北國Visaデビットカード(クラシックカード)を徹底解析！Visaデビットカード

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利用金額の0.5％を乗じた「北國Visaデビットカードポイント」が貯まる(還元率0.5％) 年会費無料 高校生からVisaカードが作れる 登録不要の「北國割引サービス」でATM手数料が無料 かざすだけで支払いができる「Visa payWave」を搭載 海外旅行保険に加入できる VISA認証サービスが利用可能 第三者不正使用保険が付帯

北國Visaデビットカード(クラシックカード)の特徴

北國Visaデビットカード(クラシックカード)は、北陸地方で店舗展開している北國銀行(ほっこくぎんこう)が発行する年会費無料のVisaデビットカードです。

こちらはスタンダードタイプのカードになりますが、他にもゴールドカードが用意されています。

カードの特徴としては、ショッピング利用金額に0.5％を乗じた「北國Visaデビットカードポイント」を貯めることができ、北國銀行カード加盟店での支払いに利用することができます。

また、北國銀行には「北國割引サービス」と呼ばれる、取引内容に応じて3段階のステージが用意されており、ATM手数料が無料になるなど、各ステージごとに応じた特典を受けることもできます。

申し込み対象が北陸三県に在住の方のみとなっているため、誰でも申し込みできるというわけではありませんが、還元率0.5％は非常に魅力的ですので、申し込み可能な方は候補に入れる価値はあるかと思います。

北國Visaデビットカード(クラシックカード)の基本詳細

カード名称	北國Visaデビットカード(クラシックカード)
銀行名	北國銀行
年会費	無料
入会資格	北陸三県(石川県・富山県・福井県)に住所を有する15歳以上の個人の方 ※事業性の口座でも申し込み可能
決済口座	申し込み時に指定した普通預金口座 ※決済口座の変更はできません。変更する場合は新たに申し込みをする必要があります。
申込方法	当行本支店窓口(店頭での受付になります。) ※インターネットからの申し込みはできません。
入会審査	－
家族カード	－
ETCカード	－
有効期限	5年間
支払い回数	1回払い
支払い方法	カード利用と同時に口座から引き落とし ※一部加盟店・サービス側の売上処理の都合などにより、即時で引き落としされない場合があります。
利用限度額	普通預金残高、かつVisaデビット利用限度額の範囲内 利用限度額【1回：50万円 / 一日：50万円 / 1週間：50万円】 ※一部加盟店・サービスでは、利用限度額を超えてショッピング取引が成立する場合があります
利用できる場所	国内・海外のVISAマークがある加盟店 国内・海外のネットショッピング ※高速道路料金、飛行機機内販売には利用できません。
カード利用時の確認方法	カードの利用と同時に、Visaデビット会員用Webに登録しているEメールアドレスに利用確認メールが届きます。
為替レート	3.00％　※Visaが定める為替レートに上乗せ
海外緊急 カード発行手数料	10,000円(税抜)
カード再発行手数料	無料　※盗難・紛失の場合は2,000円(税抜)

北國Visaデビットカード(クラシックカード)のおすすめポイント

北國Visaデビットカードポイントが貯まる！

北國Visaデビットカード(クラシックカード)を使って買い物をすれば、ショッピング利用金額に対して、「利用金額 × 0.5％」の北國Visaデビットカードポイントを貯めることができます。(端数は切り捨て)

貯まったポイントは、北國銀行の加盟店で、「1ポイント ⇒ 1円」として支払いに利用することができます。

ポイントの使い道が北國銀行の加盟店のみという制限はありますが、還元率0.5％はVisaデビットの中ではトップスラスと言えますので、石川県や富山県、福井県にお住まいの方は、所有する価値は十分あるかと思います。

なお、ポイントの有効期限は付与した日から起算して2年後の月末までとなっています。

「北國割引サービス」でATM手数料が無料！

「北國割引サービス」とは、毎月末日の取引内容に応じて、「ステージ1」「ステージ2」「ステージ3」と判定され、それぞれのステージに応じておトクな特典を受けることができるサービスのことです。

サービスを利用するにあたって面倒な手続きなどは一切なく、普通預金口座を持っている方なら誰でも申し込み不要で利用することができます。

各ステージごとの特典については以下のとおりです。

 

ステージ2から、北國銀行宛のHappy！ライン振込手数料が無料になりますが、やはりここは、提携ATM手数料が無料になる ”ステージ3” を目指したいところではありますね。

各ステージの判定基準は以下のとおりです。

ステージ	取引項目	取引内容
ステージ3	給与振込	当月中にお勤め先から「給与振込」として発信された振込入金を受取している
	年金受取	国民年金、厚生年金、共済年金を自動受取している
	口座振替2件	当月中に口座振替のお引落しの実績が2件以上ある
ステージ2	北國Visaデビットカード利用	当月中に北國Visaデビットカードの利用実績がある
	Happy!ライン利用	当月中にHappy!ラインの利用実績がある
ステージ1	普通預金口座保有	普通預金口座(総合口座を含む)を保有している

