nanacoとの違いは?7payのチャージ方法や使い方を徹底解説
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最終更新日:2023年09月28日
7pay
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※「7pay(セブンペイ)」は、2019年9月30日(月) 24:00をもってサービス終了となります。詳しくは下記を参照してください。
2019年7月1日より全国のセブン-イレブンで利用できるスマホ決済サービス「7pay(セブンペイ)」が開始しました。
そこで今回は「7pay(セブンペイ)」の基礎について詳しく紹介していきたいと思います。
- 登録方法および使い方
- チャージ方法
- 利用可能な場所
- 還元率
- 電子マネーnanacoとの違い
といった項目が気になる方は、ぜひご覧になってみてくださいね。
目次
7pay(セブンペイ)について
「7pay(セブンペイ)」とはセブンイレブンなどを運営するセブン&アイ・ホールディングスが2019年7月1日より提供を開始した独自のスマホ(バーコード)決済サービスです。
セブン-イレブンではすでにお得なクーポンがもらえる「セブン-イレブンアプリ」が配信されていますが、そのアプリに支払い機能を追加した形で提供されます。
登録方法は?
既存のアプリに支払い機能を追加しただけなので、登録方法はすごく簡単です。
アプリのトップ画面からわずか ”2タップ” で登録することができます。↓
登録が煩わしいとイライラしますが、これは楽でありがたいですね。
ただ、2019年10月をめどに「7pay」アプリを新たに配信する予定とのことなので、その際は登録方法が変わる可能性はあります。
使い方は?
「7pay」は先払い型のスマホ決済サービスですので、まずは事前にチャージしておく必要があります。
チャージ後は、セブン-イレブンアプリの「7pay」アイコンをタッチし、バーコードをレジで見せるだけでOKです。
簡単ですね。
先行する他のスマホ決済サービスと使い方は同じなので、すでに何かしら利用している方であればすんなり利用できることと思います。
チャージ方法は?
「7pay」へのチャージ方法としては、現在以下の5つが用意されています。
- セブン-イレブンのレジで現金チャージ
- セブン銀行ATMからチャージ
- クレジットカードまたはデビットカードからチャージ
- セブン銀行デビットカードからチャージ
- nanacoポイントからチャージ
いずれもスマホ決済ではお馴染みのチャージ方法ばかりですね。nanacoをはじめ他のスマホ決済を利用している方であれば戸惑うことはないでしょう。
1回のチャージ上限金額や詳細については以下のとおり。↓
チャージ方法 | 1回のチャージ上限金額 | 詳細 |
店頭のレジ | 49,000円(1,000円単位) | 現金のみ |
セブン銀行ATM | 100,000円(1,000円単位) | 現金のみ(お釣りはでません) 終日対応、手数料無料 |
クレジットカード | 30,000円(1,000円単位) | 事前にクレジットカードの登録が必要 |
デビットカード | 30,000円(1,000円単位) | 事前にデビットカードの登録が必要 |
セブン銀行デビットカード | 30,000円(1,000円単位) | 事前にデビットカードの登録が必要 |
nanacoポイント | 1ポイント~100,000ポイント | 「7pay」チャージ選択画面から交換手続きが可能 |
チャージ残高の上限は10万円で、オートチャージ機能はないので必要に応じてチャージする必要があります。
一度にMAX10万円チャージできるセブン銀行ATMからが手軽で便利ですが、セブンカード・プラスを使ってクレジットチャージをすれば200円につき1nanacoポイントがもらえるのでかなりお得になります。
事前のクレジットカード登録と1回のチャージ上限額が30,000円といった難点はありますが、100,000円のクレジットチャージで500ポイントが貯まるのはやはり魅力的と言えますね。
また、nanacoポイントを使ってのチャージがアプリ上から行えるのも大きなメリットです。
プラスチックタイプのnanacoカードの場合わざわざレジまで行ってnanacoポイントを電子マネーに交換する必要がありましたが、これをアプリだけで完結できるのはありがたいですね。
※nanacoモバイル(バージョン:2.00以上)をお使いの方は、モバイル上での交換が可能
7pay(セブンペイ)はどこで使える?
