クレジットカードを使って税金を支払う2つの方法を徹底解析!

公開日: : 最終更新日:2015年10月29日 税金・国民年金・公共料金

クレジットカードを使って税金を支払う2つの方法を徹底解析!
私たちが日々の生活を送るうえで、必ずついてまわるのが「税金問題」です。物を購入すれば消費税、収入があれば所得税、持ち家があれば固定資産税、車を所有していれば自動車税などがそれぞれかかってきます。

「高いな~、払いたくないな~」とは思いながらも、納税は国民の義務なので、「私は支払わない!」というわけにはいかず、結局のところ支払っていくしかありません。

となれば、あとは「いかに節税ができるか!」ということになるわけですが、皆さんは税金をどのように納めていますでしょうか?

毎年送られてくる納税通知書を持って、コンビニや銀行の窓口へ行き、現金で支払いをしていたり、あるいは口座振替をしていたりしますか?もしそうであれば、それは非常にもったいないですよ。

節約術の代名詞といえば「クレジットカードの利用」があげられますが、実は自動車税や固定資産税をはじめとする様々な税金においても、クレジットカードを使って支払うことが可能なんです。

クレジットカードを利用すれば、納付額に応じてカードのポイントが貯まりますのでとてもお得になります。

そこで今回は、「税金の支払いをクレジットカードを使ってお得に!」をテーマに、税金におけるカード利用について紹介していきたいと思います。クレジットカードを使って「少しでも節税をしたい!」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

まずは、クレジットカード使って税金の支払いができる方法には何があるのかということについてから見ていきたいと思います。

クレジットカードを使って税金を納める方法には何がある?

クレジットカードを使って税金を納める代表的な方法としては次の2つがあります。

1.Yahoo!公金支払いを利用して支払う
2.nanacoを利用して支払う

1.Yahoo!公金支払いを利用して支払う

Yahoo!公金支払い
税金をクレジットカードで支払うもっとも一般的な方法が、この「Yahoo!公金支払い」になります。「Yahoo!公金支払い」を利用すれば、クレジットカードを使って地方公共団体の税金や各種料金をインターネット上から支払うことができます。支払い可能な料金としては、以下の11種。

自動車税軽自動車税固定資産税
住民税国民健康保険税介護保険料
後期高齢者医療保険ふるさと納税水道料金
NHK放送受信料使用料・利用料

 
Yahoo!公金支払いの特徴としては、時間を気にすることなく24時間いつでもインターネット(パソコン・スマートフォン)上から税金を支払うことができ、支払方法も「一括払い / 分割払い / リボ払い」の中から選ぶことが可能となっています。

また、Yahoo! JAPAN IDをお持ちの方であれば、Tポイントを使って(一部だけの利用も可)支払うこともできますし、クレジットカードを利用すれば納付金額に応じてポイントも貯まります。

ただし、Yahoo!公金支払いはすべての地方公共団体で対応しているわけではありませんので、お住まいの地域によっては利用できないということもあります。

そして、利用する際には納付金額に応じて、以下の「決算手数料」がかかってしまいます。

納付金額納税者手数料
~10,000円0円
~20,000円100円(税抜)
~30,000円200円(税抜)
~40,000円300円(税抜)
~50,000円400円(税抜)
以降10,000円増えるごとに100円(税抜)ずつ加算

 
なお、自動車税にかかる決算手数料は、一律300円(税抜)となっています。

せっかくカード払いにしてポイントを貯めても、手数料で損をしては意味がありませんので、利用される際には十分注意してください。

ただ、支払い方法を選択できるというのは他にはないので、「資金がちょっと苦しいな」という方にとっては、利用するメリットは十分あるのではないかと思います。

納付方法やお住まいの地域が対応しているかについては、公式サイトで詳しく紹介されていますのでチェックしてみてください。

Yahoo!公金支払いでの支払いが可能かどうかは、納付通知書の記載でも確認することができます。

2.nanacoを利用して支払う

nanaco
セブン-イレブンで使える、プリペイド(前払い)型の電子マネー「nanaco」を利用すれば、間接的に税金をクレジットカードで支払うことができます。

やり方はいたって簡単。クレジットカードを使ってnanacoにチャージ(入金)した後、納税通知書を持ってセブン-イレブンに行き、税金をnanacoで決済するだけです。

たったこれだけで、クレジットカードのポイントをチャージ分貯めることができます。Yahoo!公金支払いのときとは違い、手数料が一切かからないので非常にお得な支払い方法になります。

ただし、nanacoを利用する際には、以下の点に注意する必要があります。

1.発行手数料として300円(税込)が必要
2.発行後すぐにはクレジットチャージができない
3.nanacoポイントは貯まらない
4.ポイントが貯まるカードは限られている
5.バーコードの印字がないものは利用できない
6.クレジットチャージには利用制限がある