 
ステージ2とステージ3にかんしては、取引項目が複数あるかと思いますが、いずれか一方のみを満たせば条件クリアとなります。

北國銀行の普通預金口座を保有して、北國Visaデビットカードを使い、公共料金の口座振替を2件指定するだけで、あっという間にステージ3です。非常にシンプルで簡単な条件ですね。

ただし、ステージ3の適用には、ステージ2の取引項目を満たしていることが条件となっていますので、その点だけ注意してください。

また、判定したステージは、「翌月15日から翌々月14日まで」の適用となりますので、こちらも注意してください。

家族グループの登録でさらに特典が受けやすい！

家族グループの登録をすれば、登録をした家族のステージの中で一番高いステージが ”家族全員” に適用されますので、特典がさらに受けやすくなります。

要は、登録しているグループの中で、一人でもステージ3の方がいれば全員ステージ3の特典が受けられるということです。結構ありがたいサービスですね。

なお、こちらのサービスを利用するためには、別途申し込みが必要になりますので、くれぐれも登録し忘れないようにだけ注意してください。

また、家族グループに登録できる家族は、生計を同一とする家族となっています。

かざすだけ使える「Visa payWave」に対応

北國Visaデビットカード(クラシックカード)は、Visaが提供する非接触IC型の新しい決済方法である「Visa payWave(ビザ ペイウェーブ)」を搭載したVisaデビットカードです。

店舗のレジに設置された専用端末に「ピッ」とかざすだけで、現金も、暗証番号も、サインも ”不要” で支払いをすることができます。他の電子マネーのように、接触する必要がないので、すこしだけ手間が省けますね。

国内だけでなく海外でも利用することができます。ただ、国内で「Visa payWave」に対応している店舗は、まだそれほど多くありませんので、利用する機会はあまりないかもしれませんね。

Visa認証サービスが利用可能！

Visa認証サービスを利用することで安心してオンラインショッピングをすることができます。

Visa認証サービスとは、Visa認証サービスに参加しているオンラインショッピングの加盟店で利用するVisaデビットに、自身が任意で設定可能なパスワードによる認証を追加することで、「なりすまし」などの第三者による不正使用を防止するのに効果的なサービスのことです。

Visa認証サービスについては『3Dセキュア(本人認証サービス)とは何のこと？利用方法は？』を参考にしてください。

第三者不正使用保険(不正利用補償)が付帯！

北國Visaデビットカード(クラシックカード)には、盗難されたカードや偽造されたカードなどが第三者によって利用された場合でも、連絡をした日から60日前までさかのぼり、その日以降に発生した損害に対して補償してくれる ”第三者不正使用保険” が付帯されています。

ただし、会員の過失によって被害が発生したと判断された場合は、補償されない場合もありますので注意してください。

海外旅行保険の申し込みが可能！

北國銀行なら、損害保険ジャパン日本興亜、三井住友海上の損害保険代理店として、インターネットで「海外旅行保険」に加入することができます。

クラシックカードとゴールドカードはどっちがお得？

北國Visaデビットカードには、クラシックカードとゴールドカードの2つのVisaデビットカードが用意されていますが、どちらのカードを使った方がお得になるのでしょうか？

両者の違いは以下のとおりです。

	クラシックカード	ゴールドカード
年会費	無料	5,000円(税抜)　※初年度無料
ポイント還元率	0.5％	1.0％
旅行傷害保険	なし	国内・海外ともに付帯
ショッピング保険	なし	国内・海外ともに付帯
海外緊急カード発行手数料	10,000円(税抜)	無料

 
海外緊急カード発行手数料が無料になるのは大きいですが、正直利用する機会もそうそうないと思いますので、今回はゴールドカードの年間利用金額に応じて獲得したポイントが、年会費とクラシックカードの獲得ポイントの合計額を上回るかどうかという点で見ていきたいと思います。

ずばり結論を言ってしまいますと、年間利用金額が1,080,000円を超える場合は、ゴールドカードを利用した方がお得になります。

年間で1,080,000円を超えるとなると、月々90,000円の利用が必要になります。かなりハードルが高いですね。個人的には、そこまでしてゴールドカードを利用する価値はないようにも思えますね。

その他の年間利用金額による違いについては、下記表にまとめておきますので参考にしてください。なお、算出方法については割愛させていただいております。

年間利用金額	年間獲得ポイント(還元ポイント－年会費)
100,000円	クラシックカードの方が 4,900円 お得
300,000円	クラシックカードの方が 3,900円 お得
500,000円	クラシックカードの方が 2,900円 お得
800,000円	クラシックカードの方が 1,400円 お得
1,000,000円	クラシックカードの方が 400円 お得
1,080,000円	同額
1,300,000円	ゴールドカードの方が 1,100円 お得
1,500,000円	ゴールドカードの方が 2,100円 お得
2,000,000円	ゴールドカードの方が 4,600円 お得
3,000,000円	ゴールドカードの方が 9,600円 お得

 
あとは、旅行傷害保険やショッピング保険の付帯をどう考えるかですね。