年収200万でもOK!ゴールドカードの申込条件と審査基準について
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最終更新日:2023年09月28日
申込条件・審査基準
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クレジットカードを持つものなら誰しもが一度は憧れたことのあるゴールドカード。
2000年代前半までは満30歳以上で年収500万円以上、勤続年数5年以上となかなかハードルの高い入会基準でしたが、近年は審査基準もだいぶ緩和され20代前半の方や年収の少ない方でもゴールドカードが持てるようになっています。
そこで今回はゴールドカードを作るための申込条件と審査基準の2つについて紹介したいと思います。
ゴールドカードの発行をお考えの方はぜひご覧になってみてください。
ゴールドカードを作るための申込条件について
ゴールドカードがほしいなと思ったときにまず思うのが、「今の自分が申込条件に達しているのか?」ということだと思います。
具体的には
- 申込み年齢は問題ないのか?
- 今の年収でも大丈夫なのか?
- 今の勤続年数でも大丈夫なのか?
といった項目ですね。
いくらゴールドカードがほしいと思っても申込自体できなれければ意味がありませんの、まずは申込条件について押さえておきましょう。
申込みに必要な年齢ついて
ゴールドカードといえば30歳以上から申し込めるというイメージが強いですが、それは以前の話で今では20代前半の方でもゴールドカードに申込むことができます。
例えば、JCBが発行する「JCBゴールドカード」は20歳以上から申込みできますし、オリコが発行する「オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド」も20歳以上から申込みできます。
他にも、
- 楽天プレミアムカード
- dカード GOLD
- 三井住友VISAプライムゴールド
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
なども申込年齢は20歳以上からとなっています。
「ゴールドカードの申込年齢=30歳以上」というのはもう過去の話なので、20代前半の方も気楽に申込んでみてくださいね。
18歳以上から申し込めるゴールドカードもある
数はそれほど多くありませんが、18歳以上から申込み可能なゴールドカードも存在しています。
例えば、三菱UFJニコスが発行する「MUFGカードゴールド」やセディナが発行する「セディナカードゴールド」がそれに該当します。
年会費自体も1,905円(税抜)と非常に安価なので、ゴールドカードとは言え気軽に申込みできそうですね。
申込みに必要な年収について
2000年代前半におけるゴールドカードの必要年収は500万円というのがひとつの基準でしたが、景気悪化による年収の引き下げやまったく上がらないという人の増加に伴い、各カード会社の申込基準は大幅に緩和されています。
具体的には申込年齢が20歳以上のゴールドカードであれば、年収200万円以上あれば問題なく発行できると言われています。
その根拠については、20代前半の平均年収から判断することができます。
国税庁のホームページでは年齢別の平均年収が公表されていますが、20~24歳の平均年収はだいだい250万円前後となっています。
であれば当然カード会社がもとめる年収もこの数値に合わせる必要があるわけですから、必然的に年収は200万円以上あれば良いということになります。
もちろんこれはずべての方に当てはまるというわけではありません。
同じゴールドカードに申込んだとしても、申込年齢が20歳の人と30歳の人ではやはり基準は変わってきます。
ただ、審査基準自体は甘めに設定されていますので、申込年齢が30歳以上のゴールドカードに比べれば格段に審査通過はしやすくなっています。
申込みに必要な勤続年数について
勤続年数についてはどこのカード会社も具体的な年数を表記しているわけではないので、1年未満の方でも申込みは可能です。
ただ、申込年齢が30歳以上になっているゴールドカードにかんしては、勤続年数が短いとその分審査では不利になってしまうのでその点は注意が必要です。
勤続年数が短いという方は、申込年齢の低いゴールドカードを狙うのが無難と言えるでしょう。
以上がゴールドカードを作るための申込条件についての紹介です。
基本的には「年収200万以上で安定した収入のある方」であれば、比較的簡単にゴールドカードは作れるかと思います。
ゴールドカードの審査基準について
クレジットカードの審査というのは申込者の年収や勤続年数、居住形態などの属性をスコアリングシステムによって点数化し、その合計点を基に総合的な判断を下します。