1.発行手数料として300円(税込)が必要

nanacoを発行する際には、発行手数料として300円(税込)がかかってしまいます。定期的に税金を支払うことを思えば、この300円分は簡単に回収することができますが、どうせなら無料で作りたいものです。

そんな時は、セブン-イレブンで定期的に行われている新規入会キャンペーンの時を狙って申し込みをするのが良いかと思います。

キャンペーン内容は時期によって異なりますが、概ね200円~300円相当のnanacoポイントがプレゼントされることが多いので、実質100円あるいは無料でnanacoカードを作ることができます。

そしてもう一つ、イトーヨーカドーでは毎月8のつく日(8日・18日・28日)に、新規入会&1,000円以上現金チャージをその場ですれば、発行手数料の300円が無料になるサービスを行っていますので、その時に作るのも良いかと思います。

ちなみに、私は8のつく日にイトーヨーカドーで作りましたよ。

2.発行後すぐにはクレジットチャージができない

nanacoを発行してからすぐにクレジットチャージをしたいと思っても、入会から10日間はチャージができないようです。このことはnanacoの公式サイトに記載されています。

初めてクレジットチャージをご利用される場合は、クレジットカードの事前登録が必要です。

※nanacoカードはご入会から10日後の朝6時以降、nanacoモバイルは新規入会・機種変更から4日後の朝6時以降にお手続きいただけます。
※事前登録完了後、24時間経過後からご利用いただけます。

はっきりと書かれていますね。ですから、nanacoにクレジットチャージして税金を支払う場合は、少し余裕を持って行うようにしてください。

ただ、実際には、発行後10日間も待つ必要はなく、7日間くらいで利用できるということもあるようです。

3.nanacoポイントは貯まらない

nanacoポイント対象外
nanacoを利用すれば100円(税抜)につき1ポイントの「nanacoポイント」を貯めることができますが、税金の支払いはポイント対象外となっていますので、nanacoポイントはつきません。

4.ポイントが貯まるカードは限られている

nanacoにチャージすることができるクレジットカードはたくさんありますが、チャージをしてポイントが貯まるカードというは、実際あまり多くありません。

そのため、nanacoにチャージするカードの選択を誤ってしまうと、全く意味のない行為となってしまいますので注意が必要です。

現在、nanacoにチャージしてポイントが貯まるカードとして人気があるのは以下の4つになります。

1.楽天カード(還元率=1%) JCBのみ
2.Yahoo! JAPANカード(還元率=1%)
3.リクルートカード(還元率=1.2%)
4.リクルートカードプラス(還元率=2%)

 
どのカードを選択したとしても還元率が1%を超えていますので、非常にお得です。

楽天グループが運営する楽天市場や楽天トラベルなどを頻繁に利用する方であれば「楽天カード」、Tポイントを貯めたいという方は「Yahoo! JAPANカード」、リクルートグループが運営するホットペッパーグルメやじゃらんなどを利用する方は「リクルートカード、あるいはリクルートカードプラス」というように、ご自身のライフスタイルにあったカードを選択するのが良いかと思います。

5.バーコードの印字がないものは利用できない

納税通知書
市県民税(普通徴収)や固定資産税、自動車税、軽自動車税などの納税通知書には、多くの場合「バーコード」が印字されています。このバーコードが記載されていることでコンビニ払いが可能となっています。

ですから、バーコードが印字されていない納税通知書の場合には、コンビニ払いができない、つまりnanacoで支払うことができなくなってしまいます。

バーコードが印字されていないケースとしては、納税通知書1枚あたりの金額が30万円を越える場合や、コンビニ払いに対応していない自治体の場合になります。

また、バーコードは印字されていても、納付期限を過ぎたものはコンビニでは取り扱いできませんので、期限切れにならないよう注意してください。

期限切れの場合は、金融機関や市役所の窓口まで行かなければならないので面倒くさいですよ。

6.クレジットチャージには利用制限がある

nanacoにクレジットチャージする際には、回数や金額に利用制限が設けられています。

クレジットチャージはnanaco番号ごとに、1ヶ月間では回数で15回 合計金額で20万円まで、 また1日では回数で3回までの利用となっています。
1ヶ月間とは、月初(1日)~月末(各月末日)まで。1日とは、0:00~23:59まで。

また、1回でクレジットチャージできる金額は、5,000円以上、1,000円単位で29,000円まで、そしてnanacoにチャージできる上限額は50,000円となっています。

<<nanaco使用例>>

では、実際に40,000円の固定資産税をnanacoで支払おうとした場合の手順について見ていきたいと思います。

まずは、1回あたりの限度額である29,000円をnanacoにチャージし、すぐさま残りの11,000円をチャージして40,000万円にします。

この時点ではまだ、「センター預かり分」という扱いとなっていますので、セブン-イレブンに設置してあるセブン銀行ATM、あるいはセブン-イレブンの店員さんに残高確認をしてもらい、「カード内残高」としてnanacoに反映させます。

後は、店員さんに納税通知書を渡して「nanacoで支払います。」と伝えるだけで、固定資産税をnanacoで支払うことができます。言葉で説明すると少々ややこしい感じもしますが、実際にやってみるとものすごく簡単に行えますよ。

<<税金の支払いが5万円を超えた場合は?>>

では、もし仮に支払う税金がnanacoにチャージできる上限額の5万円を超えていた場合にはどうすれば良いのでしょうか?

