確認必須!クレジットカードを解約する際の9つの最終チェック項目!適当にしてしまうと後悔することに・・・
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最終更新日:2023年09月28日
解約
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「このクレジットカードは恐らくもう使わないだろう」
「メインカードもサブカードも持ってるし使わないカードは一度整理しよう」
不要になったクレジットカードがあった場合、考えることは ”解約” 。けど、初めてカードを解約する人にとっては、わからないことだらけ。
- 解約方法は?
- 解約する際の注意点は?
- 信用情報に影響はないの?
思うことは人ぞれぞれですが、何かしらの疑問はあるはずです。
そこで今回は、クレジットカードの解約における「疑問点」について、詳しく紹介していきたいと思います。
クレジットカードの解約を考えているという方は、ぜひ解約前にご一読ください。きっと疑問が解消されるはずです。
なかでも、解約する際の注意点「9つの最終チェック項目」については、非常に重要な部分となっております。
目次
- 1 簡単!クレジットカードの解約方法は電話1本でOK
- 2 クレジットカードを解約する際の9つの最終チェック項目とは?
- 3 カードを解約すると信用情報にキズがつく?
- 4 使わなくなったカード。勇気をだして解約することも大切
- 5 解約した後はきちんとカードを処分する
- 6 まとめ
簡単!クレジットカードの解約方法は電話1本でOK
「クレジットカードの解約時は、しつこく引き止められたりするの?」、「手続きとか面倒なの?」
このように思われる方も多いかと思いますが、そんな配はいりません。クレジットカードの解約方法は、電話1本でOKです。
カードの裏面に記載してある電話番号に電話をして、オペレーターに『カードを解約したいんですけど』と、解約の旨を伝えるだけ。
本人確認が済めば解約完了。およそ5分程度で終わります。
面倒な引き止めもありません。「えっ?これで終わり?」と拍子抜けするくらいあっけなく終わります。
まれに、解約理由を聞かれる事もありますが、それはあくまで統計を取るための事務的な質問。答えても答えなくてもどちらでも大丈夫です。
「答えないのもな~」という方は、素直に『不要になりました』で良いかと思います。
クレジットカードを解約する際の9つの最終チェック項目とは?
先ほど紹介した通り、クレジットカードの解約方法は非常に簡単。
ですが、解約する際には「注意しておくべき事」や「確認しておいた方が良いのでは?」と思われるポイントがいくつかあります。
解約後に、「しまった!」と後悔しないためにも、これから紹介する9つの最終チェック項目については、事前に確認されることおすすめします。
9つの最終チェック項目は以下のとおり。
- 必要ないカードをまとめて解約しようとしていませんか?
- 一番古いカードを解約しようとしていませんか?
- 未払い残高があるのに解約しようとしていませんか?
- クレジットカードに加入してすぐ解約しようとしていませんか?
- 海外旅行に行く予定はありませんか?
- 支払い方法の変更はしていますか?
- 貯まったポイントはすべて使いましたか?
- ETCカードや家族カードは利用していませんか?
- 解約手数料の確認はしましたか?
それでは、一つずつ見ていきましょう。
1.必要ないカードをまとめて解約しようとしていませんか?
必要ないカードをまとめて解約しようとしている方は注意が必要です。
確かにまとめてカードを解約するとスッキリするとは思いますが、この事が後々マイナスに働いてしまうことがあります。
それは、新規にクレジットカードを作る時や、ローンを組む時です。
カード会社やローン会社、消費者金融などは、私たちからの申し込みがあると、必ず個人信用情報機関に照会をかけます。そして、私たちの信用情報をチェックします。
その際、過去にまとめて解約した履歴が載っていると、「あれ?この人何かまとめて解約しないといけない事情でもあったのかな?」と、変に疑いをもち、警戒されてしまうことがあります。
「ただ単に使わないカードをまとめて解約しただけ」という理由はカード会社には伝わりません。伝わるのは、カードをまとめて解約したということだけ。
今後、住宅ローンを組む予定のある方は、カードの保有枚数も多少審査に影響しますので、面倒ですが期間をずらしてカードを解約される事をおすすめします。
具体的には、半年~1年ずらして解約するのが好ましいですね
なお、個人信用情報機関って何?という方は下記で紹介していますのでご覧ください。
2.一番古いカードを解約しようとしていませんか?
