クレジットカードのキャッシングとは?損をしないための注意点

公開日: : 最終更新日:2016年07月06日 キャッシング

クレジットカードのキャッシングとは?損をしないための注意点

キャッシングについて

キャッシングとはクレジット会社や消費者金融などから『ATM』や『CD』を通して現金を借りることを言います。

ATMとCD

ATMとは、Automatic Teller Machine(オートマチック・テラー・マシン)の略で、預入・引出・振込などができる『現金自動預け払い機』のことをいいます。

CDとは、Cash Dispenser(キャッシュ・ディスペンサー)の略で、現金の出金と残高参照のみができる『現金自動預払機』のことをいいます。

お金を融資する側も企業などに対する大口の融資ではなく、個人向けの小口の融資がメインとなっています。

ATMやCDを利用してお金を借りるためには、専用のカードが必要となります。消費者金融などではキャッシング機能専用の『キャッシングカード』を、クレジットカード会社ではキャッシング機能とショッピング機能がついた『クレジットカード』をそれぞれ発行しています。

キャッシングは保証人や担保といった面倒な手続きをすることなくお金を借りることができますので、急にまとまったお金が必要となった場合にはとてもありがたいサービスです。

ただ、漠然と『キャッシング=気軽にお金を借りれる』という認識だけでは有効利用することはできませんので、キャッシングをよりよく活用するためにもう少し詳しく紹介していきたいと思います。

キャッシングの利用方法・返済方法・返済額について

まずは、キャッシングにおいて基本となる「利用方法」、「返済方法」、「返済額」についてから。

キャッシングの利用方法については2つ。

1.全国の提携金融機関やコンビニなどのATM・CDを利用して現金を借りる。
※別途ATM手数料が必要[利用金額1万円以下は108円(税込)、1万円超は216円(税込)]
※利用の際には4桁の暗証番号が必要

2.インターネットや電話から申し込み自身の口座へ現金を振り込んでもらう。
※振込手数料は無料

返済方法については3つ。

1.翌月一括払い

2.リボ払い(キャッシングリボ払い)

3.繰り上げ返済(臨時返済)

キャッシング利用代金の返済は指定口座からの引落としか、ATMでの支払いとなります。
※4桁の暗証番号が必要

返済額については

キャッシング利用金額に利息(金利)をプラスして返済します。

 

続いては、キャッシングを利用する際の注意点について。

キャッシングの利用において最も注意が必要となるのが『利息』そして『締め日』の2つです。この2つの関係を知っているのと知らないのとでは大きく違ってきます。

利息と締め日の関係性とは?

キャッシングの利息(金利)について

クレジットカードを使って商品を購入した際には支払い回数を指定します。その際、『翌月1回払い』を指定していれば購入金額の大小にかかわらず利息が発生することはありません。

ですが、キャッシングの場合は借りたお金を『翌月一回払い』で返済したとしても利息が発生してしまいます。これはキャッシングの利息が日割り(1日単位)で計算されているためです。

利息と締め日の関係性について

利息が日割りで計算されていることから、『締め日』が最もキャッシングにおいて重要となります。キャッシングの利息はキャッシング利用日翌日から支払い日当日までかかります。

利息と締め日について、もう少しわかりやすくするために具体的な例を上げながら説明していきます。

【具体例】

キャッシング利用金額「5万円」、締め日「15日」、支払日「翌月10日」、キャッシング年利「18.00%」とします。

日割り利息の計算方法は
『キャッシング利用金額 × 年利 ÷ 365日(1年間) × 利用日数 = 利息額』です。

キャッシング利用日が締め日「15日」の場合

締め日当日
締め日にキャッシングを利用した際の支払いは翌月の10日となりますので、利息は25日分(1ヶ月)となります。

【利息額】は、50,000円 × 18% ÷ 365日 × 25日 = 616円となります。

キャッシング利用日が締め日を1日過ぎた「16日」の場合

締め日翌日
締め日を1日すぎた16日にキャッシングを利用した場合の支払いは、翌々月の10日となりますので、利息は55日分(2ヶ月)となります。

【利息額】は、50,000円 × 18% ÷ 365日 × 55日 = 1,356円となります。

 
上の2つを比べてもらうとわかりますが、キャッシング利用日がたった1日違うだけで30日分(1,356円-616円=差額740円)も利息が変わってしまいます。

キャッシング利用金額が増えれば、それだけ差額も大きくなりますので、キャッシングを利用する際には『締め日』に十分注意して損をしないように利用してください。

ちなみに例としてあげた2つは、規定の支払い日を基準としていますが、もっとも損をしない支払い方法としては『繰り上げ返済』になります。

例えば、キャッシング利用日数が5日であれば利息はわずか『123円』で済みますので、お金に余裕がある場合は規定の支払い日まで待たず、繰り上げ返済されることをおすすめします。