これに対する対処法はいくつかありますが、私がおすすめすのは「センター預かり分」と「カード内残高」を併用する方法です。

先程も少し触れましたが、nanacoにクレジットチャージした場合、チャージした金額はまず、「センター預かり分」に保管されます。そして、残高確認をすることでセンター預かり分からnanacoカードに「カード内残高」として反映されます。

nanacoカードは、センター預かり分で50,000円、カード内残高で50,000円の計10万円までストックすることができますので、10万円までの支払いであれば対応することが可能になります。

ただ、この方法での支払いは少々面倒くさいところはあります。それはパソコン上では終わらず、一度セブン-イレブンに行って残高確認をする必要があるということです。

要は、センターにストックされている50,000円をnanacoに反映させる手続き(残高確認)が必要だということです。

nanacoにカード内残高として反映できたあとは、もう一度最初の手順で50,000円をセンター預かり分にストックすれば、センター預かり分で50,000円、カード内残高で50,000円の計10万円がストックできている状態になります。

これで、準備万端です。後はセブン-イレブンに行って、税金をnanacoで支払うだけです。と、言いたいところなんですが、ここでも一手間が必要になります。

nanacoで支払える1回あたりの金額は、カード内残高にある50,000円までですので、50,000円の支払いを終えた後は、センターに預けている50,000円を、nanacoに反映させる必要があります。

つまり、最初に50,000円を支払ったあとに、続けて店員さんに「残高確認をお願いします。」と言って、50,000円をnanacoに反映するということです。

あとは、残りの金額をnanacoで支払って完了です。少々面倒くさいですが、この方法を行えば5万~10万までの支払いが可能になります。

なお、この手法を使う場合は、お店が混んでいない時間帯を狙うのが無難だと思います。あまり忙しい時間帯にすると、嫌な顔をされてしまう可能性もありますので・・・

この手順を踏むのがちょっと面倒くさいなという方は、nanacoで50,000円を支払い、残りは現金で支払うということもできますので、ご自身にあった納付方法を選択してみてください。

 
以上が、nanacoを利用する際の注意点になります。なお、nanacoへクレジットチャージする方法や、nanacoの使い方などについては、公式サイトで詳しく紹介されていますのでチェックしてみてください。

ちなみに、以前は上で紹介した2つの方法以外にも、ちょコム送金を利用して税金をクレジットカードで支払うということも可能でしたが、2015年8月31日をもって、「ちょコム送金/ペイジーとe-Taxの支払い」サービスが終了していますので、2015年9月1日以降は利用ができなくなっています。

まとめ

それでは最後に、「Yahoo!公金支払い」と「nanaco」を利用して税金をカードで支払う際の、それぞれのメリットとデメリットについてまとめておきたいと思います。

納付方法メリットデメリット
Yahoo!公金支払い・納付金額に応じてカードのポイントが貯まる
・24時間いつでもインターネットから納付ができる
・納付金額に上限がない
・税金の支払方法が選択できる
・Tポイントを使って納付ができる
・利用できる自治体が限られている
・納付金額に応じて決算手数料がかかる
・対応している支払いが11種のみ
nanaco・納付額に応じてカードのポイントが貯まる
・決算手数料が一切かからない
・nanacoと現金払いの併用もできる
・税金の支払いは一括払いのみ
・チャージしてポイントが貯まるカードが限られている
・納付するにはセブン-イレブンに行く必要がある。
・納付できる金額はnanaco1枚につき基本50,000円まで
・納税通知書にバーコードがないものは利用できない
・nanaco発行手数料として300円(税込)が必要
・発行後およそ10日間はクレジットチャージができない
・nanacoポイントは貯まらない

 
決算手数料が一切かからないnanacoでの支払いは非常にお得で魅力的ではありますが、納付するためにはセブン-イレブンまで行く必要があるうえ、5万円を超える税金の支払いには少々手間がかかってしまします。

一方、Yahoo!公金支払いはというと、パソコンやスマートフォンさえあれば、24時間いつでも税金の支払いができたり、納付金額に上限がないという手軽さはありますが、納付金額に応じて決算手数料がかかってしまいます。

nanaco、Yahoo!公金支払いどちらの納付方法にも一長一短がありますので、自分のライフスタイルにあっていると思う方を選択してみてください。

以上、クレジットカードを使って税金を支払う2つの方法についての紹介でした。

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