これは一般カードに限った話ではなく、ゴールドカードでもまったく同じ審査方法となっています。
違うのはその審査基準が一般カードのときより厳しくなっているという点です。
では具体的にゴールドカードの審査ではどの項目が厳しくチェックされるのでしょうか。
それは「勤続年数」と「クレジットヒストリー」の2つです。
勤続年数の重要性について
「なぜ年収が入っていないのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、審査において年収の多い少ないはあまり重要視されていません。
もちろんまったく関係ないというわけではないので少ないよりかは多いほうがいいですが、年収というのは数ある審査項目の中でも特に裏付けの取りづらい属性となっているので、カード会社もある程度申込者の申告額を基準として考えるケースが多くなります。
それよりも、「安定した収入はあるのか?」という点をカード会社は重視しています。
そのために見る項目が「勤続年数」です。
勤続年数が1年未満だと離職率も高く「安定した収入を継続できるのか?」という点に不安が残りますが、5年以上の勤続年数があれば離職率も低く、安定した収入が継続できると判断することができます。
一般カードでも勤続年数は重要な審査項目ですが、利用限度額が高いゴールドカードではより重要視される項目となっています。
20歳前後の方は勤続年数より勤務先が重視される
勤続年数が長いほど審査では有利に働くのは確かですが、20歳前後の方は必然的に勤続年数は短くなります。
2年未満が一般的で1年未満の方も比較的多くいらっしゃることでしょう。
そのような場合は、勤続年数ではなく勤務先が重視されます。
ですので、勤続年数が1年未満と短い場合であっても、公務員や大企業に勤めている方であれば審査を有利に進めることができます。
クレジットヒストリー(クレヒス)の重要性について
クレジットカードの審査においてはクレジットヒストリーの良し悪しが重要なポイントとなってきますが、ゴールドカードの審査ではより厳しくチェックされることになります。
クレジットヒストリーとはその名のとおりクレジットの歴史のことで、これまでに利用したクレジットカードの利用履歴を意味しています。
具体的にはクレジットカードの利用状況や返済履歴、キャッシングの有無や金額といった項目ですね。
これらの情報は個人信用情報機関と呼ばれる個人の信用情報を扱っている機関に記録されており、クレジットカードの入会審査や更新の際にカード会社が確認をします。
- 返済に遅れたことはないのか?
- キャッシングやカードローンは利用しているのか?
- 債務残高はいくらあるのか?
- クレジットカードは何枚もっているのか?
といった項目ですね。
ゴールドカードの審査では、一般カードのときよりさらにこのクレジットヒストリーが厳しくチェックされます。
なかでも「返済に遅れたことはないのか?」という点が、もっとも重要視されます。
多くのカード会社が加盟している個人信用情報機関「CIC」では過去24ヶ月分の支払い状況が記録され、支払いの遅れがあった場合はそれを意味する記号「A」が表記されます。※下記図参照
当然その数が多いほど信用度はマイナスとなるので、審査に通る確率は格段に下がってしまいます。
逆に毎月きちんと支払ができていることを意味する「$」が並んでいれば、審査では非常に有利に働きます。
ですので、ゴールドカードを視野に入れているという方は、支払いの遅れがないきれいなクレジットヒストリーを築き上げるようにしてくださいね。
ちなみに「A」マークが3つ以上あると、審査通過は難しいと言われていますよ。
ゴールドカードのメリット
年会費無料のクレジットカードがあるなかで、わざわざお金を支払ってまでゴールドカードを持つ理由とは一体何なのでしょうか。
それはもちろん年会費を支払う以上のメリットが、ゴールドカードにあるからです。
そのメリットとは次の4つです。
- 付帯保険の充実さ
- 高い利用限度額
- 空港ラウンジの無料利用
- 得られる優越感
1.付帯保険の充実さ
ゴールドカードのメリットでまずあがってくるのが、充実した付帯保険の数々です。
具体的には、
- 高額補償の海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険の付帯
- 家族にも適用される「家族特約」の付帯
- カードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」
- 国内対応のショッピング保険の付帯
といった内容です。
もちろんすべてのゴールドカードが同じような補償内容というわけではありませんし、一般カードでも旅行傷害保険やショッピング保険が付帯しているカードもありますが、補償内容においてはゴールドカードの方が格段に充実しています。
