財布から小銭を出す必要も、受け取ったおつりで財布がパンパンになることもないということです。
まさに、カード払いの醍醐味とも言える利点のひとつですね。
ただ、会計がある程度高額になった場合は、サインや暗証番号を求められるケースもあります。
このあたりの上限金額はお店によって違うのでここではわかりませんが、コンビニでは1万円を越すとサインを求められるケースが多いですね。
手順:5 カード・レシート・お客様控えを受け取る
最後は店員さんから渡される、
- レシート
- お客様控え
- カード
を受け取れば支払い終了です。
手順を文章に起こすと、ややこしかったりそれなりに時間がかかりそうな感じもしますが、実際には数十秒程度で終わる簡単な作業です。
2回くらい利用していれば、当たり前にできるようになるでしょう。あとは、実践あるのみです。
お店でデビットカードを利用する際の注意点
デビットカードをお店で利用する際には、一点だけ注意点があります。
それは、「J-Debit」と間違われないようにすることです。
J-Debitとは、日本デビットカード推進協議会に加盟している金融機関が発行するデビットカードのことなんですが、JCBやVisaのカード会社が運営している「ブランドデビット」とは、システムそのものが違っています。
特に違っているのが、利用店舗の数です。
「ブランドデビット」は世界200以上の国と地域で使うことができ、その店舗数は日本国内だけでも300万店を越しています。
一方、J-Debitが使えるお店は日本国内で約45万店です。しかも、海外での利用やネットショップでの決済はできません。
何が言いたいのかというと、会計の際にJ-Debitと間違われてしまうと ”利用できない” と言われるケースが発生するということです。
また、仮に利用できたとしてもデビットカードとしてのポイントやキャッシュバックといったサービスが受けられなくなってしまいます。
なので、会計の際には、必ずブランドデビットとして認識してしてもらう必要があります。
では、どうすればいいのか?
それは、カードを店員さんに渡す際に「VISA(JCB)」という言葉を付け加えて、
と伝えることです。そうすれば、J-Debitに間違われることはありません。
さらに万全を期すなら、
と言えばなお完璧です。
絶対にダメなのが「デビットカードで支払います。」と伝えることです。
デビットと言ってしまうと、J-Debitとして認識されるケースが多くなってしまいますので、ここは注意しておきましょう。
まれに、店員さんから「クレジットカード払いですね。」と聞かれることがありますが、その際は「はい。」と答えておいてください。
仮に「はい。」と答えたとしても、クレジットカード払いになることはありませんので安心してください。
ネットショップでデビットカードを利用する際の手順
次は、ネットショップでデビットカードを利用する際の手順について紹介したいと思います。
手順はお店によって多少の違いはありますが、基本的な流れとしては、
- 商品を選んだら買い物かごへ入れる
- 支払方法で「クレジットカード」を選択する。
※ブランドを選ぶ必要がある場合は「VISA」を選択
※デビットカードがある場合は「デビットカード」を選択 - カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力する
- 注文確定ボタンを押す
となります。これといって補足する必要もなさそうですね
ネットでの買い物はお店と違って相手がいないので、落ち着いて手続きを進めていけば戸惑うこともないしょう。
まとめ
今回は、初めての方でも安心できるお店とネットショップでのデビットカードの使い方について紹介してきました。
大切なのは、
- サインや暗証番号を入力する前には必ず支払金額を確認する
- 店員さんに ”デビットカード” という言葉を絶対に言ってはいけない
の2つです。
それ以外は、これといって気にする必要はないでしょう。あとは慣れるだけです。
はじめてカードを使うときはどうしてもドキドキしてしまいますが、2回ほど利用すればそれもなくなるでしょう。
以上、「はじめてのデビットカード。お店での使い方をやさしく解説!これでもうあたふたすることはありません」についての紹介でした。