保存版!コンビニで使える電子マネーを徹底比較!支払いができない商品も合わせて紹介
公開日:
:
最終更新日:2023年09月28日
コンビニで使える電子マネー
※当サイトはアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています
様々な少額決済の場で、現金の代わりとして使われている電子マネー、今回は「各コンビニごとに使える電子マネー」についてまとめてみたいと思います。
「この電子マネーって、このコンビニで使えるのかな?」と思った時には、ぜひ活用してみてください。
目次
10月1日(火)より「キャッシュレスポイント還元事業」がスタート
2019年10月1日(火)より2020年6月30日までの期間限定でLINE PayやPayPay、各種クレジットカードや電子マネーなどで決済することで、5.0%または2.0%が還元される「キャッシュレスポイント還元事業」がスタートしました。
これにともない各コンビニでも2.0%の還元を受けることができます。
ただ、コンビニでの還元方法は通常のポイント還元とは異なり、「即時還元」と呼ばれるその場で2.0%分が会計から差し引かれる形となります。
例えば、1,000円分の商品を購入した場合、2.0%分の20円が差し引かれた980円の支払いで済むといった感じです。
わざわざ決済事業者からのポイント還元を待つ必要がない分、非常にわかりやすい還元方法と言えますね。
対象となるコンビニは、確認できたところで「セブン−イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ」の大手コンビニ4社に加え、「セイコーマート、ポプラ」の2社が2.0%即時還元に対応しています。
デイリーヤマザキについても2.0%のポイント還元には対応していますが、こちらは決済方法が楽天Edyのみと限定的で、その場での即時還元ではなく決済後30日後にギフトポイントが還元される形となります。
受け取り方法は、Edyチャージ機、楽天Edyアプリ(おサイフケータイ対応スマートフォン)などで受け取ることが可能です。
コミュニティ・ストアについては、今のところポイント還元の確認はとれていません。
2020年6月30日までという短い期間ですが、少しでも損をしないようできるだけ支払いは現金を使わずキャッシュレス決済にしておきましょう。
コンビニごとに使える電子マネーの比較
今回ご紹介するコンビニは以下の8つ。(今後も追加していく予定です)
セブン-イレブン※2.0%即時還元対応
利用可能な電子マネー |
nanaco / 楽天Edy / QUICPay+ / iD / Apple Pay / Google Pay |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca |
支払いできない商品・サービス |
【nanaco以外】
【nanaco】
|
セブン-イレブンでは「nanaco / 楽天Edy / QUICPay+ / iD」の4つの電子マネーに加え、「Apple Pay / Google Pay」が利用可能となっています。
また、JR系の電子マネー「キタカ / スイカ / トイカ / イコカ / スゴカ」や私鉄・地下鉄・バスの電子マネー「パスモ / ニモカ / はやかけん / マナカ」といった、いわゆる交通系電子マネーも利用することができます。
ローソン※2.0%即時還元対応
利用可能な電子マネー |
iD / QUICPay+ / 楽天Edy / WAON / Apple Pay / Google Pay |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca / PiTaPa※ ※一部店舗のみ利用可能 |
支払いできない商品・サービス |
|
ローソンでは「iD / QUICPay+ / 楽天Edy / WAON」の4つの電子マネーに加え、「Apple Pay / Google Pay」が利用可能となっています。
交通系電子マネーにおいては「キタカ / スイカ / トイカ / イコカ / スゴカ / パスモ / ニモカ / はやかけん / マナカ」の9つに加えて、「PiTaPa」も利用することができます。
ただし「PiTaPa」が利用できるのは、一部店舗のみとなっています。
ファミリーマート※2.0%即時還元対応
利用可能な電子マネー |
楽天Edy / WAON / ユニコ / iD / QUICPay+ / Tマネー / Apple Pay / Google Pay |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca / PiTaPa※ ※近畿2府4県の全店舗と三重県、愛知県の一部店舗で利用可能 |
支払いできない商品・サービス |
|
ファミリーマートではコンビニ最多となる「楽天Edy / WAON / ユニコ / iD / QUICPay+ / Tマネー」の6つの電子マネーに加え、「Apple Pay / Google Pay」が利用可能となっています。
「ユニコ」はもともとサークルKサンクスでのみ利用可能な電子マネーでしたが、ファミリーマートへのブランド転換後はファミリーマートで利用できるようになっています。
交通系電子マネーにおいては、ローソン同様「PiTaPa」を加えた10つが利用可能となっています。
ただし「PiTaPa」が利用できるのは、近畿2府4県(大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県)の全店舗と三重県、愛知県の一部店舗のみとなります。
ミニストップ※2.0%即時還元対応
利用可能な電子マネー |
WAON / iD / QUICPay+ / 楽天Edy / Apple Pay / Google Pay |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca |
支払いできない商品・サービス |
|