簡単に比較すると、以下のような感じです。
項目 | ゴールドカード | 一般カード |
海外旅行傷害保険 | 補償額が多い | 補償額が少ない |
国内旅行傷害保険 | 付帯カードが多い | 付帯カードが少ない |
保険適用条件 | 自動付帯が多い | 利用付帯が多い |
家族特約 | 付帯カードが多い | ほぼ付帯していない |
ショッピング保険 | 補償額が多い | 補償額が少ない |
大きく違ってくるのが、各種保険の補償額です。
海外では救急車の利用で10万円以上、2、3日の入院で50万円以上することがあるなど、その治療費の高さににビックリすることも多いですが、ゴールドカードであれば別途費用を支払うことなく済ませるケースが多くなります。
また、保険の適用には旅費などを事前にカードで支払う必要のある「利用付帯」と、カードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」の2つがありますが、ゴールドカードの場合は「自動付帯」であることが多いです。
旅行傷害保険の補償額は他のクレジットカードと合算することができるので、自動付帯だと容易に補償額の上乗せが可能となりますね。
2.高い利用限度額
「最初から利用限度額が高い。」これもゴールドカードのメリットのひとつです。
クレジットカードの限度額は良質なクレジットヒストリーを築き上げることで「10万→50万→100万」と段階的に引き上がっていきますが、ゴールドカードの場合は最初から50万~200万円といった高い限度額からスタートできるケースが多くなります。
限度額が高くなればその分限度額オーバーによる利用停止が軽減できるので、いつでもストレスフリーで買い物を楽しむことができますね。
3.空港ラウンジの無料利用
「飛行機の待ち時間を優雅に過ごせる。」これもゴールドカードのメリットのひとつですね。
空港には1名1,000円~2,000円で利用できるラウンジが設置されていますが、対象のゴールドカードを持っていれば無料で利用することができます。
基本的なサービスは、だいだいどこのラウンジも
- 無料Wi-Fi
- パソコン利用
- 電源利用
- 新聞・雑誌観覧
- 無料ソフトドリンク(アルコールは有料)
- コピー・FAX(有料)
となっています。
出張や旅行などで飛行機に乗る機会が多い方にとっては、うれしいサービスですね。
ただ、ラウンジを無料で利用できるのは基本カード会員本人だけですので、同伴者がいる場合は別途利用料が必要になるのでご注意ください。
カードによっては同伴者も無料になったり割引価格になったりするものもありますので、事前に確認してから利用するのがよいでしょう。
4.得られる優越感
ゴールドカードを持つことで得られる優越感もまたメリットのひとつと言えます。
社会人になると会社の同期や後輩と食事に行く機会も増えますが、その際の支払いをゴールドカードで済ませれば、一般カードでは得られない優越感にひたることができます。
もちろんビジネスシーンにかぎらず、恋人とのデート中においても高い満足感を得ることができます。
見栄っ張りだ!と言われればそれまでですが、そういった優越感にひたれるのもゴールドカードの魅力のひとつと言えるのではないでしょうか。
ゴールドカードのデメリット
ゴールドカードのデメリットは、年会費が高額になるケースが多いということです。
最近はゴールドカードとは思えないほど年会費の安いカードも発行されていますが、相対的に見ればやはり高額になるケースが多いです。
先程紹介したメリットに魅力を感じないという方は、あえてゴールドカードを選ぶ必要はないでしょう。
おすすめのゴールドカード
ゴールドカードに申し込むと言ってもどれがいいのかわからないという方も多いと思いますので、現在特に人気の高い4枚を厳選して紹介したいと思います。
ゴールドカードを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
「MUFGカードゴールド」は18歳から申込可能
MUFGカードゴールドは三菱UFJニコスが発行するゴールドカードで、学生を除く18歳以上から申し込むことができます。
年会費は初年度無料で2年目からは1,905円(税抜)。家族カードは1人目は無料で、2人目から400(税抜)となっています。
ゴールドカードとは思えないくらいの安価な年会費ですが、国内・海外旅行傷害保険およびショッピング保険はしっかりと完備されています。
もちろん、空港ラウンジも無料で利用可能です。(詳細はこちら)
各種保険の補償内容は以下のとおり。
【海外旅行傷害保険】
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 自動付帯 |
