はじめてでも安心!誰でもわかるデビットカードの作り方とおすすめカードの紹介
公開日:
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最終更新日:2023年09月28日
基本的なこと
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何かを始めるときそして何かを作るときには、まずそれについての情報集めるのはもはや当たり前の時代。
ことデビットカードにおいても、それは例外ではありません。
そこで今回は、初めての方でも安心して申込みができる「デビットカードの作り方」について紹介したいと思います。
初めてのカード作りにちょっと不安を持っているという方は、ぜひご覧になってみてください。
最後におすすめのデビットカードもいくつか紹介していますよ。
目次
どんな人が持てるの?申込資格について
申込資格については事前に確認している方も多いとは思いますが、デビットカードの申込資格は15歳以上の高校生からとなっています。
楽天銀行デビットカードやイオンデビットカードなど一部例外はありますが、基本的には15歳から持つ事が可能です。※以下一覧
カード名称 | 銀行名 | 申込年齢 |
イオンデビットカード | イオン銀行 | 18歳以上(高校生は不可) |
楽天銀行デビットカード | 楽天銀行 | 16歳以上 |
イオン銀行キャッシュ+デビット | イオン銀行 | 15歳以上 |
Visaデビットカード | PayPay銀行 | |
三菱UFJ-VISAデビット | 三菱UFJ銀行 | |
SMBCデビット | 三井住友銀行 | |
みずほJCBデビット | みずほ銀行 | |
Visaデビット付キャッシュカード | 住信SBIネット銀行 | |
SURUGA Visaデビットカード | スルガ銀行 | |
Sony Bank WALLET | ソニー銀行 | |
りそなVisaデビットカード | りそな銀行 |
この辺りがクレジットカードと大きく違うところですね。
また、申込みにあたっての審査を必要としないのも大きな特徴の一つになります。
気軽に誰でも申込みができる、これこそクレジットカードにはないデビットカードならではの強みと言えるでしょう。
用意するもの。事前準備について
デビットカードを作るにあたって必ず必要になってくるのが、普通預金口座です。
ただ、どこの銀行口座でもいいというわけではなく、必ずカードを発行している銀行の口座が必要になります。
例えば、「楽天銀行デビットカード」と「三菱UFJ-VISAデビット」の2枚のデビットカードを作ろうと思った場合、楽天銀行と三菱UFJ銀行の普通預金口座がそれぞれ必要になるといった感じです。
この点を踏まえると、事前に準備をするものとしては、口座を作るための身分証明書になります。銀行によっては、印鑑が必要な場合もありますね。
ちなみに、身分証明書としては、
- 免許書
- パスポート
- マイナンバーカード(写真付き)
- 健康保険証+公共料金の領収書
- 住民票
などが該当します。
この中で注意が必要なのは、身分証明書に健康保険証を利用する場合です。
健康保険証だけでは身分証明書として受け付けてはもらえないので、必ず健康保険証と同じ住所が記載されている公共料金の領収書とセットで用意するようにしてください。
また、学生証についても身分証明書としての効力はありません。
まれに身分証明書として扱ってくれる金融機関も中にはありますが、基本的には使えないと思っておいた方が無難です。
なので、免許証を持っていない高校生の方は、学生証ではなく ”住民票” あるいは ”健康保険証+公共料金の領収書” を身分証明書として用意しておくようにしましょう。
デビットカードを作る。申込手順について
デビットカードを作るための申込手順は非常にシンプルなものです。
発行したいカードの銀行口座を開設して、デビットカードに申し込みをするだけです。
そうすれば、後日デビットカードが登録住所に届けられます。
たったこれだけです。他に何もありません。
しかも、多くの銀行ではWebからの口座開設とデビットカードの申し込みができるようになっているので、わざわざ銀行の窓口まで出向くことなく簡単に申し込みをすることができます。
ただ、未成年の方や顔写真付きの身分証明書をもっていない方は、Webからの手続きができず郵送での手続きとなる場合もあります。
このあたりは銀行によって違ってくるので、事前に確認しておくようにしてくださいね。
デビットカードはどれくらいで届く?
こちらも銀行によってカードが届く日数は変わってきます。
申し込みから最短3営業日で届く金融機関もあれば、10日から2週間ほどかかる金融機関もあります。
体感的には申込みから1週間くらいで届くケースが多かったので、それくらい見ておくのが無難と言えるでしょう。
おすすめのデビットカードは?