ミニストップでは「WAON」を軸に、「iD / QUICPay+ / 楽天Edy」の4つの電子マネーに加え、「Apple Pay / Google Pay」が利用可能となっています。
交通系電子マネーにおいては、セブン-イレブン同様「キタカ / スイカ / トイカ / イコカ / スゴカ / パスモ / ニモカ / はやかけん / マナカ」の9つが利用可能となります。
セイコーマート※2.0%即時還元対応
利用可能な電子マネー |
ペコマ / WAON / 楽天Edy / iD / QUICPay / Apple Pay / Google Pay |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca / SAPICA※ ※札幌市内のお店のみ利用可能 |
支払いできない商品・サービス |
|
セイコーマートでは独自の電子マネー決済「ペコマ」を軸に、「WAON / 楽天Edy / iD / QUICPay」の5つの電子マネーに加え、「Apple Pay / Google Pay」が利用可能となっています。
交通系電子マネーにおいては「キタカ / スイカ / トイカ / イコカ / スゴカ / パスモ / ニモカ / はやかけん / マナカ」の9つに加えて、「SAPICA」が利用できます。
ただし「SAPICA」が利用できるのは、札幌市内の店舗のみとなっています。
ポプラ※2.0%即時還元対応
利用可能な電子マネー |
iD / QUICPay+ / 楽天Edy / WAON / Apple Pay / Google Pay |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca |
支払いできない商品・サービス |
|
ポプラでは「iD / QUICPay+ / 楽天Edy / WAON」の4つの電子マネーに加え、「Apple Pay / Google Pay」が利用可能となっています。
交通系電子マネーにおいては「キタカ / スイカ / トイカ / イコカ / スゴカ / パスモ / ニモカ / はやかけん / マナカ」の9つが利用可能となります。
なお、ポプラグループである「生活彩家 / くらしハウス / スリーエイト / ハイウェイ彩家」においても、同様の支払い方法となっています。
デイリーヤマザキ※ポイント還元対応
利用可能な電子マネー |
iD / QUICPay+ / 楽天Edy / Apple Pay / Google Pay |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca |
支払いできない商品・サービス |
|
デイリーヤマザキでは「iD / QUICPay+ / 楽天Edy」の3つの電子マネーに加え、「Apple Pay / Google Pay」が利用可能となっています。
交通系電子マネーにおいては「キタカ / スイカ / トイカ / イコカ / スゴカ / パスモ / ニモカ / はやかけん / マナカ」の9つが利用可能となります。
コミュニティ・ストア
利用可能な電子マネー |
楽天EdyやQUICPay+といった電子マネーは利用不可 |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca |
支払いできない商品・サービス |
|
コミュニティ・ストアでは「楽天Edy」や「QUICPay+」といった電子マネーは利用できませんが、交通系電子マネーの「キタカ / スイカ / トイカ / イコカ / スゴカ / パスモ / ニモカ / はやかけん / マナカ」の9つについては利用可能となっています。
「ココストア」「エブリワン」は全店閉店。ファミマに衣替え
一部の地域で絶大な人気を誇っていたコンビニエンスストア「ココストア」「エブリワン」は、ファミリーマートとの吸収合併により、2016年10月31日をもって営業を終了し、ファミマに転換されました。
店名あらため「TAC-MATE」、「RICストア」
ファミリーマートと合併したことで、「ココストア」「エブリワン」の店舗名はなくなりました。
が、一部店舗はエネルギー事業大手の「ミツウロコグループホールディングス」に経営譲渡され、店名を「TAC-MATE(タックメイト)」、「RICストア」に改め、今も営業を継続しています。
これまでと変わらない品揃えとサービス。そして、24時間「焼きたてパン」や「出来立て弁当」、名物商品の「ばくだんおにぎり」は今も健在です。
ファンにとっては朗報となりましたね。
ただ、電子マネーでの支払いやクレジットカードでの支払いには、対応していない模様です。
「スリーエフ」は全店閉店。「ローソン・スリーエフ」のダブルブランドへ転換
南関東を中心に展開していた中型コンビニチェーン「スリーエフ」は、2017年4月12日にローソンと提携し、ブランド名を「ローソン・スリーエフ」へと転換すると発表しました。
そして、翌2018年1月30日にすべての「スリーエフ」店舗が閉店し、「ローソン・スリーエフ」へとブランド転換が完了しました。
ちなみに、スリーエフが2018年1月30日にあげた最後のツイートでは、約1万5000件のリツイート、約1万8000件のいいね、そして300を上回るリプライ(返信)が寄せられるなど、別れを惜しむ声が続出したそうです。
「サークルKサンクス」と「セーブオン」は営業終了
サークルKサンクスは2016年9月にファミリーマートとの経営統合以降、早期に「One FamilyMart」を実現させるべく、加盟店・取引先・本部が一体となって、全国36都道府県に展開する「サークルK」「サンクス」の「ファミリーマート」へのブランド転換を進めてきました。
そして、約2年3ヶ月後の2018年11月30日(金)に国内すべてのサークルK・サンクス店舗の営業が終了し、ファミリーマートへのブランド転換が完了しました。
また、2017年1月にローソンとフランチャイズ(FC)契約を結んだセーブオンも、1年7ヶ月後の2018年8月31日(金)をもって営業を終了し、ローソンへのブランド転換が完了しました。
コンビニごとに使える電子マネーの一覧表
