高速道路でクレジットカード払いにする際の5つの注意点とETC割引

公開日: : 最終更新日:2016年10月11日 使い方

高速道路でクレジットカード払いにする際の5つの注意点とETC割引
高速道路の料金所を通過する際には、ほとんどの人がETCカードを利用してETCレーンを通過していると思います。ノンストップで通過できるうえ、ETC割引が適用されますので非常にお得ですよね。

ただ、ETC割引を適用するためには車載器の購入やセットアップをするなどの初期費用が必要となりますので、高速道路の利用頻度の兼ね合いから一般レーンを利用している方もまだまだたくさんいらっしゃいます。

もちろんそれ以外の理由で一般レーンを利用している方もいらっしゃるかとは思いますが、一般レーンを利用しているほとんどの方は現金払いをしているのではないでしょうか。

実は、全国の主要とされている高速道路や一般有料道路ではクレジットカード払いが可能となっています。

利用できるクレジットカードも「JCB・VISA・MasterCard・アメックス・ダイナース・NICOS」となっていますので、使えないとうことはほぼないのではないでしょうか。 詳しくはこちらへ

では、クレジットカードはどうやって使ったらいいのか。これは非常に簡単です。現金払いの時と同じように『一般レーンを通り係員に通行券と一緒にカードを渡す』だけです。

サインを書く必要もありませんので支払いもスムーズです。今現在現金払いにしている方は、これを機にカード払いに切り替えてみてはいかがでしょうか。

ただ、高速道路でクレジットカードを利用する際には注意しなければならないことがあります。

高速道路でクレジットカードを利用する際の5つの注意点とは?

  1. 現金との併用はできない
  2. 支払い回数は一回払いのみ
  3. 領収書はもらえない
  4. カード会員本人が乗車していないといけない
  5. ETC割引は適用されない

1.現金との併用はできない

一回の通行料金の支払いではカードと現金や他の支払手段と併用することは出来ません。

2.支払い回数は一回払いのみ

すべての高速道路において利用代金の支払いは一回払いのみとなります。

3.領収書はもらえない

料金所での支払いを現金払いにした場合は領収書が発行されますが、カード払いにした場合は領収書ではなく利用証明書が発行されます。

領収書とは『現金の受け渡しを行いました』という証明となりますので、その場で現金の受け渡しを行わないカード払いや回数券、前売通行券などは領収書を発行してもらうことができません。

ですが、カード払いの場合は後日カード会社から発行される明細書が領収書に相当するものとされています。
※回数券や前売通行券においては領収書および利用証明書の発行はありません。

4.カード会員本人が乗車していないといけない

クレジットカードはたとえ夫婦や家族であっても本人(本会員)以外での使用は禁止されています。そのため、カード会員本人が乗車していない場合はクレジットカードを利用することはできません。

5.ETC割引は適用されない

ETC割引となっていますのでクレジットカードで支払いをした場合には割引対象外となります。

 

以上が高速道路でクレジットカードを利用する際の5つの注意点となります。

ここからは『ETC』ついて紹介したいと思います。
※ETC割引制度は平成26年4月1日から大幅に変更となりました。

ETCについて

『ETC』とは電子料金収受システム(Electronic Toll Collection System :エレクトロニック・トール・コレクション・システム)の略称で、無線通信技術を使って自動的に有料道路の通行料金の支払いを行うシステムのことです。

そして、ETCカードを車載器に挿入した車が料金所のETCレーンを通過すると、料金所のアンテナと車載器との間で無線により、有料道路の料金支払いに必要な情報が交信され、自動的に料金の支払いが行われる仕組みとなります。

セキュリティ面においてもETCカードにはICチップが内蔵されていますので従来の磁気ストライプのカードに比べて安全性も高くなっています。1997年から試験導入を経て2001年に全国の高速道路で使用できるようになりました。

これによるメリットは下記の5つ

  1. 現金などを用意する必要がなくなった。
  2. 料金所をノンストップで通過できるため、一時停止による渋滞がかなり軽減された。
  3. 料金所の渋滞が減ることで運転手のストレスが軽減された。
  4. 料金所付近での発進・停止の繰り返しがなくなることによる排気ガスや騒音の軽減。
  5. 割引が適用された。

 
上記5つの中で『ETC割引』が私たちにとって最大のメリットといえるのではないでしょうか。しかし残念なことにこのETC割引も平成26年4月1日から大幅に縮小となりました。

平成26年4月1日からのETC割引制度について

平成26年4月1日からのETC割引制度は

  1. 平日朝夕割引
  2. 休日割引
  3. 深夜割引
  4. ETCマイレージサービス
  5. アクアライン割引
  6. 圏央道特別割引
  7. 圏央道連続利用割引

 
※通勤割引は平成26年3月31日をもって廃止となりました。

1.平日朝夕割引

平日『朝 : 6時~9時』と『夕方 : 17時~20時』の間は、すべての車種を対象に1ヶ月間の利用回数に応じて30%・50%が還元されます。
※事前に『ETCマイレージサービス』への登録が必要

1ヶ月の割引対象となる
利用回数(1日~末日まで)
還元率
5回~9回まで通行料金のうち最大100km相当分を「約30%分還元」
10回以上通行料金のうち最大100km相当分を「約50%分還元」

 
還元分は、利用月の翌月20日にETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として付きます。
1ヶ月の利用回数が5回に達しなかった場合は、還元率は適用されません。 詳しくはこちらへ