「7pay」はまだスタートしたばかりということでまずは全国約21,000店のセブン-イレブンのみで利用できるようですが、10月以降より順次外部加盟店での利用を開始する予定です。
さらに、2020年春以降にはセブン&アイグループ各社のアプリとの連携も図っていく予定とのこと。
まだまだスタートしたばかりで他のスマホ決済サービスを上回るほどのメリットは正直あまり感じられませんが、今後に期待といったところですね。
7pay(セブンペイ)の還元率は?
「7pay」は200円(税抜)につき1ポイントが貯まる仕様なので、還元率は0.5%となります。
「それだと100円につき1ポイントが貯まるnanacoの方がお得なのでは?」と思うかもしれませんが、7payが開始された同日nanacoのポイント還元率も1.0%から0.5%に引き下げられています。
ですので、2019年7月1日以降はどちらも0.5%と同じ還元率となっています。
2019年9月1日からは「セブンマイル」も同時に貯まる
セブン&アイ・ホールディングスは特典プログラムのひとつとして2018年6月より「セブンマイル」の提供を開始していますが、2019年9月1日に行われるリニューアルに伴い、「7pay」での支払いでもマイルが貯まるようになります。
マイルの付与率は200円(税抜)につき1マイル。貯まったマイルは50マイル単位で「50マイル=50nanacoポイント」と交換することができます。
これにより「7pay」での支払いは200円につき2nanacoポイントと実質1.0%還元となりますが、ポイントが2種類になる点には注意が必要です。
「7pay」にもnanacoポイントと同様、翌々年の2月末まで(最大2年間)という有効期限が設定されていますので、くれぐれも期限切れにならないよう注意してくださいね。
※nanacoポイントの有効期限は、翌々年の3月末まで(最長2年間)
ちなみに、貯まったセブンマイルはnanacoポイントとの交換のほか、お菓子詰め合わせやカタログギフト「ごっつお便」といった商品とも交換することができますよ。
「7pay」と「nanaco」の違いは?
ここで気になるのはやはり「7pay」と「nanaco」の違いだと思いますが、貯まるポイント及び還元率にかんしては両者ともまったく同じとなっています。
「nanaco」の還元率は1.0%でしたが2019年7月1日以降は0.5%に引き下げられていますし、セブンマイルにかんしても「7pay」同様2019年9月1日に行われる「セブンマイル」のリニューアルに伴い付与されるようになります。
違いをあげるとするならば、「7pay」はバーコードあるいはORコードを読み取って支払いするのに対し、「nanaco」はかざして支払う非接触型決済であるという点です。
「どちらを使うのがいいのか?」ということについては、貯まるポイントも還元率も同じなので自分の使いやすい決済方法でいいと思います。
ただ、「7pay」がスタートしたことにより、今後「nanaco」サービスは縮小されていくと予想されますので、より多彩なサービスを利用していきたいという方は、「7pay」を利用していくのがいいかもしれませんね。
2019年7月1日より他のバーコード決済にも同時対応
セブン-イレブンでは「7pay」のスタートに合わせて、すでにサービスを開始している他のスマホ決済の支払いにも同時対応しました。
対応しているスマホ決済は以下の5つ。
- PayPay
- メルペイ
- LINE Pay
- Alipay
- WeChat Pay
これだけ一気にスマホ決済が増えるとレジ打ちの店員さんが慣れるまで大変そうな気がしますが、そこはきちんと考えられているようで ”ボタン一つ” ですべてのスマホ決済に対応できるみたいです。
過重労働で何かと世間を騒がせたセブン-イレブンですが、スタッフの負担軽減はしっかり考慮されているみたいですね。
まとめ
今回はセブン-イレブンが2019年7月1日よりサービスを開始した、独自のスマホ決済「7pay」について紹介してきました。
これまで主流であった電子マネー「nanaco」の代わりとして注目されていますが、正直まだ他のスマホ決済サービスと比較して大きなメリットがあるとは言い難いです。
後発である強みを生かして、同日スタートの「ファミペイ」とともに今後新たなサービスを期待していきたいところですね。
以上、「nanacoとの違いは?7payのチャージ方法や使い方を徹底解説」についての紹介でした。