カードの申し込み方法がわかった後は、どのカードを選ぶのか?ということについて考えると思います。
すでに口座を保有している銀行から発行するというのもありですが、どうせ作るならここは少しでもお得なカードを選んでおきましょう。
その方が、あとあと絶対にお得を実感できますので。
そこで、今回私がおすすめするのは、次の5つのデビットカードになります。
- 楽天銀行デビットカード(JCB)
- 三菱UFJ-VISAデビット
- Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)
- Visaデビット付キャッシュカード
- イオン銀行キャッシュ+デビット
いずれのカードも2017年度においては非常に人気のあるカードばかりなので、どれを選んでも後悔することはないでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
楽天銀行デビットカード(JCB)
なにより還元率を重視するという方は、いつでも還元率1.0%で買い物ができる「楽天銀行デビットカード(JCB)」がおすすめです。
デビットカードはクレジットカードに比べて還元率が低いと言われていますが、こと楽天銀行デビットカード(JCB)にかんしてはまったく当てはまりません。
「ポイント還元率No.1」と公式サイトで豪語しているだけあって、デビットカードでは規格外の還元率を誇っています。
しかも、100円につき1ポイントが貯まるので一切の無駄もありません。気になる年会費も永久無料です。
さらに、貯まったポイントも楽天グループだけでなく、サークルKサンクスやマクドナルド、ミスタードーナツなど街のお店でも使うことができます。
まさに死角なしです。
デビットカード選びに迷ったら楽天銀行デビットカード(JCB)で決まりです。
こんな人におすすめ
- 楽天市場でよく買い物をしている
- 毎日の買い物もお得に利用したい
- ポイント還元率を重視している
- 毎月の固定費でもポイントを貯めたい
楽天銀行デビットカード(JCB) | 発行銀行 | ||
楽天銀行 | |||
イチ押し度 | |||
|
|||
年会費 | 家族カード | ショッピング保険 | 旅行傷害保険 |
無料 | × | × | × |
公式サイト | |||
三菱UFJ-VISAデビット
はじめてのカードは何より安心感と信頼感を重視したいという方は、三菱UFJ銀行が発行する「三菱UFJ-VISAデビット」がおすすめです。
三菱UFJ銀行と言えば、日本を代表する三大メガバンクの一角。安心感と信頼感は、まさにトップクラスと言えるでしょう。
カードの利用特典は、利用金額に応じてお金が戻ってくるャッシュバック。しかも、手続き不要の自動キャッシュバックとなります。
ポイント付与にありがちな
- 有効期限切れによるポイント失効の心配
- ポイント交換をする手間
といった煩わしさが一切ないので、非常に楽ですね。
ただ、肝心の還元率が0.2%~0.4%なので、少々物足りない感はあります。
概要を簡単に説明すると、前年1年間のショッピング利用金額が20万円以上の場合は+0.05%が加算され、30万円以上の場合はさらに+0.05%が加算されるというもの。
そして、誕生月になると還元率がさらに+0.1%上乗せされるという仕組みです。
つまり、
- 前年度の利用累計額が20万円未満の場合・・・還元率0.2%(誕生月は0.3%)
- 前年度の利用累計額が20万円以上30万円未満の場合・・・還元率0.25%(誕生月は0.35%)
- 前年度の利用累計額が30万円以上の場合・・・還元率0.3%(誕生月は0.4%)
になるということです。
表にまとめてみると
利用条件 | 誕生月以外 | 誕生月 |
前年度 20万円未満 | 0.20% | 0.30% |
前年度 20万円以上30万円未満 | 0.25% | 0.35% |
前年度 30万円以上 | 0.30% | 0.40% |
といった感じになります。
あと、年会費ついては初年度無料で2年目からは毎年1,000円(税抜)が必要になります。
残念ながら無料ではありませんが、次の2つの条件いずれかをクリアすることで2年目以降も年会費を無料にすることができます。
- 前年1年間の利用額が10万円以上の方
- 年会費請求月の月末時点で23歳以下の方
「年間10万円以上も使うかな~」と心配になる方も多いでしょうが、月に換算するとおよそ8,340円程度です。
これから現金の代わりとして使っていくことを考えると、案外簡単だなと思えるのではないでしょうか。
1日280円をデビットカードで買い物すれば、条件クリアです。
