池田泉州銀行が発行する池田泉州デビット(JCB)のメリット・デメリットを徹底解析!簡単な年会費無料条件に国内・海外旅行保険付き!
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最終更新日:2023年09月28日
JCBデビットカード
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池田泉州デビット(JCB) | 国際ブランド | ||
※JCBカードですが、クレジットカードではありません。 |
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イチ押し度 | |||
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今回ご紹介するデビットカードは、池田泉州銀行がJCBと提携して2018年9月3日(月)より発行を開始した「池田泉州デビット(JCB)」。
池田泉州銀行の普通預金口座を保有する15歳以上の方なら、高校生から持つことができます。
もちろん審査は不要です。
池田泉州デビット(JCB)は、他のデビットカードに比べ抜きん出た特徴があるというわけではありませんが、JCBと提携しているということで様々なJCB特典を利用することができます。
- Oki Dokiランド
- JCB STAR MEMBERS
- 国内・海外旅行傷害保険
- ショッピング保険
非常にバランスのとれたデビットカードになっていますので、池田泉州デビット(JCB)の口座を持っている方、あるいはこれから作ろうと思っている方は検討する価値は高いと思います。
この記事では、池田泉州デビット(JCB)の特徴やメリット・デメリットをまとめていますので、ぜひカード選びの参考にしてみてください。
なお、池田泉州銀行ではJCBだけでなくVisaブランドのデビットカードも取り扱っています。
詳しくは下記で紹介していますので、JCBよりVisaブランドがほしいという方はご覧になってみてください。
目次
携帯電話の支払いに指定するだけで年会費無料!
カードを作るうえで、年会費というのは非常に気になる部分。
初年度は年会費が無料の池田泉州デビット(JCB)も、2年目からは毎年1,000円(税抜)がかかってきます。
月に換算すると ”90円” 。
正直それほど高いというわけでもないのですが、池田泉州デビット(JCB)には次の条件のいずれかを満たすことで2年目以降も年会費が無料になる特典が用意されています。
- NTTドコモ、au、SoftBankの利用代金を池田泉州デビット(JCB)で支払った場合
- 前年度1年間のショッピング利用累計額が10万円以上の方
- 年会費請求月の前月末時点で満23歳以下
福岡銀行が発行する「Debit+」や紀陽銀行が発行する「紀陽JCBデビットカード」でも採用されていますが、携帯電話料金の支払いに利用するだけで年会費が無料になるというのは非常にユニークな条件ですね。
ただ、年間10万円以上の利用も、ハードルとしてはそれほど高い部類には入っていないです。
10万円と聞くと「そんなに使わないかも・・・」と思うかもしれませんが、月に換算すると8,340円程度です。
基本、デビットカードは現金の代わりとして利用することになると思うので、「気がついたら年間10万円を超えていた」というケースの方が圧倒的に多くなるのではないでしょうか。
22歳以下の方は、条件なしで年会費は無料。収入の少ない学生にとってありがたいサービスですね。
なお、家族会員の年会費は、本人会員が無料になれば同様に無料となります。
利用金額に応じて「Oki Dokiポイント」が貯まる!
池田泉州デビット(JCB)を使って買い物をすれば、毎月の利用合計金額1,000円(税込)につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」を貯めることができます。
ただし、年会費、電子マネーチャージ利用分など、一部の利用分は原則としてポイント付与の対象外となります。
ポイントの使い道は?