2.休日割引

土曜・日曜・祝日(終日)では普通車・軽自動車等(二輪車)を対象に、『平成26年4月1日~6月29日(日)までは50%割引』『平成26年7月5日(土)以降は30%割引』となります。

3.深夜割引

毎日:0時~4時の間はすべての車種を対象に『30%割引』となります。

4.ETCマイレージサービス

全日・終日の間ETCマイレージサービスに登録しているカードを利用すれば、通行料金10円毎に1ポイントの「マイレージポイント」が貯まります。

貯まったポイントはポイント数に応じて還元額(無料走行分)と交換することができます。

1,000ポイント=500円分
3,000ポイント=2,500円分
5,000ポイント=5,000円分

5.アクアライン割引

東京湾アクアライン(浮島ICから木更津金田ICまで)では、軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車を対象に割引となります。

対象車種通常料金ETC車割引料金
軽自動車2,470円640円
普通車3,090円800円
中型車3,700円960円
大型車5,090円1,320円
特大車8,490円2,200円

 
ETC時間帯割引(休日割引・深夜割引など)や障害者割引とは重複して適用されません。最も割引額が大きくなる本割引が優先して適用されます。

6.圏央道特別割引

圏央道(八王子JCT~鶴ヶ島JCT間)では、軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車を対象に期間限定で割引となります。
平成26年4月1日~平成28年3月31日までの期間限定ETC割引

対象車種割引額
軽自動車420円
普通車510円
中型車620円
大型車850円
特大車1,420円

 
他のETC割引や障害者割引との重複適用はなく、割引額が大きくなる方が適用となります。

ただし、本割引と平日朝夕割引が重複して適用要件を満たし、平日朝夕割引の方がお得になる場合は、本割引の適用に加え、本割引適用後の料金から平日朝夕割引の割引後の額を差し引いた額を、ETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として付きます。

7.圏央道連続利用割引

圏央道ではすべての車種を対象に期間限定で一律割引となります。
平成28年3月までの期間限定ETC割引

割引対象区間割引額
(全車種一律)
関越道(練馬IC~鶴ヶ島IC間)の各IC  ⇔  圏央道(海老名~桶川北本IC間)の各IC150円
中央道(高井戸IC~八王子IC間)の各IC  ⇔  圏央道(海老名~桶川北本IC間)の各IC300円
中央道の相模湖IC・相模湖東IC  ⇔  圏央道(海老名~桶川北本IC間)の各IC150円
東北道(川口JCT~久喜IC間)の各IC  ⇔  圏央道 白岡菖蒲IC150円
常磐道(三郷IC~桜土浦IC間)の各IC  ⇔  圏央道(つくば中央IC~神崎IC間)の各IC150円

 
割引対象区間を通過する走行は割引対象外
他他のETC割引や障害者割引との重複適用はなく、割引額が大きくなる方が適用となります。

ETC割引を適用するにあたっての注意点!

ETC割引を適用するためには事前準備が絶対条件としてあります。それは「車にETC車載器が搭載してありなおかつセットアップ済であること」です。

簡単に言うとETCカードを車載器に差し込めばいつでも利用できる状態ということです。ちなみにセットアップとは車検証に記載されている車両情報を車載器に登録することをいいます。
車載器を搭載していない場合でもETCカード自体は一般レーンで現金やクレジットカードの代わりとして利用することが出来ますが、その際ETC割引は適用されませんので注意してください。

車載器が搭載+セットアップ済の場合は、一般レーンであってもETC割引は適用となります。ETCカードで支払いをする際には必ず係員がETC車載器の有無を聞いてきますので『あります』と言えばETC割引が適用となります。
もちろんうそをついてはダメですよ。実際逮捕者もでていますし。

クレジットカードが利用停止の場合でもETCカードは使える?

延滞や利用限度額オーバーなどが原因でクレジットカードが利用停止になっていた場合、ETCカードを利用してETCレーンを通過することはできるのでしょうか。

実は「問題なく通過することができます。

なぜかと言うと、通常お店でクレジットカードを利用した場合にはカードをカードリーダーに差し込むと同時に、カード会社にそのカードが利用可能かどうか照会されます。

そして問題がなければそのままカードが利用でき、問題が発生すればカードエラーとなり利用できなくなります。この工程をETCレーンを通過する数秒の間に処理することは現実的に不可能となりますので、ETCカードの場合は『有効期限のチェック』のみとなっています。

ですから有効期限が切れていないカードであればクレジットカードが利用停止の場合でも問題なくETCレーンを通過することができます。

仮に可能だとしてもカードエラーでバーが上がらないような事にでもなれば、事故の数も増えてそれこそ大問題になってしまいます。

ですが、クレジットカードが利用停止の状態でETCカードを繰り返し利用するのはおすすめしません。

ETCパーソナルカードとは?

ETCカードは基本クレジットカードの追加カードとなっていますので、クレジットカードを発行しないことにはETCカードを持つことはできません。

ですが、クレジット機能がついていない「ETCパーソナルカード」と呼ばれるETCカードがあります。使用するためには「保証金(最低でも4万円) + 年会費1,234円」を支払う必要があるためあまりメリットは感じられませんが、クレジットカードを作るのに抵抗がある人にとっては良いのではないでしょうか。 詳しくはこちらへ

 

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