年会費だけで決めては絶対にダメ!ゴールドカードの必要性について
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最終更新日:2023年09月28日
必要性
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「なんでわざわざ高い年会費を支払ってまでゴールドカードをもつ必要があるのだろうか?」
こんな疑問をもっている方も少なくないと思いますが、それは一体なぜなのでしょうか?
そこで今回は、1万円以上もの高額な年会費を支払ってまでゴールドカードをもつ必要性、そのメリットについて紹介したいと思います。
目次
ゴールドカードの必要性。そのメリットとは?
高い年会費を支払ってまでゴールドカードをもつ理由としては、単純に年会費以上のメリットがゴールドカードにあるからだと言えます。
これは当然ですね。
なんのメリットもないのに高い年会費を支払い続けるほどバカな話はないですから。
では、ゴールドカードをもつことで得られるメリットとは、一体何なのでしょうか。
それは、次の3つです。
- 社会的な信用性の向上
- 海外旅行時のサポートの充実性
- 余裕のある利用限度額
1.社会的な信用性の向上
ゴールドカードで支払いをしている人を見たときに「お~すごいな~。お金持ちなんだな~。」なんて思ったことがある方も多いと思いますが、ゴールドカードを持つことでその人の ”社会的な信用性” の高さを示すことができます。
実際、クレディセゾンが行った「クレジットカードに関する意識調査」では、3人に1人が「クレジットカードのランクによって相手に対してのイメージが変わった」と回答しています。
具体的には、
- 同じ年の友人がゴールドカードを持っていて、高収入を得ていると羨ましく思った。
- 貫禄を感じた。
- 飲み会で上司がゴールドカードを渡しておごってくれた姿を、とても素敵に思った。
といった内容です。
また、女性の6割が男性の魅力に対しても影響があると回答しています。
セゾン:「クレジットカードに関する意識調査レポート」より抜粋
最近はプラチナカードやブラックカードの登場により、ゴールドカードのステータス性もだいぶ薄れてきたと言われていますが、まだまだ ”一目置く” 人も多いようですね。
このように社会的地位が高く信用性やステータス性を重視する人たち用のツールとして、ゴールドカードが利用されることがあります。
そして海外においては日本以上にステータスカードが重要視されています。
「ステータスカード=信用が高い」という認識が日本よりも強いので、高級レストレンでのサービスがよくなったり、空港でのセキュリティ審査が通りやすくなったりするケースがあります。
ゴールドカードは単なる自己満足のツールだけではなく、あなたの信用度を表す身分証明書にもなるというわけですね。
2.海外旅行時のサポートの充実性
ゴールドカードの一番の魅力は海外旅行時のサポートが一般カードに比べて格段に充実している点です。
一番わかりやすのが、補償額の高さです。
例えば、一般カードで飛び抜けて人気の高い「楽天カード」と誰もが知っている「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」で比較してみると以下のようになります。
補償項目 | アメックスゴールド | 楽天カード | |
傷害死亡後遺障害 | 合計 | 最高 1億円 | 2,000万円 |
自動付帯 | 5,000万円 | - | |
利用付帯 | 5,000万円 | 2,000万円 | |
傷害治療費用 | 合計 | 300万円 | 200万円 |
自動付帯 | 200万円 | - | |
利用付帯 | 100万円 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 合計 | 300万円 | 200万円 |
自動付帯 | 200万円 | - | |
利用付帯 | 100万円 | 200万円 | |
賠償責任 | 4,000万円 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 50万円(1旅行につき) ※免責額:3,000円 ※年間限度額:100万円 | 10万円 限度(1個あたり) ※免責額:3,000円 ※年間限度額:20万円 |
|
救護者費用 | 合計 | 400万円 | 200万円 |
自動付帯 | 300万 | - | |
利用付帯 | 100万 | 200万円 | |
家族特約 | あり | なし |
圧倒的な違いですね。当然そこには
- 楽天カードの年会費:無料
- アメックスゴールドの年会費:29,000円(税抜)
という圧倒的な違いもありますが、いずれのカードにおいてもゴールドカードの方が一般カードより充実した補償額にはなっています。
その他にも、ゴールドカードと一般カードの違いとしては、以下の項目があげられます。
項目 | ゴールドカード | 一般カード |
海外旅行傷害保険 | 補償額が多い | 補償額が少ない |
国内旅行傷害保険 | 付帯カードが多い | 付帯カードが少ない |
保険適用条件 | 自動付帯が多い | 利用付帯が多い |
家族特約 | 付帯カードが多い | ほぼ付帯していない |