もう一つの条件は、23歳以下の方は無条件で年会費が無料になるというもの。主に学生の方を対象にしたサービスですね。
これで、収入の少ない学生の方も安心して三菱UFJ-VISAデビットを使うことができます。
還元率の物足りなさや年会費がかかるなどのマイナス面はありますが、ポイント管理が不要になる点や大手ならではの安心感と信頼感は、何ものにも代え難い魅力だと言えますね。
こんな人におすすめ
- 信頼があって安心できるカードがほしい
- ポイントよりキャッシュバックがいい
- 還元率も重視したい
- ポイント交換や有効期限を気にするのが面倒くさい
- 年間10万円以上は確実に利用する
Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)
※Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)は、2019年5月20日(月曜日)をもって新規受付を終了しました。ベーシックタイプの「Visaデビット付キャッシュカード」については引き続き新規申込可能です。
ファミリマートやネットショップをよく利用するなら、PayPay銀行が発行する「Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)」通称ファミデビがおすすめです。
ファミデビはその名の通り、ファミリーマートでの買い物が圧倒的にお得になる、そして利用に応じて「Tポイント」が貯まるカードです。
通常利用では、利用金額500円につき1ポイント(還元率0.2%)のしか貯まらないファミデビも、ファミリーマートでの利用なら200円(税込)につき2ポイントと通常の5倍のポイントを貯めることができます。
還元率は1.0%です。
さらに、ファミリーマートの独自サービスである
- カードの日
- レディースデー
- ファミランク
といったサービスも利用できるので、さらにポイント還元率をアップさせることができます。
例えば、毎週火曜・土曜に開催されている「カードの日」にファミデビを使って買い物すれば、200円(税込)につき5ポイントと通常の5倍のポインを貯めることができます。
還元率はなんと2.5%。まさに驚異的な還元率だと言えますね。
コンビニは専らファミリーマートを利用しているという方は、ファミデビで決まりです。
また、ファミデビはネットショッピングにおいても非常に強い面があります。
PayPay銀行が運営する「キャッシュバックモール」を経由して買い物をすれば、いつでも購入金額の1.0%が還元されます。
利用できるショップも
- Yahoo!ショッピング
- セブンネットショッピング
- Qoo10
- ベルメゾンネット
- ケーズデンキ、ビックカメラ、コジマ
- HMV、タワーレコード
- ソニーストア
- DELL
- ディノス
- グルーポン
- ドミノ・ピザ
といった、幅広いジャンルが約200店舗以上も参加していますので、お店選びに困るということもないでしょう。
ネットショッピングが好きな方にも、ファミデビはおすすめなカードです。
ちなみに、ファミリーマートはあまり利用しないという方は、通常版の「Visaデビットカード」も用意されています。
詳しくは下記で解説していますので参考にしてみてください。
こんな人におすすめ
- ファミリーマートでよく買い物をしている
- 「Tポイント」を貯めている
- 「Tマネー」を利用している
- 毎月の固定費でもポイントを貯めたい
- ガソリンスタンドでもポイントを貯めたい
- 年会費にお金はかけたくない
Visaデビット付キャッシュカード
キャッシュバック率を重視したいという方は、住信SBIネット銀行が発行する「Visaデビット付キャッシュカード」がおすすめです。
1ヵ月間の利用金額1,000円につき6ポイントが貯まり、1ポイント ⇒ 1円としてキャッシュバックすることができます。
還元率は0.6%。キャッシュバックでありながらこの数値は高いですね。
ただ、三菱UFJ-VISAデビットのような自動キャッシュバックではないので、
- ポイント交換の必要性
- 有効期限の管理
といった手間は発生します。このあたりをどう考えるかですね。
これらをまったく苦に思わないのであれば、還元率0.6%は非常にお得感を実感できることだと思います。
また、Visaデビット付キャッシュカードは、日本では初となる円・米ドルの「2通貨決済」が可能となっているので、米ドルで買い物をする機会の多い方にとってもおすすめなカードです。
片道15銭で日本円から米ドルに預入れすることができるので、仮に1米ドル100円で計算した場合、0.15%の手数料で海外ショッピングを楽しむことができます。