傷害死亡後遺障害 | 最高 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円(1旅行につき) ※免責額:3,000円 ※限度額:100万円 |
救護者費用 | 200万円 |
家族特約 | なし |
【国内旅行傷害保険】
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 利用付帯 日本出国前に、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を本カードで支払った場合に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。 |
傷害死亡後遺障害 | 最高 2,000万円 |
入院日額 | 3,000円 |
通院日額 | 2,000円 |
手術(1回) | 3,000円×(10~40倍) |
家族特約 | なし |
【ショッピング保険】
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 【海外ショッピング】:条件無しで対象 【国内ショッピング】:リボ・分割払いのみ対象。ただし、登録型リボ「楽Pay」に登録している場合は支払い方法を問わず対象 |
補償額(海外) | 100万円 限度(年間) ※免責額:1事故につき3,000円 |
補償額(国内) | |
補償対象 | 本カードを利用して購入した物品で、購入日から90日以内に偶然な事故・盗難によって損害を被った場合 |
全体的な補償額はゴールドカードにしては若干物足りなさを感じますが、海外旅行傷害保険の適用条件が自動付帯なのはうれしいですね。
他のカードと併用すれば、簡単に補償額の上乗せができます。
審査難易度については申込年齢が18歳以上であることと年会費が安いということを踏まえると、かなりやさしい部類に入ると言えますね。
安定した収入があれば年収200万円前後の方でも、問題なく発行してくれることでしょう。
こんな方におすすめ
- 年会費を安く済ませたい方
- 年収が200万円前後の方
- 勤続年数の短い方
MUFGカードゴールド | 国際ブランド | ||
年会費 | |||
1,905円(税抜) | |||
|
※旅行中の航空便もしくは航空便に預けた手荷物の遅延などにより、負担したホテル代等客室料金や衣料品などの費用を補償してくれる保険。ただし、航空券などの支払いを事前にカードで支払った場合にのみ対象となる。
ステータス性抜群の「三井住友VISAゴールドカード」
三井住友VISAゴールドカードは三井住友カードが発行するゴールドカードで、安定継続収入のある30歳以上から申し込むことができます。
年会費は初年度無料※で2年目からは10,000円(税抜)。家族カードは1人目無料で、2人目から1,000円(税抜)となっています。※ネット入会のみ
年会費はゴールドカードらしい高めの設定ですが、以下の条件をクリアすることで最高4,000円(税抜)まで抑えることができます。
- WEB明細書サービスの利用:1,000円(税抜)割引
- マイ・ペイすリボに登録、かつ年1回以上の利用:半額
- 前年度のカード利用額が100万円以上300万円未満:20%割引
- 前年度のカード利用額が300万円以上:半額
年会費が4,000円(税抜)ともなれば月平均340(税抜)程度で利用できるわけですから、これはうれしいサービスですね。
各種保険の補償額は、これぞゴールドカードといった充実の内容となっています。
【海外旅行傷害保険】
補償項目 | 補償内容 | |
傷害死亡後遺障害 | 合計 | 最高 5,000万円 |
自動付帯 | 1,000万円 | |
利用付帯 | 4,000万円 | |
傷害治療費用 | 300万円 | |
疾病治療費用 | 300万円 | |
賠償責任 | 5,000万円 | |
携行品損害 | 50万円(1旅行につき) ※免責額:3,000円 ※限度額:50万円 |
|
救護者費用 | 500万円 | |
家族特約 | あり※ |
【海外旅行傷害保険】※家族特約
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 自動付帯 |
傷害死亡後遺障害 | 最高 1,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 50万円(1旅行につき) ※免責額:3,000円 ※限度額:50万円 |
救護者費用 | 200万円 |
【国内旅行傷害保険】
補償項目 | 補償内容 | |
傷害死亡後遺障害 | 合計 | 最高 5,000万円 |
自動付帯 | 1,000万円 | |
利用付帯 | 4,000万円 | |
入院日額 | 5,000円 | |
通院日額 | 2,000円 | |