貯まったポイントは、nanacoポイントや楽天Edyなどへ移行できるほか、Amazon.co.jpでの買い物やキャッシュバックしたりすることもできます。
また、JCBギフトカードや生活グッズなどの様々な商品と交換することも可能です。
交換商品一例
交換商品 | 交換レート |
nanacoポイント | Oki Dokiポイントポイント=nanacoポイント5ポイント(還元率0.5%) |
Amazon.co.jp | Oki Dokiポイント1ポイント=3.5円分(還元率0.35%) |
楽天Edy | Oki Dokiポイント1ポイント=3円分(還元率0.3%) |
キャッシュバック | Oki Dokiポイント1ポイント=3円分(還元率0.3%) ※1ポイント以上1ポイント単位 |
JCBギフトカード | Oki Dokiポイント1,050ポイント=5,000円分 |
その他の商品はこちら
池田泉州デビット(JCB)の基本還元率は0.5%となっていますが、交換商品によっては還元率が下がることもありますので注意しておいてください。
一番良いのは、やはり等価交換のできるポイントとの交換。
nanacoポイントをはじめ
- WAONポイント
- ビックポイント/ビックネットポイント
- ジョーシンポイント
- ベルメゾン・ポイント
- スターバックス カード チャージ
などは、Oki Dokiポイント 1ポイントに対して5ポイントあるいは5円分と交換できますのでおすすめです。
せっかく貯めたポイントですから、少しでも損をしないように利用してくださいね。
ポイントの有効期限は2年間
ポイントの有効期限は、獲得月から2年間(24ヵ月)です。有効期限が過ぎたポイントは、1ヵ月単位で失効となります。
また、各種キャンペーンなどで獲得したボーナスポイントの有効期限も獲得月より2年間(24ヵ月)となります。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗での利用は獲得ポイントがアップ
通常使用時の還元率は0.5%とこれといって魅力のない還元率ですが、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗での利用においては、還元率1.0%以上で利用することができます。
体表的なパートナー店舗を紹介すると
ジャンル | ポイントアップ対象店舗 | 獲得ポイント倍率 |
ショッピング | セブン-イレブン | 3倍 (還元率1.5%) |
イトーヨーカドー ※2018年5月31日まで | 3倍 (還元率1.5%) | |
福田屋百貨店(要事前登録) | 3倍 (還元率1.5%) | |
Mammy's(要事前登録) | 3倍 (還元率1.5%) | |
ネットショップ | Amazon.co.jp | 3倍 (還元率1.5%) |
ディノス | 3倍 (還元率1.5%) | |
カーライフ | 昭和シェル石油 | 2倍 (還元率1.0%) |
エッソ・モービル・ゼネラル | 2倍 (還元率1.0%) | |
オリックスレンタカー | 6倍 (還元率3.0%) | |
グルメ | スターバックスカードへのチャージ(要事前登録) | 10倍 (還元率5.0%) |
木曽路グループ | 2倍 (還元率1.0%) | |
一休.comレストラン | 3倍 (還元率1.5%) | |
トラベル | ルートインホテルズ(要事前登録) | 7倍 (還元率3.5%) |
国内宿泊オンライン予約 | 3倍 (還元率1.5%) | |
JCBトラベル パッケージツアー予約 | 2倍 (還元率1.0%) | |
東京ディズニーリゾート(R)への旅トラベル特典 | 5倍 (還元率2.5%) | |
JCB海外おみやげサービス | 10倍 (還元率5.0%) | |
ビューティー | アレックス | 5倍 (還元率2.5%) |
THE BODY SHOP | 6倍 (還元率3.0%) | |
ファッション | セシール | 3倍 (還元率1.5%) |
ヌマヤ | 2倍 (還元率1.0%) | |
FLANDRE ONLINE STORE | 9倍 (還元率4.5%) | |
Right-on | 3倍 (還元率1.5%) | |
インテリア | Francfrancオンラインショップ | 3倍 (還元率1.5%) |
ゴルフ | GDOゴルフショップ ゴルフダイジェスト・オンライン | 5倍 (還元率2.5%) |
バリューゴルフショップ | 5倍 (還元率2.5%) | |
エンタメ | キッザニア東京・キッザニア甲子園 | 5倍 (還元率2.5%) |
U-NEXT | 2倍 (還元率1.0%) | |
ラグーナテンボス | 5倍 (還元率2.5%) | |
HMV&BOOKS online | 7倍 (還元率3.5%) |
といったお店が対象となっています。
普段から利用されている方も多い
- Amazon.co.jp
- ディノス
- セブン-イレブン
- 昭和シェル石油
- エッソ・モービル・ゼネラル
- スターバックス
などがポイントアップの対象店舗というのは非常にありがたいですね。
とくにスターバックスカードへのチャージポイントが10倍になるというのは、まさに破格の特典と言ってもいいくらいです。
ただ、ポイントアップにはスターバックスカードのように事前登録が必要な場合や、Amazon.co.jpやディノスのように「JCB ORIGINAL SERIE」を経由しないとポイントアップの対象にならない場合もありますので、利用される前には一度条件を確認するようにしてくだいね。(利用店舗の条件はこちらで確認)
「Oki Dokiランド」を経由してポイント最大20倍!