一般的なデビットカードの海外事務手数料が2.0%~3.0%かかることを考えると、これは非常にお得ですね。
米ドルが使える国によく行かれる方や高いキャッシュバック率を重視するという方は、ぜひ検討してみてください。
もちろん、気になる年会費は永久無料となっています。
こんな人におすすめ
- 還元率を重視している
- 還元率のためなら多少の手間は我慢できる
- 米ドルが使えるハワイやグアムなどによく行く
- 年会費にお金はかけたくない
イオン銀行キャッシュ+デビット
イオンやダイエー、マックスバリュをよく利用するならイオン銀行が発行する「イオン銀行キャッシュ+デビット」がおすすめです。
通常なら200円(税込)につき1ポイントしか貯まらない本カードも、イオングループ対象店舗での買い物なら、いつでも2倍のポイントを得ることができます。(対象店舗はこちら)
還元率は1.0%。申し分ないですね。
また、電子マネーWAONとの一体型でもあるので、デビットカードとしてだけでなくWAONとしても利用することができます。
もちろん、WAONでのポイント二重取りも可能です。
イオン銀行キャッシュ+デビットでWAONチャージをすれば、200円につき1ポイントのチャージポイントが貯まり、そのまま利用すれば200円につき1ポイント利用ポイントが貯まります。
合わせて200円につき2ポイント。こちらも還元率1.0%ですね。
そして、忘れてはならないのがイオンではお馴染みの「お客さま感謝デー」。
毎月20・30日に全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、サンデー、ビブレ、ザ・ビッグなどの店舗で、イオン銀行キャッシュ+デビットまたはWAONを利用すれば、店頭価格より5%割引で買い物することができます。
さらに、イオン銀行キャッシュ+デビットでは、普通預金の金利が店頭表示金利より0.1%上乗せされる「金利上乗せサービス」も用意されています。
2017年9月現在、普通預金の金利は0.001%となっているのでイオン銀行キャッシュ+デビットを保有していれば、0.100%の金利でお金を預けることができます。(最新の普通預金利はこちら)
通常金利と比べてどれくらい違ってくるのか?
気になるところだと思いますが、100万円の貯金していた場合で比較してみると、
- 通常金利0.001%の場合 : 10円の利息
- 上乗せ金利0.100%の場合 : 1,000円の利息
となります。
非常に大きな差ですね。
しかも、面倒な手続きなどは必要なく、ただ預けているだけでお得に自分のお金を運用することができます。※実際の利息は所得税などの税金がかかるため「税引後 0.079%」となります。
使っても良し。貯金しても良し。Wでお得なカードは、他を探してもイオン銀行キャッシュ+デビットだけでしょう。
こんな人におすすめ
- イオングループでよく買い物をしている
- 「WAON」を利用している
- 定期預金はしたくないけどお得に貯金がしたい
- 年会費にお金はかけたくない
この5枚以外のデビットカードも参考にしたいという方は下記を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、初めての方でも安心して申し込みができるデビットカードの作り方について紹介してきました。
ポイントは「デビットカードを作るには発行元である銀行の口座が必要になる」ということ。
逆に言えば、それ以外は何も必要ないということになります。
非常に手軽ですね。入会審査が必須のクレジットカードとは段違いと言えるでしょう。
しかも、使った代金は自分の口座から即時引き落としされるので、カードでありながらまるで現金のように使うことができます。
想像してください。デビットカードを1枚持つだけで、
- 現金を引き出すためにATMを探し回る必要がない
- お昼休みなどの貴重な時間を割いてATMに並ぶ必要がない
- 入出金のたびにATM手数料を支払う必要がない
- お金の受け渡しがないのでスピーディに会計が済ませる
- 小銭で財布がパンパンになることがない
- 利用限度額は預金口座残高の範囲内だから使いすぎの心配がない
- たとえカードを落として悪用されても金融機関が補償してくれる
といった多くのメリットを得ることができます。
デメリットは銀行口座が一つ増えるだけ。
悩む必要はまったくないですね。ぜひ、今からデビットカードライフを楽しんでくださいね。
以上、「はじめてでも安心!誰でもわかるデビットカードの作り方とおすすめカードの紹介」についての紹介でした。