手術(1回) | 最高 20万円 | |
家族特約 | なし |
【ショッピング保険】
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 条件なし |
補償額(海外) | 300万円 限度(年間) ※免責額:1事故につき3,000円 |
補償額(国内) | |
補償対象 | 本カードを利用して購入した物品で、購入日および購入日の翌日から200日以内に偶然な事故・盗難によって損害を被った場合 |
旅行傷害保険の自動付帯に対する補償額が1,000万円と少々物足りなさを感じますが、それ以外は満足のいく補償内容となっていますね。
また、三井住友VISAゴールドカードでは「ドクターコール24」と呼ばれる医師への24時間・年中無休の電話相談が無料で利用できたり、一流ホテルや旅館の宿泊予約が初回7%(2回目以降5%)割引で利用できるサービスも利用できます。
もちろん国内主要空港のラウンジは無料で利用可能です。
さらに2019年3月1日より「セブン‐イレブン/ファミリーマート/ローソン/マクドナルド」での利用は、いつでもポイント5倍で買い物できるようになっています。
これは一般カードでも同様のサービスですが、対象店舗をよく利用している方にとってはうれしい限りですね。
審査難易度については申込年齢が30歳以上であることと年会費の高さを踏まえると、少々高めの部類に入ると言えます。
きれいなクレジットヒストリーは当然として、年収300万円以上は必要になるでしょう。
こんな方におすすめ
- 手厚い補償を重視したい方
- ステータス性を重視したい方
- 年会費を安く済ませたい方
日本初のゴールドカードは「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはAmerican Expressが発行するゴールドカードで、安定継続収入のある20歳以上から申し込むことができます。
年会費は初年度から29,000円(税抜)。家族カードは1人目無料で、2人目から12,000円(税抜)となっています。
年会費は非常に高く安価なプラチナカード級と言えますが、入会後3ヶ月以内に以下の条件をクリアすることで最大30,000ポイント獲得することができます。
- 入会後3ヶ月以内に1万円のカード利用:1,000ポイント
- 入会後3ヶ月以内に25万円のカード利用:4,000ポイント
- 入会後3ヶ月以内に50万円のカード利用:20,000ポイント
- 合計50万円のカード利用:5,000ポイント
なかなかハードルの高い条件となっていますが、30,000ポイントはカード利用でいえば300万円に相当する額になるので、できる限り達成しておきたいですね。
対策としては、ある程度買い物の目星をつけてからカードに申し込むといいでしょう。
各種保険の補償額については以下のとおりです。
【海外旅行傷害保険】
補償項目 | 補償内容 | |
傷害死亡後遺障害 | 合計 | 最高 1億円 |
自動付帯 | 5,000万円 | |
利用付帯 | 5,000万円 | |
傷害治療費用 | 合計 | 300万円 |
自動付帯 | 200万円 | |
利用付帯 | 100万円 | |
疾病治療費用 | 合計 | 300万円 |
自動付帯 | 200万円 | |
利用付帯 | 100万円 | |
賠償責任 | 4,000万円 | |
携行品損害 | 50万円(1旅行につき) ※免責額:3,000円 ※限度額:100万円 |
|
救護者費用 | 合計 | 400万円 |
自動付帯 | 300万 | |
利用付帯 | 100万 | |
家族特約 | あり※ |
【海外旅行傷害保険】※家族特約
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 利用付帯 |
傷害死亡後遺障害 | 最高 1,000万円 ※自動付帯 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 4,000万円 |
携行品損害 | 50万円(1旅行につき) ※免責額:3,000円 ※限度額:100万円 |
救護者費用 | 300万円 |
【国内旅行傷害保険】
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 利用付帯 |
傷害死亡後遺障害 | 最高 5,000万円 |
入院日額 | なし |
通院日額 | なし |
手術(1回) | なし |
家族特約 | 傷害死亡後遺障害:1,000万円 |
【ショッピング保険】
補償項目 | 補償内容 |
適用条件 | 条件なし |
補償額(海外) | 500万円 限度(年間) ※免責額:1事故につき10,000円 |
補償額(国内) | |