池田泉州デビット(JCB)なら、JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Dokiランド」を経由して買い物するだけで、Oki Dokiポイントを通常の2倍~最大20倍まで貯めることができます。
肝心の加盟店舗についても、Amazon.co.jpや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった有名どころが勢揃いしていますので、「利用したいお店がない!」といったようなことで困ることもないでしょう。
最低でもポイント2倍。
ネットショッピングをする際には、必ず「Oki Dokiランド」を経由してくださいね。
使うほどお得に!「JCB STAR MEMBERS」
JCBとの提携カードである池田泉州デビット(JCB)なら、JCBが提供するメンバーシップサービス「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」を利用することができます。
「JCB STAR MEMBERS」とは、年間での利用金額に応じてランクが決定し、そのランクに応じた倍率で「Oki Dokiボーナスアップ」や「キャンペーンチャンスアップ」が受けられる ”登録不要” サービスのことです。
ランクと特典倍率をまとめると以下のようになります。
ランク | 年間利用金額 | メンバー特典(翌年) | |
ポイントアップ | キャンペーン 抽選口数アップ |
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スターα(アルファ)PLUS | 100万円以上 | ポイント50%アップ | 4倍 |
スターβ(ベータ)PLUS | 50万円以上 | ポイント20%アップ | 2倍 |
スターe(イー)PLUS | 30万円以上 | ポイント10%アップ |
※利用加盟店からの売上伝票または売上データが、集計期間終了後にJCB に到着した場合は、利用日が集計期間内であっても、翌年分の集計となります。
※年会費、電子マネーチャージ利用分など、一部の利用分はポイントの付与、および集計の対象外となります。
※本会員の方・家族会員の方の利用分を合計して集計します。
※家族会員の方は、本会員の方と同じメンバーランクになります。
当然狙うは最高ランクの「スターα(アルファ)PLUS」になるわけですが、そのハードルは非常に高いと言えますね。
年間100万円以上の利用というのは、月に換算すると83,340円も使わないといけないということになります。携帯電話料金の支払いをはじめ、あらゆる買い物を池田泉州デビット(JCB)に集約したとしても、達成するのは至難の技。
一方、「スターβ(ベータ)PLUS」や「スターe(イー)PLUS」であれば、ショッピングをある程度池田泉州デビット(JCB)に集約すれば、達成できそうな範囲にはあります。
特典が適用される期間が月単位ではなく1年間と長いので、お得にカード運用していくなら最低でも「スターβ(ベータ)PLUS」は狙っていきたいところですね。
参考程度に各ランクの利用金額ノルマを載せておきますので、ランクを狙う際にご利用ください。
ランク | 利用金額 | ||
1日あたり | 1ヶ月あたり | 年間 | |
スターα(アルファ)PLUS | 2,740円 | 83,340円 | 100万円以上 |
スターβ(ベータ)PLUS | 1,370円 | 41,670円 | 50万円以上 |
スターe(イー)PLUS | 822円 | 25,000円 | 30万円以上 |
安心の国内・海外旅行傷害保険サービスが付帯!
池田泉州デビット(JCB)には、旅行中に起きた事故や病気、ケガなどを最高 3,000万円まで補償してくれる旅行傷害保険が標準で付帯されていますので、もしもの時にも安心です。
しかも、海外だけでなく国内にも旅行傷害保険が付帯されています。
国内・海外旅行傷害保険が付帯しているJCBデビットカードは他にもありますが、いれずのカードも年会費がかかります。
その点、池田泉州デビット(JCB)なら携帯電話の支払いだけで年会費は無料。
年会費無料で国内・海外ともに旅行傷害保険が付帯しているというのは、クレジットカードを含めても非常にめずらしいカードと言えるでしょう。※以下補償内容
補償内容 | 国内 | 海外 |
利用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高 3,000万円 | 最高 3,000万円 |
傷害治療費用 | - | 100万円 限度 |
疾病治療費用 | - | 100万円 限度 |
賠償責任 | - | 2,000万円 限度 |
携行品損害 | - | 保険期間中100万円 限度 ※1旅行(年間20万円限度) ※自己負担額 3,000円(1事故につき) |
救護者費用 | - | 100万円 限度 |
残念ながら、保険適用は自動付帯ではなく、事前に海外/国内旅行費用などを池田泉州デビット(JCB)で支払うなど、所定の条件を満たす必要のある利用付帯となっています。
ですが、実質年会費無料でこれほど充実した補償内容は、非常に貴重であることには間違いないので、このサービスだけでも選ぶ価値は十分あるかと思います。
万が一の時にも安心のショッピング保険が付帯!