コンビニごとに使える電子マネーの一覧表を作っておきますので、早見表としてご活用ください。
楽天Edy | iD | QUICPay+ | WAON | nanaco | |
セブン-イレブン | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
ローソン | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
ファミリーマート | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
ミニストップ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
セイコーマート | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
ポプラグループ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
デイリーヤマザキ | ○ | ○ | ○ | × | × |
コミュニティ・ストア | × | × | × | × | × |
Tマネー | ユニコ | Apple Pay | Google Pay | |
セブン-イレブン | × | × | ○ | ○ |
ローソン | × | × | ○ | ○ |
ファミリーマート | ○ | ○ | ○ | ○ |
ミニストップ | × | × | ○ | ○ |
セイコーマート | × | × | ○ | ○ |
ポプラグループ | × | × | ○ | ○ |
デイリーヤマザキ | × | × | ○ | ○ |
コミュニティ・ストア | × | × | × | × |
Kitaca / Suica / TOICA / ICOCA / SUGOCA / PASMO / nimoca / はやかけん / manaca | PiTaPa | SAPICA | |
セブン-イレブン | ○ | × | × |
ローソン | ○ | ○ | × |
ファミリーマート | ○ | ○ | × |
ミニストップ | ○ | × | × |
セイコーマート | ○ | × | ○ |
ポプラグループ | ○ | ○ | × |
デイリーヤマザキ | ○ | × | × |
コミュニティ・ストア | ○ | × | × |
au WALLETは使える?
au WALLETは「MasterCard加盟店」で使うことができますので、MasterCardブランドで決済可能なコンビニであれば、どこでも利用することができます。
もちろん今回ご紹介したコンビニであれば、8店舗すべてにおいてau WALLETを使って買い物することができますので安心して下さい。
au WALLET | |
セブン-イレブン | ○ |
ローソン | ○ |
ファミリーマート | ○ |
ミニストップ | ○ |
セイコーマート | ○ |
ポプラグループ | ○ |
デイリーヤマザキ | ○ |
コミュニティ・ストア | ○ |
au WALLETをコンビニで使う際の注意点
au WALLETはプリペイド(前払い)型の電子マネーと銘打っていますので、他の電子マネーと同じように使えると思われがちですが、実は違います。
nanacoなどの電子マネーを使う場合は、電子マネーを読み取る機械に ”かざして” 決済を行いますが、それは、カード内部に「FeliCa(フェリカ)」と呼ばれる、かざすだけで決済ができるICチップが埋め込まれているからです。
ですが、au WALLETにはこの「FeliCa ICチップ」が内蔵されていませんので、他の電子マネーと同じように、読み取り機にかざしたとしても決済することはできません。
では、どうやって使うの?
au WALLETをコンビニで使う場合は、読み取り機にカードをかざすのではなく、クレジットカード決済の時と同じように、店員さんにカードを渡して「CAT端末(カード決済を行う機械)」に通して決済を行います。
このあたりのことを把握できていない店員さんもなかにはいらっしゃるようで、「au WALLETでは支払いができないと断られた」あるいは「会計が終わるまでに時間がかかった」というトラブルも出ているようです。
トラブルにならないためには?
そういったトラブルにならないための方法としては、「カード払いでお願いします。」といって、au WALLETを店員さんに渡すのが一番です。
万が一、支払い方法を聞かれた際には、「1回払い」と伝えておいてください。
このことは公式サイトにも記載されていますので、au WALLETを使う上で、もっとも適した方法だと言えますね。
ちなみに、au WALLETはクレジットカードと同じネットワークで決済が行われますので、受取ったレシートには「クレジット」と表記されますが、これは正常ですので安心してください。
まとめ
今回は、コンビニで使える電子マネーについて紹介してきました。
こうして改めて見てみると、楽天Edyのように11ヶ所すべてのコンビニで利用できるものもあれば、nanacoのようにセブン-イレブンでしか利用できないものまで、使える電子マネーも実に様々ですね。
電子マネーを使って支払いをすれば、ポイントがついたり、割引などの特典を受けられることもありますので、自分がよく行くコンビニではどの電子マネーが使えて、どれがお得になるのかをしっかり把握して、現金払いにはない ”お得感” をぜひ実感してみてくださいね。
以上、「保存版!コンビニで使える電子マネーを徹底比較!支払いができない商品も合わせて紹介」についての紹介でした。
なお、コンビニでは「クレジットカードを使いたい!」あるいは「スマホ決済を利用したい!」という方は、下記で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
実はnanacoカードを使えば、”間接的” に税金をクレジットカードで支払うことができるんです。
”裏ワザ” という程のことでもないですが、気になる方や、税金を現金払いにしているという方は、ぜひ一度読んでみてください。