補償対象 | 本カードを利用して購入した物品で、購入日および購入日の翌日から90日以内に偶然な事故・盗難によって損害を被った場合 |
傷害死亡後遺障害しか補償されない国内旅行傷害保険は非常に残念ですが、最高1億円が補償される海外旅行傷害保険はさすがといったところですね。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは海外旅行に特価しているイメージが強いですが、普段遣いでも非常にうれしいサービスが用意されています。
なかでも特に利用したいのが「招待日和」と呼ばれるサービスです。
国内外約200店舗のレストランで所定のコース料理を2名以上頼めば、なんと1名分の料理代が無料になります。(詳細はこちら)
大切な人との記念日や友人とのディナーには、まさにうってつけのサービスと言えますね。
審査難易度については難しいと思っている方も多いですが、意外と緩めに設定されています。
申込年齢は20歳以上ですし、年収も300万円以上あれば問題ないでしょう。
クレジットヒストリーが良好であれば200万円台でも発行されるケースもあります。
年会費はゴールドカードの中でも高額な部類に入りますが、それを超えるだけの魅力と特典は十分に兼ね備えていますので、検討する価値は高いと思います。
こんな方におすすめ
- 海外によく行かれる方
- ステータス性を重視したい方
- 充実したサービスを受けたい方
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 国際ブランド | ||
年会費 | |||
29,000円(税抜) | |||
|
20代専用の「三井住友VISAプライムゴールド」
三井住友VISAプライムゴールドは三井住友カードが発行する20代専用のゴールドカードで、安定継続収入のある満20歳以上30未満の方が申し込むことができます。
年会費は初年度無料で2年目からは5,000円(税抜)。家族カードは1人目無料で、2人目から1,000円(税抜)となっています。
旅行傷害保険を含めた各種保険およびカード特典は通常のゴールドカードと同じ内容となっていますが、若者向けということで年会費は半額です。
もちろん年会費が安くなる特典も適用されます。条件は三井住友VISAゴールドカードと同じ、
- WEB明細書サービスの利用:1,000円(税抜)割引
- マイ・ペイすリボに登録、かつ年1回以上の利用:半額
- 前年度のカード利用額が100万円以上300万円未満:20%割引
- 前年度のカード利用額が300万円以上:半額
となっており、最大1,500円(税抜)まで抑えることができます。
月換算すると125円(税抜)で済むわけですから、給料が少なめな20代の方でも負担なく持つことができますね。
カード特典としては通常のゴールドカードと同じ内容と先程言いましが、三井住友VISAプライムゴールド限定の特典も用意されています。
なかでもおすすめなのが、全国主要都市の約80店舗の一流レストランで所定のコース料理を2名以上頼めば、会員1名分が無料になるクーポンがもらえるサービスです。
こちらもアメックスゴールドカード同様、大切な人との記念日や友人とのディナーに活用できそうですね。
審査難易度については若者向けのゴールドカードなだけあって、かなりやさしめの設定になっています。
年収200万前後あれば、問題なく発行してくれることでしょう。
注意点としては三井住友VISAプライムゴールドは20代専用のゴールドカードなので、30歳になれば強制的に解約扱いになることです。
一応30歳になれば自動的に三井住友VISAゴールドカードに切り替わるのでゴールドカードの保持はできますが、年会費が10,000(税抜)にアップする点には注意してください。
ただ、いずれ三井住友VISAゴールドカードを持ちたいと考えている方にとっては、審査基準の低いうちに三井住友VISAプライムゴールドに入会しておくのも有効な手段と言えますね。
こんな方におすすめ
- 手厚い補償を重視したい方
- ステータス性を重視したい方
- 年会費を安く済ませたい方
- いずれ三井住友VISAゴールドカードを持ちたいと思っている方
まとめ
今回はゴールドカードを作るための申込条件と審査基準について紹介してきました。
要点をまとめると
- 20代前半の方でも申込可能なゴールドカードは多い
- 申込年齢が20歳以上のゴールドカードなら年収200万円以上あれば問題ない
- 年会費の安いゴールドカードも数多く存在している
- 審査基準は勤続年数とクレジットヒストリーが重視される
となっています。
ゴールドカードの敷居も以前と比べたらかなり低くなっていますので、ほしいなと思った方は気軽に申込んでみてくださいね。
以上、「年収200万でもOK!ゴールドカードの申込条件と審査基準について」の紹介でした。