クレジットカードを作ると「カードを作った」という情報が、個人信用情報機関に登録されます。
この履歴は長ければ長いほど、今後新たにカードを作るときに、審査で有利に働きます。
利用頻度が少ない場合でも、加入期間の一番長いクレジットカードは、解約しないで持ち続ける事をおすすめします。
ただ、年会費が発生するカードの場合は、事情が変わります。まったく使っていないのに、年会費だけ毎年払い続けるのは非常にもったいないこと。
たとえ、利用履歴が一番長いカードでも、年会費がかかる場合は解約することも一つの手です。
途中解約。年会費は戻ってくる?
年会費を支払ってすぐに解約した場合、日割り計算して返金されるのでしょうか。
これは、残念ながら返金されることはありません。極端な話、支払日の翌日に解約したとしても、年会費は戻ってきません。
そういった場合は、割り切ってもう1年。期限が切れるギリギリまで活用しましょう。
クレジットカードを支払いに使わなくても
- 旅行やショッピングなど各種保険サービス
- 空港ラウンジ利用、パッケージツアーの割引
- 食事やショッピング加盟店の優待サービス
- チケットやエンターテインメントの優待サービス
など、お得なサービスはたくさんあります。利用次第で、年会費分はすぐに元がとれるはずです。
3.未払い残高があるのに解約しようとしていませんか?
解約をする時点で残債(支払いが済んでいないお金)があった場合、カード会社によっては「一括返金請求」を求めてくることがあります。
請求対象としては、
- 通常のクレジット利用分
- リボ払い
- 分割払い
- ボーナス払い
- キャッシング(借入)
などがあげられます。
解約をするときは、まずこれらの未払い残高がないかをしっかりと確認しておきましょう。
支払えるお金が手元にない場合はどうすればいい?
未払い額が大きい状態で解約してしまうと、一度に高額の請求がきてしまいます。
金銭的に余裕がある場合は、とくに気にする事もないでしょうが、「充分な現金が手元にない」という場合は困ります。
そんな時は、見送りです。カードを解約するのは、これらの返済がすんでから行うようにしてください。
そうすれば、高額な一括請求をもとめられることはありません。
4.クレジットカードに加入してすぐ解約しようとしていませんか?
「魅力的な入会特典に惹かれてカードを作った人」私を含めて多いのではないでしょうか?
すでにメインカードやサブカードを複数枚持っている方にとっては、「入会特典だけもらってすぐに解約してしまいたい」このように思うはず。
ですが、加入後すぐの解約はあまり良いとは言えません。入会特典目当てで加入したことが、カード会社にバレてしまうと ”要注意人物” として認識されてしまうことに。
そうなると、もう一度同じカードを発行したい時、あるいはそのカード会社が発行している他のカードを作りたいと思っても、審査で落とされてしまう可能性が高くなってしまいます。
1度くらいなら大丈夫だとは思いますが、2度、3度と頻繁に繰り返すのは非常に危険な行為だと言えます。
すくなくとも半年、できれば1年以上は保有してから、解約されることをおすすめします。その間できれば、カードを利用してあげると良いかもしれませんね。
カードを発行するのにもお金がかかっていますし、なにより、多少でも利用実績があれば、解約時の印象も悪くならないはずです。
もちろん、解約理由が入会特典目当てでなく、「思ったよりも使い勝手が悪かった」、「もっと良いカードを見つけてしまった」ということもあるでしょう。
ですが、そういった場合もやはり、半年以上は期間をあけてから解約するようにしましょう。
5.海外旅行に行く予定はありませんか?
海外旅行に行くときには、航空チケットやツアー、宿泊ホテルなどの予約を含め、いろいろな予定を立てると思います。
その中で、万が一の時に備えて、海外旅行保険についても考える機会があるはずです。
皆さんも知っての通り、クレジットカードには海外旅行保険が付帯しているものが数多くあります。
実は、その補償額は複数枚のカードで合算することができるんです。
お金を支払って契約する一般の海外旅行保険に比べて、補償額が低いクレジットカードも、2枚、3枚と合算すれば、十分治療費をまかなうことができるようになります。
そのため、海外旅行や出張に行く機会の多い方や、今後行く予定にしているという方は、解約せずに持ち続けることをおすすめします。
ただ、カード付帯の海外旅行保険は、保有しているカードが「自動付帯」なのか「利用付帯」なのかなど、いろいろ注意点があります。
詳しくは下記で紹介していますのでぜひ一度ご覧ください。
6.支払い方法の変更はしていますか?