ショッピング保険 | 補償額が多い | 補償額が少ない |
空港ラウンジ | 無料で利用可能 | 1,000円~2,000円かかる |
渡航便遅延保険 | 付帯カードが多い | ほぼ付帯していない |
このなかで注目してほしいのは保険の適用条件です。
一般カードでは旅費などを事前にカードで支払うことで保険が適用される「利用付帯」が基本となっていますが、ゴールドカードでは持っているだけで保険が適用される「自動付帯」が大半を締めています。
これは非常に大きな差です。
なぜなら保険の補償額は他のカードと合算することで、大幅な上乗せが可能だからです。
一般カードの補償額でも十分なのでは?と感じる方もいらっしゃると思いますが、海外における治療費の高さは日本とは大きく違っています。
例えば、急な病気で救急車をよんだ場合日本ではお金がかかることはありませんが、海外では10万円以上請求されることがあります。
また、2、3日の入院をした場合も日本では3万~6万くらいで済むケースが多いですが、海外では50万円以上請求される場合もあります。
入院が長引けば当然費用も高額になっていきますので、一般カードの補償額だけでは簡単に上限額オーバーとなってしまいます。
ゴールドカードであればもともとの高額な補償額にプラスして、他のカードと合算しやすい自動付帯であるため簡単に補償額の上乗せが可能になります。
海外出張や海外旅行の多い方であれば、ゴールドカードを保有するメリットは非常に高いと言えますね。
3.余裕のある利用限度額
クレジットカードにはあらかじめ「この金額までなら好きにカードを使ってもらっても良いですよ。」という限度額が設定されますが、ゴールドカードの場合この限度額が一般カードより高く設定されています。
限度額の範囲はクレジットカードによって違いはありますが、だいたい
- 一般カード:10万円~100万円
- ゴールドカード:50万円~200万円
といった感じになっています。
実際1ヶ月に100万円以上利用する方がどれくらいいらっしゃるのかはわかりませんが、高額な買い物をする頻度が多い方であれば、やはり限度額にはある程度の余裕があった方が望ましいですね。
大事なときに限度額オーバーでカードが使えない。なんてことになったら目も当てられませんからね。
ストレスフリーでクレジットカードが利用できるのも、ゴールドカードのメリットのひとつと言えます。
ゴールドカードの良し悪しはサービス内容を理解してから判断しよう
世の中にゴールドカードなんていらないという方はたくさんいらっしゃいます。
楽天が行ったクレジットカードの意識調査でも、実に7割近くの人がゴールドカードはいらないと回答しています。
楽天:「クレジットカードに関する調査」より抜粋
ですが、単純に年会費が高いからという理由だけでゴールドカードは不要だと判断しているなら、それは逆に損をしている場合がるので注意が必要です。
ゴールドカードには先程述べたような
- 旅行保険の補償額が高い
- 保険の適用が自動付帯
- 利用限度額が高い
といったメリット以外にも、
- 空港ラウンジの無料利用
- 家族特約の付帯
- ゴールドカード会員専用のサポートデスク
- 高いポイント還元率
- ホテルやレストランなどでの割引や優待サービス
といった様々な特典が用意されています。
例えば「三井住友VISAゴールドカード」では、ドクターコール24」と呼ばれる医師への24時間・年中無休の電話相談が無料で利用できたり、一流ホテルや旅館の宿泊予約が初回7%(2回目以降5%)割引で利用できるサービスが利用できます。
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」では、招待日和と呼ばれる国内外約200店舗のレストランで所定のコース料理を2名以上頼めば、1名分の料理代が無料になるサービスが利用できます。
これらのサービスをよく利用している方であれば、逆に損をしていることも十分考えられます。
また、意外かもしれませんがゴールドカードは一般カードよりもポイント還元率が高いケースが数多くあります。
実際ゴールドカードを保有する理由として「ポイントがためやすい」がトップに位置していることからも還元率の高さが伺えます。
楽天:「クレジットカードに関する調査」より抜粋
ですから、単純に年会費が高いからいらないと考えるのではなく、きちんとカードの特典やサービスを理解してから、ゴールドカードの良し悪しを判断するようにしてくださいね。
まとめ
今回は高額な年会費を支払ってまでゴールドカードを持つ必要性について紹介してきました。
まとめると、
- 社会的地位が高く、取引先の接待や部下との食事が多い
- 海外出張や海外旅行によく行く
- 高額な買い物をする頻度が多い
- 大半の支払いをクレジットカードで済ませる
という方であれば、ゴールドカードを検討する価値は高いと思います。
先程も言いましたが、年会費が高いという理由だけでゴールドカードなんていらないと判断するのは少々早合点です。
昔は憧れだったゴールドカードも、今では5人に1人の割合で持っている時代です。
自分のライフスタイルとゴールドカードならではのサービスをしっかり吟味して、必要なのか?それとも不要なのか?を検討するようにしてみてくださいね。
以上、「年会費だけで決めては絶対にダメ!ゴールドカードの必要性について」についての紹介でした。