池田泉州デビット(JCB)には、旅行傷害保険だけでなく「ショッピング保険」も標準で付帯されているので、もしもの時にも安心です。
補償される内容および条件としては、池田泉州デビット(JCB)を利用して購入した商品が破損・盗難などによる損害を受けた場合、購入日から90日間であれば「年間最高 100万円」まで補償してくれるというものです。
ただし、1事故あたりの免責(自己負担)額として、10,000円が必要になりますので、利用される際には損をしないよう十分注意してくださいね。※以下詳細
利用条件 | 海外での利用時のみ対象 ※国内での利用は対象外 |
補償額(海外) | 100万円 限度(年間) ※自己負担額1回の事故につき10,000円 |
補償額(国内) | - |
補償対象 | 本カードを利用して購入した物品で、購入日から90日以内に偶然な事故・盗難によって損害を被った場合 |
第三者不正使用保険(不正利用補償)が付帯
池田泉州デビット(JCB)には、盗難されたカードや偽造されたカードが第三者によって利用された場合でも、連絡をした日から60日前までさかのぼり、その日以降に発生した損害について「年間100万円まで」補償してくれる ”第三者不正使用保険” が付帯されています。
ただし、会員の故意または過失によって被害が発生したと判断された場合は、補償されない場合もありますので注意してください。
暗証番号による取引などが、補償されない代表的な事例ですね。
実際に保険を利用するという機会はそうそうないかもしれませんが、あるとないのとでは安心感が全然違いますね。
海外で利用する場合
海外ショッピング
池田泉州デビット(JCB)は、JCBのマークがある加盟店で普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)200万円まで利用することができます。
初期設定では1日(1回)50万円となっていますが、いつでも変更は可能となっています。
海外ATM(現地通貨引出し)
JCBまたはCirrus(シーラス)マークのあるATMで普通預金残高の範囲内かつ1日(1回)50万円まで利用することができます。
初期設定では1日(1回)10万円となっていますが、いつでも変更は可能となっています。
なお、利用する際には手数料として1回あたり100円(税抜)がかかります。また、海外ATM設置機関による手数料が別途必要になる場合もあります。
為替レート
海外でのショッピング利用代金およびATM利用の際には、JCBが定める為替レートに池田泉州銀行所定の海外事務手数料(4.6%)を上乗せしたレートでの円貨換算となります。
ハードルの低い年会費無料条件や旅行傷害保険の付帯など、利用者にとっては大きなメリットがある池田泉州デビット(JCB)ですが、当然デメリットも存在しています。
考えられるデメリットとしては、次の4つ。
- ポイント還元率が低い
- 年会費がかかる
- 国内旅行傷害保険の補償内容が薄い
- 国内の利用ではショッピング保険は対象外
1.ポイント還元率が低い
池田泉州デビット(JCB)の還元率は0.5%。
決して低いというわけではないのですが、お得感としては少々物足りなさを感じてしまう還元率ですね。
やはり、還元率1.0%は欲しいところ。
カードのどこに価値を見いだすかは人それぞれですが、「私は何より還元率を重視する!」という方には、「楽天銀行デビットカード(JCB)」がおすすめです。
いつでもどこでも還元率が1.0%なうえ、楽天市場での利用なら2.0%までアップする破壊力抜群の高還元率カードになっています。
2.年会費がかかる
携帯電話料金の支払いに設定するだけで年会費が無料になる。
非常に簡単な条件をクリアするだけで年会費が無料になるとはいえ、すべての人に当てはまるわけではありません。
初めから年会費無料のカードが存在していることを考えると、やはり年会費がかかるというのはそれだけデメリットと言わざるをえないですね。
3.国内旅行傷害保険の補償内容が薄い
国内旅行傷害保険が付帯しているのは非常にありがたいことなのですが、補償内容が死亡・後遺障害時の3,000万円だけというのは、少々薄い感じがしてしまいます。
やはり、利用頻度の高い入院・通院費用は少額でも良いので、つけてほしかったところですね。
4.国内の利用ではショッピング保険は対象外
使う人によっては、致命的な欠点とも言えるデメリットかもしれませんね。
確かにショッピング保険が付帯しているデビットカードは貴重ではありますが、保険適用条件が「海外での利用時のみ」というのは、使い勝手としては非常によろしくないです。
日本での購入に対しては一切の補償がないわけですから、海外に行かない方にとっては何の役にも立たない補償サービスとなってしまいますね。
池田泉州デビット(Visa)との違いは何?