解約予定のクレジットカードで、公共料金や電話料金などの支払いをしている場合は、予め違うカードに変更しておかなければなりません。
なぜなら、そのカードで支払い契約を結んでいる会社には、「カードを解約した」という情報が通知されないためです。
変更手続きを忘れたままだと、公共料金などの支払いができず延滞してしまうことになってしまいます。
特に、携帯電話の分割払いは要注意です。うっかり延滞してしまうと、あなたの信用情報にキズがついてしまうことにも繋がります。
以下の支払いをしている場合は、必ず別カードに引き落としを変更してから、解約するようにしましょう。
- 公共料金(電気、ガス、水道など)
- 携帯電話料金
- プロバイダ料金
- 新聞などの定期購読
- 家賃、管理費、共益費、住宅ローンなど
- 学校や保育園などの定期的な支払い
7.貯まったポイントはすべて使いましたか?
クレジットカードを解約すると、これまでに貯めたポイントはすべて使えなくなってしまいます。
当然といえば当然ですが、せっかく貯めたポイントがなくなるのはもったいない。
ポイントがまだ残っているという場合は、ほしい商品と交換できるまできっちり貯めて、すべて使い切ってから解約するようにしましょう。
カード会社によっては、解約前にポイント交換の手続きをしていたとしても、解約と同時に申請が無効になってしまう場合もあります。
確実性を求めるなら、交換した商品が手元に届いてから、解約手続きを行うのがベストですね。
解約してもポイントがなくならないカードもある
「解約してもポイントがなくならない」
実は、こういったカードも中にはあります。
例えば、楽天カードのようにカードではなく、自分のアカウントに紐付けされ貯まっていくポイントは、解約してもポイントがなくなることはありません。
アカウントIDを削除した時にはじめて、ポイントがなくなってしまいます。
このような場合は、解約前にポイントを貯めたり、使い切ったりする必要はないですね。いつでも解約できます。
8.ETCカードや家族カードは利用していませんか?
ETCカードや家族カードは、あくまでクレジットカードの「追加カード」のひとつ。
親カードを解約すれば、それに付帯して発行されたETCカードや家族カードなどの子カードも、同時に使用できなくなってしまいます。
普段からETCカードを利用しているという方は、代わりとなるETCカードを、前もって準備しておきましょう。
「うっかり解約したカードでETCゲートを通過してしまった」なんてことにならないよう気を付けてくださいね。
また、クレジットカードに紐付されたiDやQUICPayといったポストペイタイプの電子マネーも、解約と同時に使用できなくなってしまいます。合わせてご注意ください。
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9.解約手数料の確認はしましたか?
非常にまれなケースになるので「注意点としてあげなくてもいいかな?」とも思いましたが、一応念のために。
カード会社は、解約に関する規定をそれぞれで設けています。中には、カードに加入してからの期間が短い状態で解約をすると、解約手数料が発生するというカードも存在しています。
既定の期間が過ぎてから解約すれば何の問題もないですが、知らずに解約すると手数料を取られてしまいますので注意が必要です。
とは言っても、解約手数料が発生する場合には、必ずオペレーターの人が教えてくれますので、「知らないうちに解約手数料を取られていた」なんてことにはならないので安心してください。
以上が、クレジットカードを解約する前に確認しておいてほしい ”9つの最終チェック項目” となります。
後悔のないようにしっかり確認しておいてくださいね。
カードを解約すると信用情報にキズがつく?
「クレジットカードを解約すると、信用情報にキズがついてしまう」
このように心配される方も多いようですが、安心してください。カードを解約したからといって、信用情報にキズがつくことはありません。
単に、カードを契約した開始日から終了日までが記載され「解約した」という情報が残るだけです。
もちろん、それが原因で、今後新しくカードを作る時やローンを組む時に、悪影響を及ぼすということは一切ありません。気にせず解約しましょう。
短期間に連続して解約するのは危険!