ただし、繰り上げ返済に対応していない会社もありますので、利用する前には必ず確認しておいてください。

海外でキャッシングを利用する際の利点と注意点

海外でのキャッシング利用方法は国内と同じように、空港や駅など町中にある「ATM」から現金を現地の通貨で引き出すことができます。

海外でキャッシングを利用する最大のメリットは、やはり両替のレートではないでしょうか。日本国内で現地の通貨に両替して持って行くより、レートが良い場合がほとんどです。

ただ、海外でキャッシングを利用する際には注意しておかなければならないこともあります。

海外でキャッシングを利用する際の4つの注意点

  1. 海外ATMを利用する際には手数料として216円(税込)がかかります。※無料の会社もあり
  2. 日割りの利息がかかります。
  3. 海外でのキャッシング利用に制限をかけている会社があります。
  4. レートが確定するまでに数日かかります。

 
海外でキャッシングをしたほうが両替のレートが良いと前述しましたが、利用の際には『ATM手数料』と『日割りの利息』がかかります。

そのため、帰国後すぐに繰り上げ返済が可能かどうかの確認を事前にしておく必要があります。また、海外でのキャッシング利用に関して制限がないかどうかも合わせて確認しておくと安心です。

そして、最も注意が必要なのが『レートの確定日』です。

海外でキャッシングを利用した場合は、キャッシング利用日にレートが確定するのではなく、2日~7日ほどの日数を経てからレートが確定します。

レートが確定するまでの間に、締め日を過ぎてしまわないようにちゃんと必要日数を逆算してから利用するようにしましょう。

クレジットカードのキャッシング枠が不要な場合は?

キャッシングを全く利用するつもりがない人はキャッシング枠を『0円』に変更することをおすすめします。

変更方法はカード会社にキャッシング枠を『0円』にしたい旨を伝えるだけですのでとても簡単です。また、カードを新規に申し込む際にキャッシング枠を『0円』に設定できる場合もありますので、初めからキャッシングを利用するつもりがない人は『0円』にしておきましょう。

キャッシング枠を『0円』にする理由としては3つあります。

  1. キャッシング枠を設定することで審査に落ちる場合がある。
  2. キャッシング枠を設定することでショッピング枠の利用限度額が少なくなる。
  3. 不正利用の被害にあっても「盗難保険」が適用されない。

1.キャッシング枠を設定することで審査に落ちる場合がある。

クレジットカードの所持数が少ない方にはあまり関係ありませんが、カードの所有枚数が多い人はキャッシング枠を設定することで自身の属性に対してのトータル与信が高くなってしまい審査に落ちてしまうことがあります。

2.キャッシング枠を設定することでショッピング枠の利用限度額が少なくなる。

クレジットカードには「キャッシング枠」と「ショッピング枠」の2つを合算した『利用限度額』があらかじめ設定されています。

カード会員はこの限度額の範囲内で自由にカードを利用することができるわけですが、キャッシング枠を0円に設定することで利用限度額のすべてをショッピング枠にまわすことができます。

この利用限度額の設定額は、皆一律ではなく個々の信用に基づいてあらかじめ決められています。利用限度額はカード会社に申請をすることで引き上げたり引き下げたりすることも可能です。

利用限度額については下記で詳しく紹介しています。

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3.不正利用の被害にあっても「盗難保険」が適用されない。

すべてのクレジットカードには第三者による不正利用の被害にあった場合の救済措置として『盗難保険』が付帯されています。

ですが、キャッシングの被害においては ”暗証番号を知られてしまった” という過失が本人に問われてしまうため補償対象外となってしまいます。

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消費者金融でキャッシングを利用する場合のポイント

クレジットカードでキャッシングを利用した際の金利は18.00%(年利)のところがほとんどですが、消費者金融では金利が18.00%(年利)を下回るところもありますので、キャッシングを利用する際には損をしないようお得に利用して下さい。

消費者金融を利用する際には、『無利息期間』のある金融業者がおすすめです。

無利息期間とは新規にキャッシングカードを作った日、もしくは最初にお金を借りた日の翌日から30日間無利息にしてくれるサービスのことです。30日間以外にも7日間や180日間無利息となる金融業者もあります。

消費者金融でキャッシングを利用する場合には、一定の収入さえあれば正社員はもちろんのこと、契約社員やパート・アルバイト、主婦などほとんどの人が申し込みをすることができます。

申し込み方法については、身分を証明できる免許書や保険証などを用意した後、店頭窓口や自動契約機、電話やインターネットなどから行います。
※一定のキャッシング枠以上を希望する場合は、収入を証明する書類が別途必要となります。

申し込みから現金を借りるまでにかかる時間については、保証人や担保といった面倒な手続きが不要(無担保無保証)となりますので、申し込みからだいたい30分から1時間以内に終わる場合はほとんどです。
※申し込みの際には必ず審査がありますので、キャッシングできない事もあります。

 

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