池田泉州銀行はVisaブランドのデビットカードも同時発行しているので、JCBではなくVisaブランドのデビットカードを選択することもできます。
「両ブランドでは一体何が違うのだろうか?」
ここでは、両者の違いについてまとめてみたいと思います。
どっちのブランドにするかで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
JCBブランドとVisaブランドの違いは全部で6つ
JCBブランドとVisaブランドの違いは、全部で6つあります。それは次のとおり。
- 家族カードの有無
- 年会費無料の条件
- 海外事務手数料
- カードの利用特典
- ショッピング保険の条件
- 旅行傷害保険の有無
1.家族カードの有無
JCBブランドでは年会費400円(税抜)を支払うことで家族カードを発行することができますが、Visaブランドでは家族カードの取り扱いは行っていません。
2.年会費無料の条件
両ブランドとも年会費として毎年1,000円がかかりますが、一定の条件をクリアすることで年会費を無料にすることができます。
JCBブランドでは先程紹介したとおり、
- NTTドコモ、au、SoftBankの利用代金を池田泉州デビット(JCB)で支払った場合
- 年間ショッピング利用累計額が10万円以上の方
- 年会費請求月の前月末時点で満23歳以下の方
のいずれかを満たせば年会費が無料になりますが、Visaブランドでは携帯電話料金の支払いで年会費が無料になる条件がなく、年間ショッピング10万円以上と満23歳以下の2つのみとなっています。
これは大きな違いですね。
条件だけを見ればJCBの方が楽に年会費無料にすることができそうですね。
ちなみに、Visaブランドではそもそも携帯電話料金の支払いができない仕様となっています。
3.海外事務手数料
海外でカードを利用すると利用代金とは別に手数料を支払う必要がありますが、その手数料がブランドによって以下のように違ってきます。
- JCBブランド:JCBが定める基準レートに海外事務手数料(4.6%)を上乗せしたレートで円貨換算される
- Visaブランド:Visaが定める基準レートに海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレートで円貨換算される
数値だけを見ればJCBブランドのほうが多く支払うことになりますが、それぞれのブランドには基準レートがありますので、単純にJCBの方が損をするとは一概には言えないですね。
4.カードの利用特典
JCBブランドでは利用金額1,000円(税込)につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まりますが、Visaブランドでは毎月の利用金額の0.25%が自動キャッシュバックされる仕組みとなっています。
還元率だけを見ればJCBブランドの方に優位性がありますが、ポイントの有効期限や交換する手間が発生するのでそこをどう考えるかで変わってきそうですね。
ここはカードを利用していく上で一番重要な部分でもありますので、よく考えてからカードブランド選んでみてくださいね。
5.ショッピング保険の条件
ショッピング保険の条件もブランドによって大きく違ってきます。
補償額の年間100万円や自己負担額の10,000円は両ブランドとも同じですが、保険の適用条件が両ブランドで変わります。
JCBブランドでは海外での利用のみ補償の対象となりますが、Visaブランドでは国内海外問わず補償の対象となります。
これは大きな違いですね。
6.旅行傷害保険の有無
こちらもブランドによって大きく違ってきます。
JCBブランドでは国内海外ともに最大3,000万円の旅行傷害保険が付帯されていますが、Visaブランドでは国内および海外での旅行傷害保険が一切付帯されていません。
ただ、国内にかんしては入院・通院時の補償などはなく傷害死亡・後遺障害のみの補償となっているので、あまり実用的ではない部分もあります。
とは言えまったく補償が付帯されていないVisaブランドと比べたら、非常に充実している補償内容であると言えますね。
以上6つがブランドによる特典内容の違いになります。
どちらの特典や補償内容にも一長一短がありますので、一概にこっちの方が優れているとは言えませんが、両者で大きく変わっている部分もありますので、ご自分のライフスタイルに合わせて選択してみてくださいね。
最後に両ブランドの違いを表にまとめておきますので、参考にしてみてください。
カード名称 | 池田泉州デビット(Visa) | 池田泉州デビット(JCB) |
家族カード | なし | あり |
年会費無料の条件 | ・年間ショッピング利用累計額が10万円以上 ・年会費請求月の前月末時点で満23歳以下 | ・年間ショッピング利用累計額が10万円以上 ・年会費請求月の前月末時点で満23歳以下 ・携帯電話料金のデビット決済 |