ただし、短期間のうちに連続して解約している場合は注意が必要です。
なぜなら、短期間に解約を繰り返していると、「この人は、短期解約を繰り返している、もしかして入会特典目当ての常習犯なのでは?」などと疑われてしまう危険性があるからです。
そうなると、新しくカードを作ろうと申し込んだ時、「この人は入会特典目当てだから、発行してもすぐに解約されそうだ。カードの発行は見送ろう」となり、審査で落とされてしまいます。
たとえ、純粋にカードを使いたいと思って申し込んでいたとしてもです。
カード会社に「短期解約者」のイメージを持たれるというのは、カード会社からの信用を失っているということになってしまいます。
不自然な解約や切り替え。半年以内に2度、3度と繰り返すのは避けておいた方が無難ですね。
解約記録はいつ消える?
では、短期解約を繰り返していた場合、その記録はいつになったら消えるのでしょうか。
それは、5年間です。
カードの入会日や解約日を含め、その人のカード履歴は個人信用情報機関に5年間保存されます。
これを消すには ”時間” だけです。その間は短期解約をしたことが、すべてのカード会社に筒抜けとなってしまいます。
残念ですが、消える時が来るまで待ちましょう。
使わなくなったカード。勇気をだして解約することも大切
せっかく作ったカードを解約するのは、少し勇気のいることです。今までずっと使っていたりすると、なおさら愛着もわき解約しづらいというもの。
「使う予定はないけど一応持っておこうかな」。非常にわかります。
ですが、時には思い切って解約することも大切です。
なぜなら、使わなくなったカードというのは、どうしても管理不足になってしまいがち。セキュリティ面からすると少々不安が残ってしまいます。
クレジットカードには、第三者による不正利用の被害額を補償してくれる「盗難保険」と呼ばれるサービスが付帯していますが、適用されるにはいろいろと条件があります。
その中で特に注意したいのが ”申請期限” という条件。要は、決められた期間以内に申請しないと、被害額は補償しませんよ。ということです。
先程も述べましたが、使わなくなったカードというのは管理不足になってしまいがちです。
カードを紛失したり、盗難にあったとしても、利用明細書を見なくなるので気づきにくい。気づいた時には、申請期限をすぎていた。なんてことにもなりかねません。
時には解約する勇気も大切です。一度考えてみてくださいね。
解約した後はきちんとカードを処分する
解約していらなくなったカードは、カード会社に返却するのではなく、自分で処分することになります。
その際、ゴミ箱にそのままポイッと捨てるのではなく、きちんと処理したのちに破棄するようにしてください。
でないと、思わぬところで個人情報が漏れてしまうことにも。
特に
- 磁気ストライプ
- ICチップ(ない場合もあり)
の2点は、個人情報がたくさん詰まっています。ハサミなどを使って、これでもかというくらい確実に破壊しておきましょう。
カードの正しい処分方法については下記でも紹介していますので、個人情報を完全に消去したいという方は、ぜひ一度読んでみてください。
まとめ
今回は、クレジットカードの解約にかんする疑問点について紹介しました。要点を簡単にまとめると
- 解約は電話1本でできる
- まとめて、あるいは連続して解約すると信用力低下に繋がる
- 未払い残高がある状態で解約すると一括返済を求められることがある
- 海外旅行保険は複数枚のカードで合算できる
- 支払方法を変更していないと引き落としができずに延滞してしまう
- 解約すると貯めたポイントは無価値になる
- 付帯カードは解約と同時に利用できなくなる
- 解約によって信用情報がキズつくことはない
- 解約したカードはきちんと破棄する
クレジットカードはどんどん新しいサービスが出てきます。より魅力的なカードがあれば、それに乗り換えるのは利用者としては当然。
ですが、カードの解約は簡単でも作る場合はそうもいきません。解約した後に後悔しないためにも、今回ご紹介した9つのチェック項目については、最低限確認してから解約するようにしてくださいね。
以上、「確認必須!クレジットカードを解約する際の9つの最終チェック項目!適当にしてしまうと後悔することに・・・」の紹介でした。