海外事務手数料 | Visaが定める基準レートに海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレート | JCBが定める基準レートに海外事務手数料(4.6%)を上乗せしたレート |
カード利用特典 | 利用金額の0.25%が毎月自動キャッシュバック | 利用金額1,000円につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まる |
ショッピング保険の条件 | 国内海外問わず補償 | 海外での利用のみ補償 |
旅行傷害保険の有無 | 補償なし | 国内海外ともに最大3,000万円が補償 |
池田泉州デビット(JCB)のまとめ
JCBデビットカードは、口座直結のため使った代金は自分の貯金口座からの即時支払い。利用可能額も貯金残高の範囲内と、使いすぎの心配もなく現金感覚で使うことができます。
- 借金をしているのと同じだから持ちたくない
- 使いすぎてしまう危険性がある
- 支払いが滞った時のリスクが怖い
このような、クレジットカードに対して不安や抵抗感を持っている方も、不安要素を取り除いたJCBデビットカードなら安心して持つことができます。
今回ご紹介したのは、池田泉州銀行が2018年9月3日(月)より発行を開始したJCBブランドの「池田泉州デビット(JCB)」。
池田泉州銀行の普通預金口座を保有する15歳以上の方なら、誰でも審査なしで発行することができます。
一番の強みは何と言っても、携帯電話料金の支払いに設定するだけで年会費が無料になるというハードルの低さにプラスした国内・海外傷害保険の付帯。
現在発行されているすべてのデビットカードと比較しても、間違いなくトップクラスの補償と言えます。
また、カードを使って貯まるポイントもJCBが提供している「Oki Dokiポイント」なので、使い道に困るということも一切ありません。
交換レートにさえ注意すれば、これほど使いやすいポイントもないでしょう。
カード選びの基準をどこに置くのか?
ポイント還元よりも ”万が一のときの補償” を重要視するという方であれば、池田泉州デビット(JCB)はまさにうってつけのカード。
メインカードとしてだけでなく、サブカードとしてもその機能を十分に発揮してくれます。
池田泉州銀行の口座をお持ちの方、あるいは口座開設を考えているという方は、一度「池田泉州デビット(JCB)」を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、「池田泉州銀行が発行する池田泉州デビット(JCB)のメリット・デメリットを徹底解析!簡単な年会費無料条件に国内・海外旅行保険付き!」についての紹介でした。
池田泉州デビット(JCB)の基本詳細
カード名称 | 池田泉州デビット(JCB) |
銀行名 | 池田泉州銀行 |
年会費 | 1,000円(税抜) ※初年度無料 ※携帯電話料金の支払いに設定すれば無料 ※年間利用額10万円以上の方は無料 ※満23歳以下の方は無料 |
入会資格 | 池田泉州銀行に普通預金口座をお持ちの15歳以上(中学生は除く)の個人および個人事業主の方で、日本国内に居住されている方 |
申込方法 | 池田泉州銀行のWebサイト、または池田泉州銀行本支店の窓口 |
入会審査 | なし |
家族カード | 400円(税抜) ※初年度無料 |
ETCカード | なし |
有効期限 | 5年間 |
支払い回数 | 1回払い |
支払い方法 | 支払い方法 カード利用と同時に口座から引き落とし ※一部加盟店・サービス側の売上処理の都合などにより、即時で引き落としされない場合があります |
利用限度額 | 普通預金残高、かつJCBデビット利用限度額の範囲内 【国内ショッピング】 「1回:200万円(50万円) / 1日:200万円(50万円)」 ※かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能 【海外ショッピング】 「1回:200万円(50万円) / 1日:200万円(50万円)」 ※かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能 【海外での現地通貨引出】 「1回:50万円(10万円) / 1日:50万円(10万円)」 ※かっこ内の数字は初期設定額。上記ご利用可能額の範囲内ならいつでも変更が可能 |
利用できる場所 | 国内・海外のJCBマークがある加盟店 国内・海外のネットショッピング ※公共料金や高速道路料金など、一部利用できない加盟店があります。 JCB・Cirrusマークがある海外ATM |
カード利用時の確認方法 | 本カードを利用の都度、登録しているメールアドレス宛てに利用通知メールが届きます。また、WEB明細(MyJCB)でも確認することができます。 |
海外ATM利用手数料 | 100円(税抜) |
為替レート | JCBが定める基準レートに京都銀行およびJCB所定のレート(4.6%)を加算したレートでの円貨換算 |
カード再発行手数料 | 1,000円(税抜) |